たーこいずの宝箱

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名探偵コナン(サンデー36・37号)FILE1098「海の家」感想

2022/8/3発売の少年サンデーに掲載されている名探偵コナンFILE1098「海の家」感想です。

シリーズ第2話、若狭先生と沖矢さんを引率者として行った海では、殺人事件が発生して...

事件の真相はもちろん、若狭先生と沖矢さんからも目が離せません。

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

ないアリバイ

被害者の碓井克徳の首には吉川線があることから、絞殺だと断定。

その凶器は、遺体を包んでいたタオルケットだとコナンが指摘します。

遺体を包んでいたタオルケットについている血の跡と、吉川線の間隔が一致するからとのこと。

つまり、タオルケットの一辺を前掛けのように首に巻き付けて殺したのだというのです。

 

警察が来る前にちゃっかり下調べしておくコナン、流石ですねぇ。沖矢さんと一緒に調べたんでしょうが、若狭先生はどうやり過ごしたのか、気になっちゃいますね。

 

バックヤードで殺されたのだから、バックヤードの鍵を持っていた3人が容疑者だということになり、アリバイを尋ねることに。

1人目、茅木舞香

碓井に頼まれたパインジュースを買いに離れた自販機まで買いに行っていました。

遠くまで行ったのは、近くのコンビニでは扱っていなから。

ジュースは一律200円のため、どれがいくつ売れたのかの把握はしていないのだとか。

 

2人目、郡山貴起

バックヤードのクーラーで涼みながらスマホゲームをやろうと思っていたが、ジュースとお菓子でお腹が膨れたら急に眠くなってしまったので、起こしに来るまで寝ていたとのこと。

前にも似たようなことがあったのだとか。

 

3人目、免田朔良

祖母の家に薬を渡しに行きましたが、鍵を自宅に忘れたためそのまま戻ってきました。

その後は茅木が戻ってくるまで開店準備をしていたとのこと。

 

と、3人ともアリバイがないわけですが、これは予想通り、グレープフルーツジュースに仕込まれていた睡眠薬で郡山と碓井は眠らされた→パインジュース切らすよう仕組んでおき、パインジュースを買いに行くと見せかけて碓井を殺す

ということではないでしょうか?

 

薬とタオルケット

グレープフルーツジュースに引っ掛かるコナン。祖母の薬は何かと問うと、「ニフェジピン」だと言います。

そこで灰原は、ニフェジピンはカルシウム拮抗薬であり、グレープフルーツジュースに含まれる成分がカルシウム拮抗薬の代謝を阻害し、薬の血中濃度を高めるため薬の効き目が強くなりすぎ、結果血圧が下がり過ぎるので、動悸やめまい、頭痛、気絶になってしまう可能性があると指摘します。

 

そして沖矢さんは、ジュースのパックについているストローに粉々に砕いた薬を仕込んでおいたのだと推理。

客に提供するものは氷を入れたプラスチックのコップに移し替えるため、すべてのパックに仕込んでおけば問題ないと指摘します。

 

この薬を持っているのは免田ですが、免田は以前薬をどこかで失くしたため、再度医者に出してもらったのだと弁明。

 

 

一方、遺体を包んでいたタオルケットは探偵団が座っていたタオルケットだと思われることが判明。

そして、遺体を包んでいたそのタオルケットの端、つまり犯人が絞殺した際に掴んでいたと思われる場所から、郡山の指紋が検出されたのです。

 

とここで、元太のタンクトップの右肩が切れてしまい、昔のローマの人みたいになってしまいました。それを見たコナンは何かに気づいて...?

そして、最後のページでは、茅木のズボンの右太ももあたりに、なにか渦巻のような模様が描かれていました。その模様は、元太がトルネードウインナーを落として付けたシミにそっくりで...

まさかの元太のサービスショット!誰もが認める今話のハイライト。

 

はい、これはもう犯人が確定しましたね!もちろんそれは茅木。

あらかじめパインジュースを切らせておき、どこかに購入しておいたパインジュースを準備。買いに行くように見せておいて、免田からくすねた薬でグレープフルーツジュースを飲ませた碓井と郡山を眠らせ、絞殺。

絞殺時には元太らが座っていたタオルケットを使用し、それを自分の服にしていたタオルケットと交換。

自分の服はあらかじめ首のところをほどけさせたものを郡山に結ばせれば、郡山の指紋を布の端につけさせることができます。ので、郡山の指紋付きタオルケットで遺体をくるみ、絞殺に使用したタオルケットはそのまま自分が着用したのです。

 

うーん、流石に服が店のタオルケットだったら、誰か最初に指摘することない?笑

今回は犯人が分かりやすかったうえ、渦巻マークの分かりやすいヒントもあったので、犯人が特定しやすかったですね~

解決編はささっと謎解きしてしまって、若狭先生の話をたっぷりお願いしたいところ!

 

若狭先生の探り

薬の知識を披露したことに対し、「一体どこで教わったのかしら?」「まるでどこかの科学者みたいだったから...」と突っ込む若狭先生。

コナンは博士に聞いたとフォローしますが、灰原はじっと先生を見るだけ。

うーん、ここまで危機感がないということは、やはり灰原は若狭先生の正体を特定しているのでしょうか?

それにしても、フォローを頼んでついてきてもらったはずの沖矢さんは何もフォローしてない😂

 

次のエピソードが1100となりますから、このままRUM編終結に向かい、若狭先生の正体も明らかにしてくれるのでは...という淡い期待を抱いております。

そろそろ、そろそろ見たいよ~~!あとお茶会の続きも何卒~~!

 

最後に

横溝警部の部下の名前が九十九(つくも)だと明らかになったのは今回が初めてでは?

参悟と重悟だから九九なのか?笑...ということは、重悟の部下は八一とか?😂

わざわざ名字出したのは何か意味があるのか、それとも先生の遊び心なのか、はたまた気まぐれなのか...今後の九十九に期待ですね笑

 

では、お読みくださりありがとうございました!