たーこいずの宝箱

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クリミナル・マインド1-21「FBI vs. CIA」感想

海外ドラマ「クリミナル・マインド」シーズン1第21話「FBI vs. CIA (Secrets and Lies)」感想です。

 

シーズン1も残すところ2話!

ということで、チームBAUがCAIの中のスパイを探すというなかなか面白い設定のお話でした。

ただ、今回は犯人の予想がしやすかったかな?けれどハラハラする展開で最後まで緊張しちゃいました。

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

BAU、CIAへ

CIAの工作員サマーズが拷問の末殺されるという殺人事件が発生。しかしサマーズがCIAであるということを知っていたのは、CIAのチームメンバーしかいません。

内部に犯人がいるということで、CIA工作員の精神鑑定をやっていたギデオンが捜査に協力することに。

チームを呼ぶ、と電話するのですが、集められたメンバーの中に、なんと、ガルシアもいたんです!!やったー!

前はガルシアって誰?みたいなところのあったギデオンだったのに...嬉しいぜ。

今回も面白さをたくさん提供してくれて、事件解決になる重大な事実にも気づいて、大活躍のガルシアでした。

 

集められたBAUが何事だろう?と疑問符を浮かべる中、「午前2時だよ、朗報じゃないな」と言ったリードに対して「さすが天才」とJJが言い放ったのが面白くて、思わず吹き出しちゃいました😂

あくまで天才であることをネタにされるリード、好きです。

 

サマーズが殺された経緯としては、アリーヤを夫・ハッサンの暴力から守る代わりに、サウジアラビアの外交官であるハッサンがテロ組織に資金提供している情報を提供してもらうという取引をしていたことでした。

CIAが事故死を偽装し母子を渡米させたものの、CIAの誰かがハッサンに母子の消息をリークしたためハッサンが母子の命を狙っているのです。

そしてサマーズはアリーヤらを守り、拷問の末殺されてしまったのです。しかし、CIAはその殺人事件を自殺に偽装。

ギデオンが何度も、CIAは嘘をつくのが上手いから何も信じるなと忠告していましたが、偽装を繰り返し、挙句同僚の遺体をも傷つけて自殺に仕立て上げてしまうなんて、とってもつらい職業ですね...

水無怜奈もこんなにつらい思いをしていたんだな...だって目の前でお父さん自殺してるしな...(突然のコナンネタ)

 

犯人は誰?

そんなCIAで怪しいのは4人。

ジーナ・サンチェス:工作活動部門の部長補佐。イラクで心理作戦に参加しており、5年前CIAに入局した格闘技黒帯の持ち主

クルーガー・スペンス:作戦部門の副部長。兵器システム設計を6年担当するIQ197の男で、組織や権威と衝突したため8年中国に飛ばされたのちここへ転属に

オリヴィア・ホプキンス:スペンスの部下。ヨーロッパで9年の工作活動をしていた過去があり、スペンスとリヤドに駐在

ブルーノ・ホークス:中東とヨーロッパに赴任。ギデオンの戦友で司令塔

ブルーノの部下は22人いるにもかかわらず、監視カメラに映っていたサマーズは、「怪しいのは4人」とはっきり言います。

この映像を見たギデオンは、サウジアラビアでの工作活動にかかわった上記4名のことを言っているのだと見抜きます。

サマーズは信じていたベテランに裏切られたのです。

 

4人に絞って質問を繰り返したり、監視をしたりとしているうちに、なんとスペンスとホプキンスの不倫が明るみに!

まさかそんな事実が明らかになってしまうなんて...ご愁傷様です。やっぱり悪いことはできないものですね。

スペンスはホプキンスのアリバイのために不倫の事実を公にしたのに、公言してしまったスペンスにお怒りモードなホプキンス。あぁこれは今後上手くいかないだろうな...どんまいスペンス...

と思っていたのもつかの間、なんとホプキンスが殺されてしまうのです。

 

この死を利用し、容疑者らの反応を見ることにしたBAU。

会議室に3人を集めて殺されたことを伝えると、反応は三者三様。

スペンスは嘘だ!と信じようとせず、そんなスペンスを疑うようにじっと見つめるサンチェス。

そしてブルーノはいたって冷静に、仕事に戻れと指示を出すのです。

 

その後ブルーノとギデオンが会話するのですが、2人も部下を殺された気持ちは、とギデオンが尋ねると...

ブルーノは、今まで何人も失っているからつらくはない、でもこの怒りを犯人を捕まえて思い知らせてやりたい、と言うのです。

この時、ぴーんときちゃいました!!

大抵、身内や同僚が殺された時の心情が悲しみや後悔ではなく、怒りの人が犯人なんですよ!!(今まで見た海外ドラマなどで培ったあっさい知識)

何となく、不倫相手が犯人って短絡過ぎてつまらないしな~でもギデオンの友達が犯人ってのもギデオン辛いしな~なんて思っていましたが、この時点でホークスが犯人であることは私の中で確定いたしました。笑

 

一方、ガルシア調べによりギデオンに精神鑑定を頼んだ人物が判明。

それはなんと、サマーズ本人だったのです。

これは何を意味するのか??

疑問符を浮かべるBAUはサマーズの会話が映る監視カメラの映像を何度も見ます。

すると、ガルシアとJJはサマーズがアリーヤの居場所を暗示していたことに気づくのです。

船の話をしていたのはコンテナを意味していたなんて、気づいたガルシアすごすぎます!!

今回JJとガルシアが共同作業みたいにしていて、とっても仲良さげだったのが良かったですね。いいコンビでした。

 

アリーヤらを救え

しかしながら、ハッキングされていたためガルシアらの名推理が犯人にも聞かれてしまいました。

犯人と一緒に逮捕・人命救助に向かわなければならない、という難しい状況の中、BAUはどう動くのか?

 

ギデオンは走り書きのメモをホッチに渡すと、サンチェスはシロだからモーガンと現場へ向かえと指示。

そしてメモを渡されたホッチは、スペンスを別室に連れていくのです。

本当にスペンスが犯人なのか、と疑うブルーノに対し、ギデオンとリードは「妻や愛人を裏切ったのだから国を裏切るのは簡単」と説明。

ギデオンの意図を一瞬で汲み取り、みながすべき行動をとっさに取る、なんてできたチームなんだBAU...

しかしながら(この時点では個人的に確信してただけですが)犯人であるホークスはまだ司令塔のまま。この後どうやってホークスを出し抜いて犯人確保・人質救出を行うのか?ハラハラしちゃいます。

 

現場に向かったギデオンとサンチェス。着いた頃にはすでにハッサンが銃を構えておりました。

自分には外交特権があると主張し余裕そうなハッサンに対し、ギデオンは「通関前のコンテナ内は外国だ。サマーズは賢い」と一言。銃を下させることに成功します。

この時のギデオンかっこよすぎましたね!!

通関前のコンテナは外国だなんて知らなかったです。日常で使えない知識がまたひとつ増えました。笑

 

これで一安心、と思いきや、なんとギデオンの後頭部をサンチェスが銃で狙います

え!?うそでしょ!?サンチェスが犯人なの??いやもしかしたらホークスとグル!?と私は一人軽くパニックでした。

ホークスに指示を仰ぎ、命令通りにハッサンを殺すサンチェス。嘘だ...

 

と思いきや、なんとサンチェスもまたホークスを罠に陥れていたのです。

敢えてホークスに「殺せ」という具体的な指示を出させることにより、情報を持っているハッサンを消したがる犯人であるという確証を得ようとしていたのです。

 

いやぁサンチェス頭良すぎですよね?

BAUはもちろんすごいんですけど、やっぱりチームで動いているのでやるべきことがわかりやすいですし、少なくとも信頼してチームプレイをすることができるじゃないですか。

でもサンチェスは仲間を疑わなければいけなくて、完全な個人プレイであの行動にでたわけなんですよ。いや本当にかっこいいです。すごい。

 

そして本部ではブルーノへのネタばらし。

スペンスに見せたメモは「スパイは君じゃない、ブルーノだ」というものでした。

そしてやはり犯人特定の決め手は仲間を失った時の心境は普通罪悪感を示すものであるとのこと。

珍しく完璧に私の推理通りでした✌

 

しかし最後は後味の悪い終わり方でした。

「2000万円あればどこかのビーチで優雅に暮らせるだろうな」とギデオンに捨て台詞を吐いたブルーノでしたが、そのブルーノが交通事故で亡くなったと新聞の記事になっておりました。

きっとお得意の偽装工作で、本人は優雅に異国へと旅立ったのだろうなぁ。

新聞紙を放り投げるギデオンの何とも言えない顔が心にぐっときますね。

 

格言

真実と知識の判別に自信を持つ者は神々に嘲笑され身を滅ぼす。(アインシュタイン)

Whoever sets himself up as judge in the field of truth and knowledge is shipwrecked by the laughter of the gods. (Albert Einstein)

 

偽りに満ちた時代こそ真実を語ることは革命的だ。(G・オーウェル)

In a time of universal deceit, telling the truth is a revolutionary act. (George Orwell)

 

最後に

いやぁ今回もCIAのブラックリスト入りを懸念したり、ウィリアム王子の電話番号を調べたりとガルシアが面白すぎましたね!

 

一方で遊び人・モーガンに恋の予感?

家を知られてしまったサンチェスといい雰囲気でしたが、きっと何もないのでしょうね~(諦め)

わんちゃん飼ってるモーガン可愛い。ルーニー、いつか登場してくれるといいですね。

 

そしてビーチが嫌いらしいギデオン、捜査の命令なら行くと言っておりましたが、まさかこれはフラグですか?

次はリゾート地での事件なんでしょうか。水着姿のBAUが見られたり、なんてのも期待したいですね~!一緒にリゾート地に行けないガルシアが嘆いている絵が浮かびます。笑

 

では、お読みくださりありがとうございましたー!