たーこいずの宝箱

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ゾーイの超イケてるプレイリスト1-9「無音のプレイリスト」感想

海外ドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」シーズン1第9話「無音のプレイリスト(Zoey's Extraordinary Silence)」感想です。

 

ストレスにより、ゾーイの能力にバグが起きてしまった前回。

悩みを解決し、無事直すことができるのか?

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

元に戻ったパワー

どうやって自分がミュージカルを始めてしまうバグを直すのだろう、と思っていたら、冒頭ですぐに「パワーは正常に戻った」とあっさり言われてしまいました。

えー!あんなに苦労していたのに、もう解決したの?

本当にただお父さんと喋るだけでよかったのね...拍子抜け。

 

元に戻ったパワーで聞いたのはヘルパーのハウイーの心歌。

お父さんとゾーイの関係性がとてもいいのを目の当たりにして、自分と娘のアビゲイルの関係性を思い出し、つらくなってしまった様子。

アビゲイルとは、数か月前に喧嘩してから喋っていないとのこと。

 

コンピューター専攻のアビゲイルの気を引くため、スパークポイントに勤めているゾーイを紹介できると餌にして連絡。

お父さんの気持ちも感じているゾーイは快く協力し、ハウイーと一緒に大学へアビゲイルに会いに行くことにしました。やっぱり、こういうお父さん思いなところとか、ハウイーにもちゃんと優しいところがゾーイのいいところですよね。

 

アビゲイル聴覚障害だったのですが、お父さんに反対されながらもケニアにコンピューターを設置したいという強い意志を示します。

心歌を聞いたことで、手話がわからないながらもアビゲイルの気持ちを悟ったゾーイ。

スパークポイントへのインターンを勧め、職場でお父さんのことについて話し合うのです。

アビゲイルの、障害を弱みとは思わない、なんだって出来るという強い思いを聞き胸をうたれたゾーイは、ゆらゆらうじうじしている自分が恥ずかしくなりました。

 

スパークポイントでの通訳は、なんとトービンが務めます。

昔片想いしていた子のために覚えたのだとか。いや本当にいいやつだなお前は。

癖が強い登場人物の中で、一番表裏がないのは君かもしれない。友達になったら楽しそう。

ゾーイの隣で、アビゲイルの気持ちを聞いて泣きそうになっていたトービンがいいやつすぎた。

 

ハウイーには、今が貴重だと言ったのはハウイーであること、子どもではないんだから自分で選ばせてあげるべきではないかということ、彼女は自分で息ができるんだということを伝えます。とてもいい話の仕方だなぁと。

結果、毎週ビデオ通話をするという約束でケニア行きを応援することにしたのです。

 

マックスかサイモンか

天のおすすめはマックスだけどサイモンを忘れられない。うーんなんていう贅沢。

婚約しているのにキスというのはやはり引っ掛かるところですよね。流石はモー、問いただせば?と的確なアドバイス

 

さっそくオフィスで会ったサイモンに突撃すると、話そうと思っていたとのこと。「あれは間違いだった」「君が床でクネクネするからつい...」「確かに君との絆を感じるけど、婚約している身では持ってはいけない絆」とサイモンは訴えます。

言い急いでいる感じがもうなんだか情けない...ゾーイを説得しているように見えて、自分に言い聞かせている感じがしますね。

というか、そんなの最初からわかってたじゃん!ゾーイもゾーイですけど、婚約パーティーの反省はしていないのか?

 

案の定、モーは「優柔不断な男は最低」ときっぱり。

モー、エディ、サイモン、ジェシカの4人での食事会で、モーはサイモンに対し、ゾーイに何ヶ月も気を持たせているというゾーイへの仕打ち、そして婚約していながら他の女性と親密になるという花嫁への仕打ちも許せないと言います。

しかし、それへの第一声が「そのとおり」。

「ゾーイとは強い絆を感じる」「情もわいてる」「でも深追いしたら悪い男になる」「ゾーイを傷つけたくない」「どうしたらいいか分からない」と悩んでいる様子。まさか認めるとは...はっきりさせてくれ...

 

しかし、それを聞いたモーは一転、遊び人ではなく、優しくて繊細ゆえに悩んでいたのだと擁護。恋は面倒なのだと。まぁ確かにそうなんだけれども~

でも、助言の仕様がないというモーの言葉には納得。こればかりは第三者がああだこうだ言うべきではないですもんね。結局は自分がどうしたいか。

 

そしてゾーイは、もう関係を終わりにすると決め、それをきっぱりとサイモンに伝えました。

不倫をして家庭を壊したくはない、都合のいい女にもなりたくない、けど好きだった。キスで態度をはっきりしてくれることを願っていたけど、変わってはくれなさそうだから自分から言うと。

サイモンは最後まで受け身でしたね...よく頑張ったゾーイ。

 

一方、マックスは6階のエヴァから声をかけられ、普段の4階ではなく6階へ。チャープのプレゼンの大胆さ、そして閃き力を買い、チームリーダーとして招きたいと言われるのです。

迷うマックスの返答までの期限は72時間。

ゾーイに話をしますが、ゾーイは特に引き留めようともしません。少し残念そうなマックスは、6階へ移動することを決意。

これは確かに悲しいかもしれないな...

 

それにしても、マックスの本名ってマックスウェルだったんですね?初めて知った。

 

使用曲一覧

The Sound of Slience/ Simon& Garfunkel

ゾーイとミッチの仲の良さを見たハウイーとそんなハウイーを見たミッチの心歌。

「耳を傾けずに聞く人々」、「誰にも歌われない歌を書く人々」、「沈黙という音」という虚しさを感じる歌。

 

Buttos/ The Pussycat Dolls

夫婦の営みをしたくて誘うも、デイヴィットがそっけないのに不満な気持ちを歌った心歌。「ボタンを外してよ澄ました顔しないで」と義理の姉が身体をくねくねさせながら歌うのは確かに見ていられない...

 

Fight Song/ Rachel Platten

ハウイーの娘、アビゲイルケニア行きをハウイーに反対された際の心歌。

聴覚障害とのことで手話での心歌でしたが、バイオリンの静かな、でも力強い音色とこの歌のメッセージ性がぴったりでした。みんなが胸を叩く音が響くのが素敵。

 

The Trouble With Love Is/ Kelly Clarkson

ゾーイにサイモンと話した結果はどうだったのかと問い詰められた際のモーの心歌。

 

Happier/ Marshmello, Bastille

なんとサイモンとジェシカの心歌。別れるってことですか!?

 

最後に

ハウイーの、「今の幸せが貴重だと再認識できるから」介護の仕事が好きだという言葉が心に残っています。確かに、お父さんは余命が短いけれど、愛される家族に囲まれていて余生を過ごせるならば幸せなのかもしれないし、元気な自分はそんな幸せを当たり前と思ってはいけない。こんな考え方だからこそ、介護される側も幸せなんだろうなぁ。

 

そしてデヴィットとエミリーとの間でも、性の問題が勃発していましたが、きちんと話し合うことですれ違い解消。やっぱり話をしなければ相手の気持ちはわからないですし、きちんと話し合うことって大事ですね。幸せそうな妻の顔がよかったです。

そして、エミリーの相談相手になってくれたマギーのために、ミッチが上に上がれるような椅子をプレゼントするというのがとても素敵でした。

 

気になるのはしれっと移動が決まったマックス。サイモンが別れたっぽいのでゾーイはそっちに意識が向いてしまいそうで、マックスの心情を思うと辛い...

 

では、お読みくださりありがとうございました!