たーこいずの宝箱

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名探偵コナン(サンデー28号)FILE1095「3つの暗号」感想

2022/6/8発売のサンデーに掲載されている名探偵コナンFILE1095「3つの暗号」の感想です。

 

シリーズ第2話。前話の最後に現れた意外な人物と一緒に暗号解読&犯人捜しに!

そして事件とは異なるところでも、気になる発言が...

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

現れた救世主とメアリーの爆弾発言

眠りの小五郎の妻という立場を利用して事件に関わらせてほしいとお願いするコナンらに対し、満面で不満を表す英理さん。

しかし、英理さんはこのホテルの顧問弁護士ということで最終的には協力してくれることに。

こんなホテルの顧問弁護士なんて、やっぱり敏腕弁護士だ~!

 

暗号については後程触れるとして、コナンらは世良ちゃんの部屋で暗号を置けるチャンスのあった3人に話を聞くことに。

このシーンが見逃せない!!!

 

部屋で事情聴取をすることになったと聞かされたメアリーは

そうなれば再び根城を変えざるを得なくなり...またあの人に塁が及ぶ恐れがあるからな...

と発言。

えっ!?あの人って!!??

 

ここで気になるのは、前話でコナンが指摘したティーカップティーバック

スプーンで潰した跡があるものが2つ、ないものが2つだったので、メアリーと世良ちゃんが飲んだまま片づけていないのだな~ずぼらだな~なんて思っていたのですが...

恐らく、この部屋で4人が紅茶を飲んだのでしょう。

「あの人」は2人を指しているのか、「あの人」は1人でもう1人は付き人的な立場なのか...

 

メアリーや世良ちゃんと会うとなるとMI6の可能性もありますが、わざわざ「あの人」と発言するところからその選択肢はまずないと考えていいはず。

となると、候補としては羽田家の関係者伊織さん黒田管理官ってところでしょうか。

以前登場した呼吸器の謎の老人は羽田浩司の父だという考えをちらほら見かけましたので、その説でいくと老人という可能性も高そう。

イギリス式の飲み方をするところから、伊織さんぽい気もしますが、もし伊織さんが「あの人」ならもう1人は紅葉ということに...?いや、それはなさそう。笑

そもそも黒田管理官に昔の話を振られてちょっと嫌そうでしたしね。

 

私としては、若狭先生という可能性も面白いな~と思ってます。

いずれにせよ、もう少しヒントが欲しい!というか早く真相を...!

そして何よりも、「あの人」はメアリーの幼児化の事実を知っている可能性が非常に高く、つまり「あの人」は工藤新一=江戸川コナンも知っている、あるいは今後知るということでは...?

そんなのって、ゾクゾクする~!!ロンドンの事件でメアリーに幼児化がバレて、そしてその流れで「あの人」にもバレているかも...「あの人」って誰~!?

 

事情聴取

事情聴取1人目は清掃員の論田盛子

掃除した時は暗号などなかったそうで。

小説家の林崎は全室禁煙のホテルなのにもかかわらず、締め切り間近になると2114号室によく泊まってこっそり煙草を吸っているようで。

以前は別のホテルを使っていたようですが、煙草を吸っていることがバレて出禁になり、こちらに移ってきたのだとか。その出禁になったホテルこそ、連続爆破事件の被害に遭ったホテルだというのです。

 

そんな林崎を泊めているのはホテルのオーナーが大ファンのため無下に断れないことが理由だそうで。

それどころか、今日のチェックイン時、林崎が少し咳をしていたから加湿器を持って行けと指示があって持って行ったという好待遇ぶり。

ちなみに、世良の部屋にも加湿器があるのは、この部屋の客も咳をしていたからだそうで。世良ちゃんは誤魔化そうとしてますけど完全にメアリーのことですね。笑

林崎はタイルのせいでお風呂場で転んだとか、アメニティの数が違うとか、クレーマー男だそう。こんな客絶対嫌だ...

 

2人目はベルボーイの暮石有斗

林崎が部屋の鍵を失くしたから探しておけと指示され、1時間も部屋の中を探したこともあるようで。

しかし、キーホルダーと鍵を繋ぐ金具が外れやすいので仕方がないと林崎を庇います。

そんな林崎は常連で部屋の案内をする必要がないので、荷物を部屋の前で渡すだけで部屋には一歩も入っていないという暮石。

部屋の間取りは加湿器も含めて全く同じだと回答。

 

3人目は小説家の林崎団司

部屋に入りたいと言うと執筆中でダメだと焦り、部屋の中でばたばたしたと思ったら女性が1人部屋から出てきました。締め切りに追われてるんじゃなかったんかい。

間取りは世良の部屋と全く同じで、加湿器の位置も一緒であることを確認。

暗号は加湿器そばの机の上に置いてあったそうで、それ以外にはベッドスローが少しゆがんでいたことが気になったくらいだそう。

小説を書いているパソコンがあり、キーボードに触れようとしたコナンを見て、キーボードに勝手に触るなと怒鳴る林崎。

その言葉に、盗聴しているメアリーを含め4人が何かに気づきます。

犯人からの電話まで残り10分、しかしみんなは余裕の笑顔。

 

さて、誰が犯人かというところですが、事情聴取で暮石が気になる発言をしていましたね。

部屋に入っていないにもかかわらず、加湿器の位置まで一緒だとなぜ知っていたのか?

鍵を失くして探す羽目になったのは過去の話で、加湿器を入れたのは今日。だとしたら矛盾しています。

どう考えても、加湿器を論田が運んだ後に部屋に入ったとしか思えません。

これは暮石が犯人か...?

このホテルに限って電話の連絡というのも、自分がホテルで働いているからという理由でしょうし。

動機は不明ですが、おそらく暮石が犯人でしょう。クレーマーな林崎に飽き飽きしていたのかな?

 

暗号について

では暗号について。

コナンらは四角に囲まれた先頭の文字を除いた文字が部屋番号のアナグラムになっていると見抜きます。

しかし、アナグラムでは何通りもできてしまうため、先頭の文字がその法則を示しているはずだとまでは気づくのですが、その法則は分からずじまい。

 

そして終盤、「キーボード」という単語に反応。

これってもしかして、もしかしなくても、私の予想が当たっていたのでは!?

四角に囲まれている字は、やはりキーボードの仮名文字表記を意味していたのですよきっと。

となると、「て」は「W」「も」は「M」、そして「ひ」は「V」

Wということで3文字飛ばしで2回折り返して読む。

MということでWとは逆に、後ろから3文字飛ばしで2回折り返して読む。

そして今回の暗号Vは、1文字飛ばしで1回だけ折り返して読むということ。

つまり、2114になるのです。

おそらく、正しいはず!!

キーボードには気づけていたのに、そして飛ばし読みにも気づいたのに、キーボードが飛ばし方を示していたとは!悔しい~!!

 

最後に

ホテルの人に暗号を見せてもらうようお願いする英理さんは

でもすぐに音を上げて...主人に泣きついちゃうかもしれませんけど♡

と言っていましたが、こんなこと言うキャラでしたっけ?

どっちかと言うとけなしてなかった...?

もちろんこうやって冗談ぽく言うのも変というわけではないんですけど、もしかしてベルモットの変装?とか疑いたくなっちゃいますよね~!

いや、もしね、ベルモットだった場合メアリーの幼児化がバレてやばい事態になっちゃうので怖すぎるのですけれども。

第1話のザッという足音の描写も気になりますし...考え過ぎかな。

 

暗号や犯人の正体も気になるところですが、英理さんの正体も気になりますし、メアリーの発言は聞き逃せませんし...

次話が気になる!!

 

では、お読みくださりありがとうございました!