たーこいずの宝箱

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名探偵コナン(サンデー2・3合併号)FILE1083「境目の思い出」感想

2021/12/8発売のサンデーに掲載されている名探偵コナンFILE1083「境目の思い出」感想です。

長野と群馬の県境で起きた殺人事件について捜査するシリーズ第2話。

なんと意外なつながりが判明し...?事件の真相が気になるうえ、そっちについても気になっちゃいます。

 

では、以下ネタバレあり感想です。



 

幼馴染

なんとミサオはヒロが長野にいたころの幼馴染。山の中で出会い、2人で秘密基地を作ったりしていたのだそう。

急にいなくなったヒロを秘密基地でずっと待っていたなんて、切ない...しかも、ヒロが欲しがっていた仮面ヤイバーカードを渡そうと思って待っていたなんて、切ない...

 

しかも、高明はヒロの現状を警察を辞めて音信不通、と説明するんですよね。殉職したことを言わないの、辛いです。

もちろんそのことを説明するためには公安で潜入捜査をしていたことに触れざるをえないので言えない、ということはあると思います。

でも、真相を知れないでいるというのが一番辛いと思うので...いつかミサオも真相を知ることができますように。

 

そんなミサオは、初代仮面ヤイバーを見て正義の味方になりたくて、しかもドラマの女刑事に憧れたので警察になったのだとか。

仮面ヤイバーを見て正義の味方に憧れるなんて、ドラマ(しかも女刑事)に憧れるなんて可愛い~!やっぱり癒しキャラです。

Twitterで気づきましたが、このドラマの女刑事というのは有希子さんかもしれないということで。もしそうだったらすごい!

 

ミサオとヒロが県境に建てた秘密基地の前で

県境を頭に入れてみて!わからない?

とヒロが言ったことがが気になるミサオ。

秘密基地をヒロがミサオの家だ、とも言っていたのだとか。

敢ちゃんは取り合いませんが、高明は何か共通点があるのかも、と気になります。

 

凶器ともう一人の仲間

見つかったのは返り血のついたフードコートと血まみれの靴下。

ここから、凶器は重くて硬いものを入れたブラックジャックという凶器で殴り殺したのだと考えます。

ただし、見つかったのは靴下のみであり、"重くて硬いもの"については見つかっていないため、今なお犯人が所持していると思われます。

 

防犯カメラを見ると、時計とホテルを何度も見て駐車場に立つ被害者が映っており、被害者は犯人と待ち合わせをしていたと考えるコナン。

ではその待ち合わせ相手とは?凶器にしたものを所持していないかを確認しに容疑者の部屋へと向かいます。

 

まず中田由水の部屋へ行くと、すぐに窓へと向かうコナン。

防犯カメラに映っていた窓から覗いている人影がアリバイになっていることに気づきます。

また、その部屋で見つけたのは被害者、容疑者3人、そして千津という女の人が映る写真。

 

千津について次の星川鏡子の部屋で聞くと、5年前に崖から落ちそうになっていた車から千津を4人で助け出したことにより知り合ったのだとの回答。

千津は救い出せたものの、まだ車内に残っていた母親は亡くなってしまったとのことですが、「奇跡の救出劇」としてネットに話題になり、千津とはそれ以来仲良くなったのです。

しかし、先週、千津は4人が買い出ししている間に階段の踊り場で倒れており、現在は入院中とのこと。

これが殺人の動機に関係があるのかも、と疑う一行。

ちなみに、この4人はかつて「鏡花水月というチャンネル名で動画配信していたようです。

 

もしかして、この「奇跡の救出劇」がヤラセで、それに気づいた千津を階段から犯人が突き落とした→それに気づいた被害者が犯人に殺された、というストーリーでしょうか?

だとしたら、亡くなった母親や千津、被害者がとても可哀そうです...しかも千津なんて仲良くなったと思っていた相手に実質母親を殺されたようなものですし。

もし本当にそうならば、3人もの命を殺めようとした犯人は、到底許せませんね。

 

星川鏡子の部屋が事件当時暗かった理由は、動画配信仲間とチャット飲み会をしていたからだとのこと。

部屋を暗くしてリングライトを使うのが好きで、リングライトは動画配信者は大抵持っているものの様子。

 

実際、花山泉太の部屋にもリングライトがあり、由衣さんがそれを使ってみるのですが、蘭と一緒にニコニコなのがとてつもなく可愛い。

そうか?と言っちゃう敢ちゃんも可愛いし、ライトの良さを理解できなくて由衣さんにオッサン呼びされるのも可愛い。

きっと、普段から由衣さんは可愛いからライトを使ったところで可愛いことに変わりない、ということですよねわかります。

きっと、コナンも蘭がライトを使っているのを見て「いやいつもと変わんねぇよ(普段から可愛いからな)」と思っているに違いない。

 

花山泉太はテレビを見ていた際、ルームサービスでカレーを頼んでドア越しに従業員と話したことがアリバイだと主張。

アダルト番組を見ていてちょうどいいシーンだったので声を荒げて追い返したと推理しニヤリとした表情でわかりますと言う小五郎...仮にも小学生と娘の前でそんな...流石だぜおっちゃん😂

それにしても、仕事先でチャット飲み会したりアダルト番組みたり自由過ぎるな...

 

千津が階段で倒れていたことに心当たりはないが、その後被害者が妙にきょどっていたと証言するあたり、私の予想が当たっているのかもしれません。

それと気になるのは、花山泉太がスマホ2台持ちであることをわざわざ描写したことですね。他の2人もそうだと言っているので、スマホが凶器なんでしょうか?

確かに固いけど重くはないし、微妙ですよね...

他に凶器になりそうなものは中田のソーイングセット、星川のカッターナイフ、花山のはさみ。

うーん、どれもあまりピンときません。

 

「県境」の意味

しかし、信州ソバと上州ソバの食べ比べをしている高明、敢ちゃんは凶器はもうわかっていて、残る謎は県境だけと言います。

私全然わからないのですが...

 

すると、食べ終わった小五郎のしたネクタイとベルトを緩めるポーズに反応するミサオ。

被害者の月島はまさに今の小五郎と同じ格好をしていたと言うのです。

遺体は口を大きく開けてガニ股で、黒いブーツを履いていました。

 

そこでコナンはヒロが秘密基地をミサオを家だと言ったとき、入り口の看板がどおなっていたかを気にします。

ミサオによると、「入り口」と書かれた看板の左側の釘が外れ、口の字が上になってぶら下がっていたのだとか。しかも、口の字はかすれていてほぼ"ニ"にしか見えなかったそう。

それを聞いたコナンと敢ちゃんはニヤリとし、高明は

兼ねて聴けば則ち明るく...偏り聴けば則ちくらし...

と言います。蘭の解説によれば偏った情報だけでは正しい判断ができないこと、という意味だそうで。

幼馴染で高明の言葉には慣れているはずの由衣さんが、蘭がいるとよく分かる、と内心思っているのが面白くて思わず吹きそうでした😂

普段よく分からんって思ってたのかな😂

 

被害者は自分の体で犯人を名指ししていた、とのことですが、いやぁ難しい。

まず、アリバイから考えると一番怪しいのは中田由水ですよね。他の人と会話している2人と違い、窓に映っていただけですから何とでもできそうですし。

また、わざわざ県境にまたがるように倒れていた、ということから前回も言ったように左右対称を体現していると思うんですよね。

その点からも中田由水が怪しい気がします。

 

「入り口」が縦になっていて"ミサオの家"である秘密基地と満腹みたいなポーズについては分かりません...

ただ、ちょっと引っ掛かるのは「県境に頭を入れる」ではなく「県境を頭に入れる」という表現の仕方。

県境上に自分の頭を置いて、という意味であれば"に"と言うのが自然だと思うのですが、"を"というのはなんででしょう。

 

ただ、縦になってかすれてる「入り口」に縦線を一本入れると「ミサオ」と読めるんですよね。

なので、県境、つまり一本の線を入れることで「ミサオ」という表札ができるので「ミサオの家」とヒロは呼んだのかも。

こう考えると、被害者のあの不自然なポーズに一本の縦線を入れることで犯人の名前になるのでは?

どこが名前になるのか、についてはちょっとうまくできませんでしたが、ガニ股の部分に縦線を入れると「水」になりそうな気がします。

いろいろな点を総合すると、やはり犯人は中田由水だと予想します!

 

最後に

犯人は中田由水と予想しましたが、未だに凶器は分からないんですよね...やはり2個持ちのスマホですかね?

スマホが凶器になるほどの強度を持ち合わせているのかは謎ですが...

人影はリングライトをうまく使って再現したのではないかなと思います。

さて、この予想は正しいのか?はたまた検討違いなのか?笑

今回は合併号なので2週間待ちがありますが、楽しみにしたいと思います!

 

そして、今後ミサオはヒロの幼馴染という点が警察学校編もしくは組織編に絡んでくるのか??

いやー、あんまり絡んできなさそうですね。笑

ミサオにはドロドロしたところとは無縁の、ヘッポコ癒しキャラでいてほしいです。

 

では、お読みくださりありがとうございました!