海外ドラマ「メンタリスト」シーズン5の第11話、「ルビーのネックレス(Days of Wine and Roses)」の感想です。
公園で遺体となって発見された被害者・チャーリー。麻薬依存症だった彼女が入所していたという更生施設へ捜査に入りますが、今回リズボンは別件で忙しく、代わりにジェーンが頑張るという、いつもお決まりのパターンとは逆のエピソードでございます。
それでは、以下ネタバレあり感想です。
チャーリーが発見された公園は麻薬取引によく使われていた場所だったため、はじめは麻薬を買いにこっそり施設を抜け出したのではと思われていました。
しかし、以前母からネックレスを盗んだことを後悔しており(親からのメッセージカードで改心したなんてとてもいい子です)、真剣に更生と向き合っていたとジェーンは推理。
ジェーンは施設の中でいろんな人から高価なものを盗みまくり、「盗み依存症」を演じます。
そしてチャーリーから盗んだネックレスもジェーンに盗まれたと考え、所在を確認している犯人を突き止めます。その犯人は、ライル先生でした!
なんと、ギャンブル依存症により底をついた金銭を得るため、チャーリーのネックレスが欲しかったのだとか。
「親にわざわざ返すなんて勿体ない!」だなんて、性根が腐ってます。更生を助ける先生のはずが、更生を防ごうとするだなんて...信じられません。
よくあくびをしていたので、本当は夜勤ではなく麻薬による生あくびなんじゃ?と疑っておりましたが、ギャンブルによる夜更かしでございました💦
見事犯人を突き止めたジェーンは、他にもチャーリーの彼氏を明らかにしたり、チャーリーのルームメイト・スージーの正体を明らかにしたりと、流石の力をみせておりました。
彼氏を見つけるときのはすごかったですよね。ただ狙っているだけの女たらしに「寝たんだろ?」と発破をかけ、本物の彼氏に激怒させるという...
取っ組み合いになった2人に何をするでもなく、ただ「チョーウ!」と叫んだだけというのはジェーンらしいです。もめ事をおこすくせにもめ事は嫌い。笑
スージーに関しては、紅茶を飲むことや「ジェーン」の綴りを確かめたことから、その正体はゴシップを狙ったジャーナリストであると明らかにしました。あの「しまった」という顔、ジェーンさんはニヤニヤでしたよねきっと。
今回あまり捜査に加わっていなかったリズボンの代わりにチョウがジェーンのおもりをよくしていたのですが、中でもサングラス姿のチョウは良かったですよねー!
「いかにも警察って感じで怖がっちゃうよ」的なことをチョウに言っていたジェーンですが、警察というよりむしろギャングというかSPというか...怖いオーラ満載のチョウでした。
ジェーン作戦に乗って「こいつはこういう悪いクセがあるんだ」とか「盗ったものを出せ」とか言うチョウさんは、作戦というより素で言ってる感じがしてちょい怖でしたし。笑
でも、なんだかんだジェーンに一番理解があるのもチョウなのがいいですよね~
今後も二人の絡みに期待!
あまり事件捜査に身が入っていなかったリズボンは、ヴォルカー逮捕のため尽力しておりました。
ヴォルカーの用心棒・ミルクを捜査できることになり、にっこにこだったリズボン。しかし、ミルクはギャングの争いに巻き込まれて死亡してしまいした。恐らく、ギャングの争いと見せかけてヴォルカーが始末したと思われます。
その時、「力を貸して」とジェーンに振り絞るような声で発したリズボンが...もう、見ていられないくらいにくたびれていて...ジェーン、守ってあげて!!!
何度も、リズボンを心配していたジェーンですが、そのたびに「大丈夫よ」と答えていただけに、この言葉に重みを感じます。
いつもはレッド・ジョンに執着するジェーンをリズボンが心配する立場でしたが、今回はその逆。なんとか、ジェーンの手助けのもと、リズボンが逮捕に成功することを願っています。
未だジェーンはヴォルカーに対峙していなかったと思うので、今後どう展開するか楽しみです。「僕のリズボンをこんな目にあわせてー!」とジェーンさんの心中はお怒りでいっぱいだと思うので、こてんぱんにやっつけていただきたいですね!
では、お読みくださりありがとうございました!