たーこいずの宝箱

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大好きなものへの愛を綴るブログ

2022今年の映画ベスト5

今年もなんと今日で終わり。

ということで、2022年公開の映画の中で、私的ベスト映画を5作紹介したいと思います!

単純に私が好きか、面白いと思ったかで選んでいますので、独断と偏見しかありません。

 

では、以下ネタバレなしのランキングです!

 

 

5位:四畳半タイムマシンブルース

yojohan-timemachine.asmik-ace.co.jp

正直、5位が一番迷いました。

今年のコナン映画、「ハロウィンの花嫁」もとても良作でしたし、「すずめの戸締り」も流石新海誠、素晴らしかったです。「THE FIRST SLAM DUNK」もまるでバスケの試合を見ているかのような新しい映画体験でしたし、まさに体感する映画だった「アバター:ザ・ウェイ・オブ・ウォーター」は唯一無二でした。

しかし、私はあえてこれを選びたい。「四畳半タイムマシンブルース」を。

 

この映画は森見登美彦の小説「四畳半神話大系」の続編的位置付けで、森見登美彦作品のアニメ化の脚本を手掛けている上田誠の「サマータイムマシン・ブルース」と「四畳半神話体系」が悪魔的融合を果たした小説「四畳半タイムマシンブルース」をアニメ化したものです。

腐れ京大生の主人公とその仲間たちが、タイムマシーンを使うことによりコーラによって壊れてしまったリモコンを取り戻しに行く、という阿呆なお話。

すでにこの設定が面白いわけですが、森見登美彦節炸裂な四畳半のキャラたちが楽しいんですよね。

と思いきや、最後は感動して終わるという感情ぐっちゃぐちゃになる映画です。

四畳半神話大系」ネタも多く、スタッフさんたちの愛も感じます。

 

ディズニープラスで配信もされていますのでぜひ。

私のネタバレあり感想記事もあります。↓

映画「四畳半タイムマシンブルース」感想 - たーこいずの宝箱

 

4位:私ときどきレッサーパンダ

disneyplus.disney.co.jp

こちらはピクサーの映画です。

コロナを理由に劇場公開せず、ディズニープラスで配信という運命を辿った映画ですが、配信すると決めたスタッフを恨みたい。劇場で公開されていたらもっと注目を集めた映画に違いありませんし、確実にピクサーを、ディズニーを、そして映画界を一歩先に進めた作品だと思います。

 

ある日突然レッサーパンダに変身してしまう女の子のお話。設定だけ聞くと突拍子もないですし、この設定が受け付けられない人も少なからずいると思います。

しかし、思春期の女の子の成長をレッサーパンダに変身するという形を使って見える化するというのは面白い試みで、素晴らしい発想だと思いました。

題材はもちろんのこと中華系の女の子が主人公というのも新しく、ただただ面白いコメディかと思いきやメッセージ性の強い、これぞピクサーと言うべき映画

レッサーパンダのもふもふ感など、映像も美しく、やっぱり映画館で見たかった...

 

3位:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

bd-dvd.sonypictures.jp

MCU作品。トム・ホランド版3作目にして節目となる映画。

これはもうスパイダーマンファンへのご褒美的映画でしょう。

感想を言ってしまうとネタバレになってしまうので控えますが、MCUを通っていないけれど、トビー版、アンドリュー版のスパイダーマンは見ていたという人も、というかそういう人にこそ見てほしい。

トムホ版ピーターがやっと真のスパイダーマンになれた映画です。

 

ネタバレあり感想はこちら↓

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」感想 - たーこいずの宝箱

 

2位:トップガン マーヴェリック

www.topgunmovie.jp

社会現象にもなった言わずもがなな名作。

トム・クルーズをはじめとした俳優さんのアクションがものすごいです。

映画を映画館で見ることの良さを痛感する映画のうちの1つですね。

前作のオマージュがこれでもかと散りばめられており、満足度の高いですし、スケールの増したアクションに興奮する上、ストーリーとしても前作を超えるものだったのではないでしょうか。

続編はつまらないというのがある種常識となっていますが、そんな常識を覆した素晴らしい映画です。

 

1位:コーダ あいのうた

gaga.ne.jp

フランス映画「エール!」のリメイク作品とのこと。私は元の作品を見たことがありませんが、本当に素晴らしい映画でした。アカデミー作品賞受賞。

耳の聞こえない家族の中、自分だけ耳の聞こえる主人公

そんな主人公は歌の道に進みたいけれど、その歌声を聞くことができない家族は素直に応援することができず...

 

「耳が聞こえない」という要素がクローズアップされた作品ながら、そのメッセージはそれに限ったことではない、親子の、家族の物語でした。

こういうお話ってお涙頂戴になりがちですが、とてもユーモアにあふれた性にオープンな家族で笑えるポイントも多く、元気を貰える映画です。

日本では劇場公開されましたが、アメリカでは配信のみだったのだとか。映画館で見るべきなシーンもある映画なので、劇場で見られてよかったなぁとしみじみ。

今年最初に見た映画でしたが、見終えた直後から、きっと今年のベストになりうる映画だと妙に確信したのを覚えています。

 

最後に

今年もたくさんの映画を見られて、とても充実した1年間でした。

来年も素敵な映画にたくさん出会えますように!

 

ちなみに、今年公開されたわけではないけれど、私が今年見た映画であれば、ピクサー「あの夏のルカ」を推したいです。

何度も泣いてしまう、青春のキラキラと苦さを描いた素敵な映画です。画面からイタリアのカラッと晴れた夏の日差しとザーザー降る雨を感じる映像美も素晴らしかった。

 

では、お読みくださりありがとうございました!