たーこいずの宝箱

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名探偵コナン(サンデー27号)FILE1074「風の追跡」感想

2021/6/2発売のサンデー27号に掲載されている名探偵コナンFILE1074「風の追跡」の感想です。シリーズ第2話。

風の女神に助けられたコナンは、どう犯人を追跡するのか?

そして博士は無事なのか?

お久しぶりなあの人も登場です。

 

では、以下ネタバレあり感想です。



 

前話についての感想はこちら↓

turquoise2134.hatenablog.com

 

気になること2つ

コナンから事情を聞いた萩原の姉ちゃんこと千速は

君がそう言うのなら...そういう事なんだろう...

とコナンの言葉を信じ、犯人を追跡する術を持つコナンを白バイの後ろに乗せて追跡することをあっさりと決意。

この言葉、やっぱり千速はコナンのことを知っていたっぽいですよね?

その後の追跡でもコナンに全幅の信頼を置いているようですし、やはり揺れる警視庁の件でコナンを知っていたということでしょうか。

それにしても、呼び寄せた隊員のヘルメットを貰い、手で押して帰らせるだなんて、千速もなかなか気の強い性格をしております。笑

こういう強い女の子キャラ大好物。それになんだか男の子の、萩原の姉という感じがしていいですね。

 

探偵バッジで博士がコナンに伝えた犯人の気になる2つの発言とは、

①死んでも5時間以内なら大丈夫

このことから、犯人は虹彩認証システムのことを言っており、やはり目的は金庫破りなのだと推理。

死んでいても5時間以内なら眼球の虹彩を読み取れるなんて知らなかったです。今後のスパイ映画とかにも出てきそうな情報ですね。笑

 

②いざとなったらかえればOK

はじめ、コナンは車を乗り換えるつもりなのかと予想しましたが、その後偽装されたナンバープレートが道端に捨てられていたことから、ナンバープレートのことを言っていたのだと推理。

しかし、その後検問を突破したトリックのことを言っていたのだとコナンは気づきます。

ちなみに、捨てられていた偽装ナンバーは「川崎320 し 56-48」。"殺し屋"って、犯人も愉快ですね😂

 

お久しぶりの横溝・弟登場

一方、レストランの駐車場では小五郎・蘭と園子が合流。

小五郎は首筋にスタンガンと思われる火傷の跡がある二人組を発見し、犯人は駐車場で適当な客を待ち伏せし名前を奪って入店したのだと推理。

社長はSNSで食事することを自慢していたのだとか...本当に自衛意識が皆無です💦

 

そこに現れたのは横溝重悟!いやぁ本当に久しぶりです。もはや生存確認ですよ。

私調べによると81巻収録の「蘭も倒れたバスルーム」以来です。懐かしい。

この調子で兄も近々登場してくれたらいいですね。

 

では話を戻しまして、重悟は強盗殺人で指名手配中の知苑大哉(ちえん・だいや)と禄江(ろくえ)の夫婦が犯人だと言います。

そして小五郎らを「死神一家」と呼びます。言い得て妙。笑

しかし眼鏡のボウズがいないことに気づき、蘭が「ちはや」という女神様みたいな綺麗な人と追跡中だと言うと、

まさか千速が...あのボウズと一緒にいるっていうのかよ!?

と驚きます。

 

いや、私も驚きましたよ!!え、重悟は千速を呼び捨てする仲なのですか!?

最初に思ったのはもしかして彼女...!?ということでしたが、もしかしたら警察学校時代の同期とか、昔同じチームだったとかかもしれないですね。

ちょっと警察関係者の年齢を把握できていないので何とも言えないのですが、どうなんでしょう。

もし彼女だったりしたら、とても萌えますね...夫婦以外で最初から結ばれた段階で登場するのは珍しいのでは?羽由美は一応別れていましたしね。

 

呼び方に加え、コナンと千速が一緒に追跡していることに驚いていたことも少し気になりました。

単純にボウズを連れていくなよな、という呆れとはとりにくかったような。

考えられるのは、白バイの二人乗りをしている隊員がいるという情報を小耳にはさんでいて、それが千速だったのかよという驚き。

もしくは、千速の暴走ぶりを知っているからこそ、ボウズを後ろに乗せているのかよ、という驚きというか心配。

さらに深読みするならば、有能な千速と頭の切れるボウズの相性の良さを勘づいていたからこそ出会ったことに驚いた、もしくはボウズのことを千速が知っていることを知っていたので出会ったことに驚いた。

と、こんな感じでしょうか?どれか当てはまっていたりするといいな。

 

音による追跡

探偵バッジを取り上げられた博士をこのまま追跡することは難しいかと思われましたが、博士の眼鏡のツルは外すと盗聴器になるため、音を頼りに追跡を続行することに。

いや、まだだ!まだ手は残ってる!!あきらめる必要は全然ないよ!!

と力強く言うコナンに子どもの頃の萩原をダブらせる千速。これは、やっぱり揺れる警視庁でコナンの存在を認識したみたいですね。

 

まず聞こえた音は消防車の鐘の音

消防車は2か所に出動していましたが、鐘の音だけでサイレンの音はしないこと、またカンカン、カンカン、と2回ずつ鳴らしていたことから鎮火報だとコナンは気づき、鎮火した湘東ビルから最寄りの消防署に戻っていると推測。

今ちょうど走っていた浜街道の先に犯人がいるとにらみ、追跡を続けます。

 

次に聞こえてきたのは、パッポー、パッポーという歩行者信号機のカッコーの鳴き声。ウインカーの音もしていることから、どこかで信号待ちをしていると推測。

浜街道で異種鳴き交わし方式の信号機があるのは3丁目の交差点のみ。

 

信号機の音がピヨピヨというヒヨコの鳴き声にかわり、その音がずっとしていることから犯人は右折しようとしていると推測。

つまり、犯人は検問を張っている館須賀3号線を北上しようとしていると断定。

 

そして検問までたどり着きますが、同じ車種の色違いは何台か通過したものの、犯人の乗っている白のカムリは引っ掛かっておらず。

そこでコナンは、コンビニのドアが開く時に鳴るピロロンピロロンという音がしばらく聞こえていたことから、誘拐犯はコンビニの近くにしばらく駐車していたはずだと指摘。

 

コンビニと言えば、と検問していた警察は熱いお茶のペットボトルを20本と紺色の傘を買っていく客がいたとの情報を得たことを話します。

コナンはその言葉で、

そうか隠しながら変えたんだ!そのままだと目立つから!!

と検問を突破した犯人のトリックを見抜きます。

 

検問突破のトリックとは

上記の通り、熱いお茶のペットボトル20本と紺色の傘で検問を突破したようですが、このトリックこそ犯人の言っていた「いざとなったらかえればOK」というセリフ。

「かえれば」が平仮名になっているのが気になりますよね。

「変える」ではなく「帰る」??

だとしても何も思いつきません...家に帰ってどうするんだ。

 

同じ車種の色違いは通ったとのことなので、きっと同じ車のまま色を変えたのだとおもうのですが、その方法ですよね。

最初は熱いお茶ということで、湯気で窓ガラスを曇らせるのかなと思ったのですが、それでは中が見にくくなるだけで無意味ですし。

傘の骨で塗装を削るのかなとか、お湯で塗装を溶かす(?)のかなとか思いましたが、それでは時間がかかり過ぎますし不自然ですよね。

うーん、全然思いつきません。

一週間のんびり考えながら、解決編を待ちたいと思います。

 

最後に

博士がなかなかにピンチなので、早いところ見つけて介抱してあげてほしいですよね...気絶までさせられて、心配です。

 

あとはここまでRUMについての情報が多く出されてきたので、千速が出た今回もRUMについての新しい動きがあるのかどうか。

恐らくRUMの話につながるというよりは、過去の話、つまり揺れる警視庁の話や安室さんとの話につながるのでは、と思っています。

あ、でも安室さんに話がつながるのならば、そのままRUMともつながりそうですね。

 

続きが楽しみです!

では、お読みくださりありがとうございました!