海外ドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」第6話「婚約パーティーのプレイリスト(Zoey's Extraordinary Night Out)」感想です。
前回、サイモンがゾーイの部屋に来て心歌を歌うという急展開を見せ、気になる終わり方をしました。その後はどうなったのか...?
題名の婚約パーティーとは、もちろんサイモンとジェシカのもの。
どうするサイモン!どうするゾーイ!遅れをとるなマックス!
では、以下ネタバレあり感想です。
サイモンとジェシカとゾーイと
前回、お父さんのことで弱ったサイモンがゾーイの家に来て、ゾーイに相談。そしていい感じになったところで、サイモンの「帰るべき?それとも留まるべき?」という心歌が炸裂。なんとゾーイを壁ドンするところまでいってしまうという衝撃的な終わり方を見せました。
そして今回は、もちろん冒頭から壁ドンしてるサイモンとされてるゾーイからスタート。
この2人のなんとも言えない表情よ...
しばし見つめ合ったあと、ゾーイはやっとのことで「もう帰れば?」と発言。
その言葉に我に返ったサイモンも、あっさりと家を出ていきます。
ゾーイの発言で知りましたけど、サイモンの婚約パーティー明日なんですって!
え、そんな目前に他の女の家に留まるべきか一瞬でも悩んだってやばくないですか!!
ジェシカはあんまり好きになれなさそうなタイプですけど、でも流石にジェシカに同情します。サイモンはその場に流されるタイプだな...
ゾーイも、よくぞ何事も起こさずサイモンを帰した!よくやった!
こんな状態のサイモンと何かが起きても絶対幸せになれないですからね。
そして翌朝、サイモンが一人で訪ねてきたところを目撃していたモーに指摘されます。
「残る」を選んでも「帰る」を選んでもやばいねと。間違いない。このズバズバ感、やっぱりモー好きだ。
そもそも家に来ちゃった時点でまずいもんなぁ。
挙句、エリカからゾーイにメールが。恐ろしすぎる...
ジェシカからメールや電話が来ることをサイモンに相談したうえ、面倒ごとに巻き込まれるのは嫌なので、婚約パーティーには出ないことにしたゾーイ。
ジェシカへの対応はサイモンが上手くしてくれるかと思いきや、なんとご本人が職場に登場ー!!この行動力よ。こえぇぇ。
ジェシカが何度も連絡したうえ、職場にまで訪ねてきたのはパーティーのサプライズ企画を手伝ってほしいから。
いや、だとしてもね、普通仕事中に押しかける?ちょっとびっくり。この辺の感覚は日本とは違うのかもしれません。
助けてほしいというのは、サイモンへのスライドショーにお父さんとの写真を入れるかどうかという相談でした。
あなたもお父さんがあれだから分かるでしょ、私だったら辛くて橋から身投げするわ、なんて言うジェシカ、たとえ冗談だとしてもやっぱり好きになれないわ...
そんなことを冗談にもしてほしくないですよね。こっちは必至なのに...
こんなんじゃサイモンがジェシカじゃなくてゾーイに相談したくなるのも分かります。
ゾーイも思わず固まってしまいます。
しかし、ゾーイの凄いところは、それでもちゃんとジェシカのことを考えてあげるところ。
感情を揺さぶられるけど、生きたお父さんを感じられるから入れるべきだと。
こんな相手にも真摯に向き合うゾーイ、流石だなぁ...幸せになってほしい。
そんなこんなでサイモンの婚約パーティーへは行かず、ジョーンと2人で飲むことにしたゾーイ。
しかし、独身になった最初の夜、職場の人間に自分は陽気だと分からせるためにも、パーティーへ行って楽しむわよ、と半ば強引に連れていかれます。
案の定、スライドショーで二人のラブラブな様子を見たゾーイは、ナプキンに二人の名前が書いているのを見たゾーイは、辛くなって泣いてしまいます。
お母さんがそんなゾーイを見つけて慰めますが、なんとその会話をジェシカが聞いていた...!!恐ろしい...
ジェシカが浮気を疑っていることを心歌で知ったゾーイは、自分が首をつっこむのがルールだと言い、モーの忠告も無視してジェシカに話しかけます。
すると当然ながら、怒るジェシカは、サイモンと二人からの言い訳を聞こうとせず、「出て行って」と冷たく言い放ちます。いや、そりゃそうなるよねぇ。
あまりの迫力に後ずさりしたゾーイは、なんと足をひっかけライトを倒し、お母さんが作ったお花の壁を燃やし尽くしてしまいました。
それを見たモーの、「こっちの方がいけてる」というつぶやきがもう空気読んでなさ過ぎて最高。
そして、三人の口喧嘩へと発展しかけ、ゾーイはその場を足早に立ち去ります。
しかし回せる車はなく、まいっている時に、お父さんが階段で倒れたとの連絡が。おいうちをかけられたゾーイに、「俺が連れいてってやる」とマックスが手を差し伸べるのです。
きたー!!ここでマックス!!!!!!!
今までなよなよしていたというか、いまいち決めきれないカッコ悪さがありましたけど、これはかっこよさでしかない。誰にも文句は言わせない。
まあ正直、スクーター二人乗りはちょっぴりダサいけども。笑
でも、こういうときにちゃんと寄り添ってくれるマックス、ゾーイも何か思う所があるのでは?
家に送り届けてもらった後、窓の外を見るとマックスが心歌を歌っているわけですが、その時のマックスの表情がもうたまらんのです。
ゾーイを思いやる気持ち、ゾーイを愛している気持ち、でもそれを押し付けない優しい見守る様が溢れ出ちゃってるんです。
それを見たゾーイの表情も思わず柔らかくなるんですけれども、これはついに期待してもいいですか...?
マックスの恋路
オータムのいるいつものカフェへ行きつつ、オータムとは円満に別れたとゾーイに報告するマックス。
しかし、ゾーイはオータムの心歌を聞いてしまいます。
あの可愛らしいオータムが怒りをあらわに歌い上げるのはいいですね。「私の心を撃ち抜いた」とラテをマックスの顔にぶっかけるのはちょっと爽快感がありました。笑
そりゃあ別れた方は円満だと思っていても、円満に見せてあげたたけで別れられた方はしっかり傷ついてるもんね。
何事もなかったかのように翌日店にくるのは流石に腹も立ちます。
その後、「偉そうなオタクで服は小学生みたい」と言われ、二度と来ないでと言われたマックス。
どうやって謝ろうかと思案していると、「出禁」とカップに書かれてしまったモーと出会います。いやモーまで出禁なんてとばっちりがすごい...
そんなモーは、なお謝りに行こうとしているマックスに対し、無神経だと諭すのです。
流石はモー!誰もが思っていることをドストレートに言ってくれました。
振っておいて好かれようとするなんて虫がよすぎますからね。
このちょっと抜けてる感じがマックスらしいっちゃそうなんですけども。
ジェシカからの電話は大丈夫だったとモーに報告に来たゾーイが会ったのは、モーにおめかししてもらっている最中のマックス。
まさかの隠れマッチョ!ギャップ!これは高ポイント!!
思わずマックスの乳首をガン見しちゃうゾーイに「目はもっと上」と言うマックスがもう面白くて面白くて。「意外と楽しい」と言うマックスもまんざらじゃなさそう。
でも確かに、マックスは外見に気をつかったらモテそうだよなぁ。
そんなマックスはお礼として(?)、パーティでモーが見かけたイケメンのエディに声をかけ、モーと引き合わせます。
え、意外とかっこいいじゃん?
と思っていたらですよ、最大級のかっこよさでゾーイを送り届けるわけですよ。
てんぱってるゾーイに対し、無条件で俺が送り届けると自信を持って言ってくれる存在は、本当に大きかったと思います。
助けてくれたことに対しお礼を言うゾーイに対し、「君が呼べば来るよ、いつでも」と返すマックス、それもはや告白だからね!?
ここにきて怒涛の畳みかけをかけるマックス、ついに春が来るのか!?
使用曲一覧
...You Give Love A Bad Name/ Bon Jobi
オータムとはこれ以上ないくらい円満に別れたと言うマックスに対するオータムの心歌。オータムの怒り炸裂。
... Tik Tok/ KESHA
ジョーンの離婚祝いで二人飲みに行った際、ジョーンが歌った心歌。
しっとりと大人な飲み方をすると言ったそばから「日が昇るまで踊りまくる」なんてもう言葉と裏腹で流石はジョーン。
Say My Name/ Destiny's Child
サイモンのスピーチ中にジェシカが歌った心歌。
浮気を疑っております...歌っているジェシカとゾーイの目が合う演出はやばい。
I'm Gonna Be(500 Miles)/ The Proclamers
足がないゾーイをマックスが病院へ送り届ける際の心歌。
「年を取るなら君と一緒に歳を重ねたい」「君のためなら500マイルさらに500マイルでも歩く」、こんなにぴったりな歌詞ありますか。
最後に
新しいアイデアはないのと尋ねるジョーンに対し、「天気予報ロボット犬」が秘蔵の案だと答えたトービン。しかし、即答で「秘蔵しといて」とぶっさすジョーン。最高。思わず吹き出しちゃいました。
一方、パーティではリーフの何気ないつぶやきが最高のアイデアとなり、さっそく仕事をしようと乗り気なジョーン。昇進したくてたまらないメラメラなリーフ、これはチャンスでは?ゾーイの危機も近い...?
そしてなんと言っても、マックスとゾーイの関係性が変わるフラグ立ちましたし、ここからの展開が面白そうですね!
まぁ、まだジェシカと上手くいかなくなったサイモンとくっつくパターンも残されてるわけですけれど、そんないばらの道をゾーイが、何よりもサイモンが選びそうにないよなと。サイモンはそういうところ弱いと思うんですよね。
そして、まさかのモーの恋!エディの色気やばいのでこちらも楽しみです。
では、お読みくださりありがとうございました!