海外ドラマ「メンタリスト」シーズン6の第5話「赤いタトゥー(The Red Tattoo)」の感想です。
今回の事件の被害者はヴィジュアライズ信者ということで、スタイルズの右腕クーパーが登場、ヴィジュアライズ信者のハフナーも捜査に加わります。
では、以下ネタバレあり感想です。
レッド・ジョン候補・ハフナー
ハフナーがお髭はやしてる～！より怪しさが増し増しになっておりました。
相変わらず何を考えているのか全然分からないし、リズボンに向かって忠告というか脅しもするし、今後も目を離せなさそうです。
しかも、その忠告はヴァンペルトがいる時にもしちゃうし、何なら前から言ってた気もするし、怪しいですよね。
ヴィジュアライズもしくはレッド・ジョンの命令で動いてるけど、リズボンの事が好きだから「ジェーンには関わるな」と忠告しているのでしょうか。
相変わらずテレサ呼びだし、絶対リズボンの事好きですよね～その執着心が怖い。
でも、事件解決後挨拶もなしに去っていったのは意外でしたね。リズボンのこと好きだから口実を見つけては会いに来ると思っていたのに。
まさか、どうしても外せない用事があったとか...？怪しいですね。
あとはクモが怖いという描写も印象的でしたね。
レッド・ジョンは、高所恐怖症もしくは何らかへの恐怖心があるとのことなので、ハフナーはクモが怖いというのは結構大きな手がかりになるにでは、と思います。
マカリスター保安官は高所恐怖症ではありませんでしたし、今のところはレッド・ジョン候補者の中で唯一怖いものがある人物となりました。
さらにハフナーについては、CBIから直接の死因はナイフではなく大動脈だと教えてもらっていたことも気になりますよね。
CBIのお友達って誰だー！？その人もきっとヴィジュアライズ信者ですよね。
となると、CBI内部にもしかしたら敵が潜んでいるのかも...
ハフナーの動きとともに、「CBIのお友達」の正体も気になるところです。
時間・場所トリックの真相
そんなハフナーに助けてもらうことなく、「同じ時間に犯人が違う場所に存在する」というトリックを見事解き明かしたジェーン。
なんと、フロストを殺したのは被害者のパークマンで、パークマンは誰にも殺されていなかったのです。
時系列順に整理すると、まず付き合っていたパークマンが自分を置いていくことが不満で、お金を要求したフロスト(二人は同意の上付き合っていたが、フロストは未成年の為フロストの証言次第では法に触れる)。
しかし、パークマンはお金を渡すとみせかけフロストを殺害。このとき、手製のサイレンサーが機能したため、銃声は聞こえませんでした。
その後パークマンはホテルに向かうも、フロストにナイフで刺されたことに焦っているうちに、ホテルの警備員がドアを叩きます。
窓からジムで使うゴムバンドをパチンコの要領で銃を始末するも、その時に銃が暴発して銃声が。そして同時に、バンドを引っ張った時に大動脈が裂けてしまい、死に至ります。
いやー、今回の事件はなかなか面白かったですよね。
いやもちろん、毎回面白いんですけど、「時間や居場所のトリックなんて元々なかった」という事実に加え、二人はゲイだったという事実もきちんと伏線が貼られていたため自然な設定で、良かったです。
それにしても、ひらめきジェーンさん可愛いですよね。急にルンルンになっちゃうんだもん。
忍び寄るレッド・ジョンと新たな情報
では事件のお話をここらで終えて、問題の私立探偵・キラのお話を。
私、ここでチョウさんの新しい恋のはじまりか！？とワクワクしたんですよ。
心なしかサマーっぽい雰囲気の方でしたし、ジムでキラと別れた直後のチョウさんの表情がなんとも言えないニヤけ具合でしたもの！
キラはキラでCBIに押しかけちゃう熱愛ぶりで、これは恋に発展確定！と思った矢先に明らかになった盗聴の事実。
ジェーンはなんであんなにすぐ気づいたのでしょうか？凄すぎです。
そして、盗聴器を水没させたと見せかけ逆に盗聴器を仕掛けるという有能ぶりを発揮したのですが、なんとキラはレッド・ジョンと思われる人物に殺害されてしまいます。
てっきりヴィジュアライズが雇ったと思い込んでいたジェーン、違うと気づいた瞬間の慌てぶりが尋常じゃありませんでした。
間に合わないと判断し市警に応援を頼むも、ジェーンにある手がかりを残して絶命してしまいます。
あのジェーンの慌てぶりが、これ以上レッド・ジョンの被害者を出したくないという思いを感じさせますよね。一時期のサイコパスぶりが落ち着いたのかも。
キラが亡くなる前に残した言葉は、「タトゥーが左肩にある男」。
ジェーンはその言葉とキラの左肩についた血を見て、レッド・ジョンは左肩に3点のタトゥーがある男だと確信。
これはなかなか大きな情報なのでは！？
この情報を掴んだことをレッド・ジョンはまだ知らないはずですし、ジェーンが今後どう動いていくかが楽しみですね！
他のレッド・ジョン候補たち
そうそう、それとカークランドの死を不審に思ったチームのみんなが調べていましたね。
逃走したからやむなく射殺したとの情報を得ましたが、それにしては6発も撃ったことが怪しいと考えるチョウとリグズビー。
しかも、護送車の男はショックを受けてストレス障害になっているとのことらしいので、その線からの捜査も進みそうですよね。早くスミスに辿り着いて～
ジェーン本人ではなく、みんながそう思って調べるということが、ジェーンvsレッド・ジョンという構図からジェーンとその仲間達vsレッド・ジョンという構図に変化しつつあるなと感じました。
ジェーンもみんなに頼り始めていますし、チームの力でレッド・ジョンに勝ってほしいですね。
加えて、怪しいと言えばずっと居所不明のスタイルズがちょっと怪しいですよね。
スタイルズについては、レッド・ジョンを良く知ってるジェーンの協力者であるという推理をしている私ですが、ローレライのビデオのあたりからいなくなってるだなんて、疑わざるをえません。
クーパーは隠しているわけではなく、本当に知らなさそうですし。
ジェーンはスタイルズの不在について何か思うところがあるのでしょうか？
チョウの恋路
ではチョウについて話を戻しますと、キラとの出会いに頬が緩みっぱなしだったためにあの結末はさぞかしショックだったでしょうね。
サマーもリグズビーも結婚して寂しく感じていただろうし。
しかもサマーに雰囲気が似ていたから余計に辛そうです。
ジェーンに盗聴の事実を知らされたときは平然としていましたが、アイスマンな表情の裏できっとショックを感じていたと思います。
それに対し、無神経なリグズビーよ。笑
チョウは「聞きたくない」「黙ってろ」と言ってるのにそれが耳に入っていないかのごとく惚気話を続けるリグズビー。
この二人、漫才コンビかってくらい面白すぎです。「求婚する勇気をくれた」と感謝するリグズビーに対して「後悔してる」って😂
声出して笑っちゃいました。
いらないと言ってるのに買ってあげるリグズビー優しい、と思いましたが、リグズビーの惚気に食欲が失せちゃったチョウの分まで悪びれもなく食す姿は全然優しくなかったですね。笑
リグズビーの縁結びは全然功を奏さなそうですが、見ている第三者的に面白いことは間違いないと思うのでぜひ見たいですね。
チョウにとっては迷惑でしかないと思いますが😅
フルーツ屋さんでコーヒーを頼んじゃうくらいお茶目なアイスマン・チョウの新しい恋にも期待です！
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では、お読みくださりありがとうございました！
