たーこいずの宝箱

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大好きなものへの愛を綴るブログ

海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」4-3「最後の問題」感想

海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」シーズン4第3話「最後の問題(The Last Problem)」感想です。

 

シーズン4最終話、そしてドラマの最終話です。もう終わりなんて悲しい...

ドラマオリジナルキャラである、妹ユーラスの登場はどう影響してくるのか?

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

ユーラスへ会いに

映画を鑑賞中のマイクロフト。突然フィルムがおかしくなり、女の人の声が。

マイクロフトは犯人を追い歩き回ります。

絵の中の人物が瞳から血を流す、ピエロが剣を持って襲ってくるなどホラーちっくなのが良かったですね。それにしても、傘の中身は剣で、しかも刃の部分を取り除けば銃になるなんてすごいな。

この演出はシャーロックプロデュースによるもので、それはユーラスの存在をマイクロフトに認めさせるためのものでした。

 

ジョンに促され、ベイカー街221Bに来たマイクロフト。

嫌々ながらも依頼人の座る椅子に座り、ユーラスという妹がいることを明かします。

マイクロフトは「非凡」である一方、ユーラスは「ニュートン以上に時代を築く天才」と評されるようなすごい人物だったこと。

ユーラスはナイフで自傷行為をしていた理由は、筋肉の動きを確かめるためであり、痛みは感じなかったこと。

そして、赤ひげというシャーロックお気に入りの犬をどこかに閉じ込め殺し、家を放火したのです。

事態を重く受け止め、ユーラスは施設に連れていかれますが、そこでもユーラスは放火を起こし焼死。したということに叔父さんがでっちあげ、現在はシェリンフォードと言う島で隔離されています。

シャーロックはひどいショックからユーラスの存在そのものを記憶から消去していました。

 

その島にいるからユーラスが出てこられるはずがないと言うマイクロフトですが、現にシャーロックは依頼人依頼人に扮したユーラスに会い、ジョンはセラピストに扮したユーラスに麻酔銃を撃たれているのです。

 

イカー街221Bで話をする3人のもとへ、歌うドローンが登場。

そこには「辛抱爆弾」と呼ばれる、少しでも動いたら爆発する爆弾が搭載されていました。

流石はマイクロフト、爆弾の性能を知っているため、爆発による影響はこの部屋と階下のみであると瞬時に判断。

シャーロックは、普段の行動からしてハドソン夫人はあと2分で掃除を終え、裏に掃除機を置きに行くと推理。

ハドソン夫人が裏に行ったその瞬間に、シャーロックとジョンは窓から飛び降り、マイクロフトは廊下からハドソン夫人を助けに行くと決め、シャーロックの合図で決行。

この、3人の会話が頭良いのにアホでもう面白かったですね~

イカー街221Bが爆破されるというのは、『最後の事件』のオマージュですかね?

 

爆破にまで巻き込まれたため、ユーラスに会いに行くことにした3人。

マイクロフトの権力でまっすぐ正面から島へ入れるでしょうに、ユーラスを警戒してジョンとシャーロックは島の付近にいる漁船を「海賊だ」と言って乗っ取ります。

こんな風貌の海賊いないでしょ😂もう本当に突飛な手法には驚かされます。

「妹に伝えろ僕が来た」と砂浜に大々的にメッセージを書き、あえて拘束されたジョンと、船を乗っ取られた男の片方。

これシャーロックの変装でしょ、と思っていたら、案の定島の所長もそう言及。

すると、変装をといて現れたのは、なんとマイクロフト!まさかマイクロフトがこんな手法にのっかってくるとは!

その隙に職員に化けたシャーロックが、ユーラスを見に行くという筋書きだったのです。

 

5年前のクリスマスプレゼント

ユーラスと話した人物は再プログラムされ、汚染されると話す所長。実際に、ユーラスと話した医師は、ユーラスに家族を殺した方がいいと言われ、無理心中してしまったのだとか。

それを聞き、危機感を覚えたジョンは、無線で繋がっているシャーロックに「バチカンのカメオ」つまり危険が迫っていると伝えますが、ユーラスとの会話に集中したいシャーロックはイヤホンを外してしまいます。

ユーラスに言われるがまま、ガラスに近づき、ガラスに触れようとするシャーロック。

すると、同じようにガラスに手を当てていたユーラスの手と触れ合ってしまうのです。そう、つまりユーラスとシャーロックを隔てるガラスは最初からなかったということ。

あっけにとられたシャーロックは不意をつかれ、ユーラスに気絶させられてしまいます。

 

一方、「ユーラスと話すと誰もが再プログラムされる」という言葉、そしてずっと流れているユーラスと誰かが会話している映像から、所長もユーラスと話していること、つまり所長もユーラスの言いなりになっているという事実に気づいたジョン。

ジョンに気づかれたと悟った所長は、すぐに緊急アラームを鳴らし、セキュリティを呼びます。

一旦は拘束されようとするジョンでしたが、さすがは元兵士、すぐに倒して脱出しようとします。

しかし、突如流れた映像にはなんとモリアーティの姿が。びっくりして動きを止めたジョンは、背後から襲われてしまいました。

 

5年前のクリスマス。

マイクロフトがこの島に呼び寄せたため、モリアーティはヘリで現れます。

QueenのI Want to Break Freeを聞きながら、というのが何ともいい演出ですねぇ。

マイクロフトはユーラスの頭脳を国家のために使わせており、その対価として毎年クリスマスにユーラスの要望を聞いていたのでした。

前の年はストラディバリウス、そしてこの年は5分間監視なしでモリアーティと会話をしたい、というものだったのです。

ユーラスはシャーロックに興味を持っているモリアーティに関心があったということで、モリアーティにしてみればシャーロックの弱みを握る大チャンスなわけで。

これを許可するマイクロフト...本当にお前はシャーロック以上の天才なのか???どう考えてもよくない化学反応を生むに決まってる。

 

もちろんマイクロフトは監視カメラで会話を聞こうとしていましたが、監視カメラの映像は切断され、何を話していたのかはわからずじまい。

 

1つ目の部屋

モリアーティが生前に残した映像とユーラスによるリアルの映像により、シャーロック、ジョン、マイクロフト、所長はユーラスの実験のモルモットとなることに。

もちろん従おうとはしませんが、自分以外が全員寝ていながら飛行し続ける飛行機の中の少女と電話により、その少女と会話の時間を得て救うため、実験に付き合わざるを得ません。

 

まず1つ目の実験は、マイクロフトかジョンのどちらかが所長を殺害すれば、所長の妻は助かるというもの。

所長の妻は拘束され、ユーラスが殺そうとしている映像が映ったため、所長は自分を殺してくれと懇願。

シャーロックは銃をマイクロフトに託そうとしますが、マイクロフトは絶対に殺人なんてしないと断固拒否。

やむなくジョンに託します。所長の懇願により、自身も妻のいた経験があるジョンは引き金を引く一歩手前までいきますが、やっぱりできません。

この、マイクロフトの態度というか、佇まいがもうまさにマイクロフトですよね。情がない。普通はジョンみたいに葛藤するだろうに、人が死ぬっていってんのに自分の手は汚したくないと断固拒否して譲らない、我関せずな感じ。

そしてやっぱりジョンは漢って感じですよね~良くも悪くも肝が据わってる。引き金は引けなかったですけど(引けない方が良かった)、本当に殺す手前までいったわけで。流石だわ。

 

どちらも自分を殺してくれないと悟った所長は、銃を奪い取り、自分の喉をめがけて発砲。自殺してしまうのです。

しかし、条件は「マイクロフトかジョンが殺す」だったわけですから、ユーラスは所長の妻を殺し、ジョンに対し「あなたの道徳心のせいで2人も死んだ」「道徳心なんて不要」と言い放つのです。

所長の死、そして所長妻の死に驚きつつも、次の部屋へ進めと指示を受けると、受け入れるジョンとシャーロック。うろたえるマイクロフトに対し「兵士になれ」と言うジョンはやっぱり元軍医だけあるなぁ。

 

2つ目の部屋

次の実験は、警察が見抜けなかった容疑者3人ガリデブから引き金を引いた犯人を見つけ、有罪を言い渡せというもの。

3人の容疑者が海の上につるされ、有罪を言い渡せばロープが切られるというのです。

かといって容疑者を推理しなければ、どこかの空を漂う飛行機の少女を助けることができません。選択肢はないのです。

 

ユーラスの操り人形にはなりたくない、と非協力的なマイクロフトは放って、シャーロックはジョンの意見を聞きながら推理を始めます。

凶器のバッファローガンと容疑者3名の写真を手掛かりに推理。

凶器は十字線のない旧式の照準器がついている1940年代のもの。容疑者の1人、ネイサンは眼鏡をかけていますが、仮に眼鏡をしたままこの銃を使うと照準器で眼鏡が割れてしまうため、ネイサンは除外。

もう1人の容疑者ハワードは酒依存症で手が震えるため、長距離射撃なんてもってのほか。

ここでマイクロフトも協力し、最後の容疑者アレックスはレーシック手術を受けていて目がいい事、服装からお洒落のためにレーッシク手術を受けたわけではないことが明らかになり、アレックスが犯人だとユーラスに告げます。

 

すると海に落ちたのはアレックス以外の2人。戸惑い怒る3人に対し、ユーラスは「有罪と無罪で殺されることに違いがあるのか」と問うのです。

結局アレックスも海に落とされ、死んでしまいます。

いやぁ、死刑制度の是非にも通じる疑問ですよね。調べたところイギリスでは、1998年に死刑が完全廃止されているようです。

税金や場所の問題から死刑を容認する意見も多いですが、個人的には殺人と同じだと思っていますので、ユーラスの言葉はなかなか響きましたね。まぁユーラスは結局3人とも殺しちゃってるんですけど。

 

この試練の題材となったのは射殺犯のガリデブを追う『3人ガリデブ』、まさにそのままのタイトルですね。ガリデブが3人そろえばお金がもらえる、という奇妙な事件への導入が面白いです。

 

3つ目の部屋

次の部屋には棺桶がひとつ。

この棺桶は誰のものか推理しろ、というのです。

棺桶の長さや窪み方から身長や体格を推理するシャーロックに対し、蓋を見るよう指示するマイクロフト。この冷静さが流石はマイクロフトよな~シャーロックはまだまだ素直すぎるというか、純粋すぎる子どもっぽさがあります。そこが可愛い。

 

蓋には名前ではなく「I love you」との記載が。

シャーロックを愛していて、この棺に合う人...つまりモリー

ユーラスは、モリーの自宅に爆弾を仕掛けたというのです。爆発を止めるには、3分間の間に、電話でモリーに「I love you」と言わせなければならないとの条件。

そしてユーラスがシャーロックの携帯からモリーに電話しますが、そもそも電話に出てもらえない。笑

なぜ電話に出ないと不思議がるシャーロック。そういうとこだよ、だから電話に出てもらえないんだよ😂

 

ユーラスも流石に不憫に思ったのか、もう一度電話してくれ、やっと会話ができます。

しかし、シャーロックがIn love youと言ってほしいとお願いしても、案の定モリーは言ってくれません。

イムリミットが迫る中、「本当のことだから言えない」とモリー。そして、シャーロックが言ってくれたら言うとモリーが妥協し、なんとか時間ギリギリで言ってもらうことに成功。

 

早く爆弾を止めろ、と焦るシャーロックに対し、「面倒だから爆弾なんて仕掛けていない」「ただ気まずくなっただけ」とユーラス。痛烈~~

感情を爆発させるシャーロックに対し、ジョンが話しかけようとすると、シャーロックから「兵士」と言います。もう無言で通じる。

けれど、この感情丸出しな感じはドラマのシャーロックって感じですね。レアな感じ。

 

4つ目の部屋

次の部屋では、ついに一発だけ弾が残った拳銃の出番。

その拳銃で、ジョンかマイクロフトどちらかを殺せというのです。

「頭脳が必要だからジョンを殺せ」「お前は昔から家の恥だ」と散々シャーロックを煽るマイクロフト。ジョンも腹立たしいながら、「マイクロフトが正しい」と自分を殺すよう促します。

 

しかし、マイクロフトはあえてシャーロックを怒らせ、自分を殺させようとしており、もちろんシャーロックもそれに気づいているのです。

シャーロックが撃とうとしないので、「これは私のミスだ」と、5年前のクリスマスに、ユーラスとモリアーティに5分間の会話を許していたことを告白するマイクロフト。

ユーラスは「モリアーティはこの結末を読んでいた」「ホームズがホームズを滅ぼす」と嬉々としますが、それを聞いたシャーロックはたった5分で破滅させる方法を考えていたという事実を許すことができません。

そして「勇敢な男を見習う」と、所長と同じように自殺するべく、銃を自らの顎に当てるのです。

 

それを見たユーラスは焦り、首の後ろから3人ともに麻酔銃を打ち込みます。

シャーロックが自殺を選ぶ、というのはきっと5年前じゃ想像もつかなかったんだろうなぁ。こんなに成長しちまって...

それとマイクロフトも相当成長してますよ。前だったら、純粋な本心で「頭脳が必要だから」とジョンを殺すよう提案していたでしょうし。いやぁ、原作ではあまり登場しなかったマイクロフトをこんなにも愛すべきキャラにしてくれたドラマに感謝です。

 

少女の正体

目が覚めると、独房に入れられていたシャーロック。程なくして、隣からジョンの声も聞こえてきます。

当初はそれぞれ別の独房に入れられていると思っていましたが、ジョンは足を鎖で拘束されたまま、井戸に入れられていることが判明。

井戸には水が流れ始め、シャーロックが「マスグレーヴ家の儀式」つまり最初で最後の問題を解かなければ、ジョンを、飛行機の少女を助けることができない状況に。

儀式文が在りかを示すという『マスグレーヴ家の儀式』の設定を借りた、という感じですね。

 

少女ともジョンとも会話しながら推理していくシャーロック。

ジョンは井戸の中で骨を見つけますが、なんとその後頭蓋骨も見つかります。

ユーラスがどこかへ隠し、殺してしまった赤ひげは、犬ではなくシャーロックの友達、ヴィクターだったのです。

 

墓石に書かれた「ネモ」とは誰も~ない、つまり墓石の数字が歌の謎を解くカギ。

それを解いたシャーロックはユーラスの居場所を突き止め、飛行機の少女はユーラスだったことにたどり着くのです。

ユーラスは頭がよすぎる故に友達がおらず、シャーロックを赤ひげことヴィクターにとられたと思い、殺してしまったということ。

空の上でひとりぼっちのユーラスは降り方が分からない、自分は地上にいるけど一人じゃない、とユーラスに語り掛けるシャーロック。

うーーーーーん、飛行機の少女はユーラスの被害妄想ということか?なんとなくまだモヤモヤ。

そしてユーラスから井戸の場所を聞き出し、ジョンを救出。

 

イカーストリートボーイズ

その後、ユーラスは再びシェリンフォードへ。

両親にもユーラスが生きていることを告げ、みんなでユーラスに会いに行くのです。そしてバイオリンを演奏するシャーロック。

 

一方、爆破でめちゃめちゃになったベイカー街221Bを元通りに。

壁に向かって発砲し、棚にナイフを突き立てるところまできっちり再現。

メアリーからのビデオメッセージ「2人が何者かなんて関係ない」「私達には最後の希望」「これまでもこれからも彼らはそこにいる」「最高に善良で賢い男たち」という最大限の誉め言葉をBGMに、ベイカー街221Bで次々と事件を解決(子育ても)していく2人の様子が描かれます。

途中で『踊る人形』の踊る人形が黒板に描かれたり、モリーとも関係が良好そうな様子が見られたり、とほっこり。

これからも2人はこの部屋で事件を解決していくんだ、というのが描かれていて、なんとも心が温まります。原作ではシャーロックは引退してしまいますが、ドラマではまだまだこの生活が続くことが描かれていて、それがとても良かった。

 

最後に

いやぁついに終わってしまった~~

最終話は事件の面白さみたいなのはあまりなかったですけど、最終話っぽい詰め詰め感は盛りだくさんでしたね。シャーロック自身の成長が感じられました。

 

ベネディクト・カンバーバッチマーティン・フリーマンをキャスティングしたのがもう大正解すぎて最高でしたよね。天才な変人と、常人に見えて実は変人っていうのがいい演技でした。

これで一応ドラマ完結なわけですけど(現時点では)、スペシャル版がまだ残ってますから!と自分に言い聞かせて寂しさを紛らわしております。

 

では、お読みくださりありがとうございました!

 

名探偵コナン(サンデー9号)FILE1125「二拠点作戦」感想

2023/1/24発売の週刊少年サンデーに掲載されている名探偵コナンFILE1125「二拠点作戦」感想です。

 

シリーズ第3話にして解決編。

茶店に逃げ込んだ誘拐犯はどの客か?詩織ちゃんはどこに監禁されているのか?

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

鳥のような紙飛行機

詩織ちゃんが書き残した紙の折り目から、折り方を実践するコナン。

折ると紙飛行機が出来上がりますが、翼の下の部分を左右共に上に立つように折り、翼をYの字に立てると、鳥のように羽ばたいて飛んでいくのです。

これはコウモリ飛行機といい、これを見た猫のトラカゲは小鳥と間違えて「助けて」と書かれた手紙をおばあさんに届けてくれると思い、詩織ちゃんは託したのです。

 

飛行機を飛ばせる距離、つまり近くで、「詩織は や」つまり「や」から始まる場所、屋根裏部屋に監禁されていると言うのです。

うーーーん、これはまあそうなんだけどちょっと微妙かなぁぁ。「や」から始まる単語なら何でも当てはまってしまいますし...

 

監禁場所はわかったものの、家政婦以外に犯人がいた場合、詩織ちゃんを人質にして立て籠もられてしまう可能性もあるため、ひとまず佐藤さんに電話することに。

 

職業病

佐藤さんが拾った誘拐犯の携帯には連絡がまったく来ていないため、家政婦とバイク男以外に犯人はいないと断定。

そのバイク男の過去の言葉遣い、「発熱したので経過を観察してたんですが」という言葉遣いや、右手の甲の親指と人差し指の間にメモ書きしていたということから、バイク男は看護師であると推定するコナン。

 

看護師を30%の確率であぶり出せるというコナンの手法を試すことにした千速ら。

千速を見ながらイラつく重悟にも協力させ、千速がとった行動は...ベートーベンの「エリーゼのために」をスマホで流すというもの。

特に反応がなかったため、次にバッハの「メヌエット」を流すと、薄着の男が反応。

病院のナースコールは24%がエリーゼのために、電子音が39%、メヌエットが7%とのこと。

いやぁこれは嫌でも反応しちゃうもん、いい手法です。反応しちゃうのが悲しいよね...

 

話しかけた千速に対し、抵抗しようとするバイク男。しかし、千速はにっこり笑って「抵抗しても構わんが...この店...刑事だらけだぞ?」と一言。

刑事をデカを読むあたり、千速だよな~~

そんな千速は、薄着の男がカップを左手で持っていたこと、右腕に腕時計をしていたことから、左利きであり、右手に何かを書いていた犯人も左利きであろうから、この人が犯人だろうと目星をつけていたとのこと。

流石千速さん!そして私の予想も的中✌

 

一方のコナンは、サイコロで「GIVE UP」と書いて家政婦を諦めさせ、詩織ちゃんを救出。一件落着!

 

盗み聞き

一件落着!と思いきや...

仮面ヤイバー24周年記念でもらったバッジを、マフラーにもつけていた光彦。

わざわざつけかえた理由は、「より多くの人に宣伝してほしいから、人目に触れやすい衣服の一番その側につけることを推奨する」と箱に書かれていたからとのこと。

その文言に疑いを持ち、バッジを手に取るコナン。

中を開けてみると、そこには隠しカメラと盗聴器が隠されていました。

 

コナンはすぐに足で踏んで壊しますが...それを聞いていたのは、なんと安室さん!

赤井さんに引き続き、安室さんまで盗聴を開始するとは。

これはコナンの会話を聞きたかったのか、それとも灰原に迫りたかったのか...

コナンだとしたらバーボンの立場で、寿司屋に言われてでしょう。お茶会にもつながるかも...?

灰原だとしたら、降谷の個人的興味ってこともあり得そう。

うーん面白い展開!

 

最後に

面白い展開!なんですけども、やっぱり引き延ばし感がぬぐえず...そろそろRUM編を終わらせてほしいよ...

しかも次の連載は4月で、まじっく怪斗ということは、コナンの連載はいつになるの...?まじっく怪斗はもちろんとっても嬉しいんですけど、コナンが待ち遠しくて悲しい。

やっぱりそろそろ映画は年1止めません...?原作読ませてくれ~~

 

では、お読みくださりありがとうございました!

名探偵コナン(サンデー8号)FILE1124「奇妙なサイコロ」感想

2024/1/17発売の週刊少年サンデーに掲載されている名探偵コナンFILE1124「奇妙なサイコロ」感想です。

 

シリーズ第2話。喫茶店へ逃げたと思われる誘拐犯を特定するべく入店した高木刑事と千速。一方聞き込みを行う探偵団。

そしてラブコメな展開も面白くなってきました~!

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

3人の怪しい人物

1人目は2時の方向に座るチャラ男

この季節にシャツ1枚というのが怪しいポイント。左の靴のつま先が汚れています。

 

2人目は1時の方向に座る強面の男

左手首に擦り傷があるため、バイクを横転させたときにできた傷かもしれません。左の靴のつま先が汚れています。

 

3人目は真後ろのメガネ男

サラリーマン風なのに派手なスカジャンを着ており、その場しのぎ感があります。左の靴のつま先が汚れています。

 

靴の汚れは近づいて見なければシフトペダルでついた汚れかはわからないため、電話で佐藤さんに断ったのち、高木刑事に水をぶっかける千速。

このスケコマシ野郎!!私を一体何だと思ってんのよ!?昨夜、ベッドの中で寝ぼけてつぶやいてた「美和子」って誰だって聞いてんのさ!!

と痴話喧嘩のフリをして、真後ろに座っていたメガネの男の靴を高木刑事に確認させます。いやぁ千速さんの機転の利かせ方や実行力がかっこいい~!

 

そして千速自身は席を立った際に財布を落とし、小銭をぶちまけることでチャラ男と強面の男の靴を確認。3人全員がシフトペダルによる汚れであることが確認できました。

 

強面の男の手首の傷は、誰かが後ろからぶつかってきて、よろけて壁に手をついた際にこすったのだと主張していたものの、左ひざのあたりも汚れていたため、コケたものであると推定。

チャラ男は暑がりだから薄着だと主張するも、ホットミルクティーを2杯も飲んでおり、鳥肌も立っているので嘘。

メガネの男のスカジャンにはカラーキーパーが入ったままなので、購入したばかりかも。

ということで、3人とも怪しいまま。

 

そこへ、休憩中と思われる重悟が部下を連れて千速らのいる喫茶店へ。

男連れの千速を見て焦ります。可愛いなぁ。

 

探偵団たちの聞き込み

一方、誘拐された詩織ちゃんについて聞き込みをする探偵団。

紙切れを加えていた野良猫は「トラカゲ」と呼ばれ、詩織ちゃんのおばあさんが、詩織ちゃんの家の縁側に昼頃餌を置いておくと、トラカゲが食べにくるというルーティーンだったのだとか。

 

また、詩織ちゃんの家の表札の上に載せられたサイコロを見ながらぶつぶつ言っている怪しいサイコロ男を見かけたという情報も。

その男は声をかけられ慌てて逃げた際、サイコロを1つ落としていったため、コナンはそのサイコロを確認。また、別の日に置かれていたサイコロの写真も入手。

このサイコロは1700年代に使われていた、アルファベットを記号に置き換えたビックベン暗号というもの。

コナンの推理では、詩織ちゃんの家に新しく来た家政婦が誘拐犯の共犯者であり、誘拐犯と暗号でやり取りしていたというのです。

 

その家政婦は初日に発熱して仕事に来ることができず、代わりにその兄が謝りに来たとのこと。

その男は「妹が発熱したので経過を観察していたんですが」という、元太いわく変な言葉遣いであり、右手親指の付け根あたりに何か書いてあったとのこと。

サイコロ男も同じ場所に何かの数字を書き込んでいたという情報も。

 

見たこともない白い変な鳥が飛んでいたという情報もあり、詩織ちゃんはトラカゲが追いかけてくわえて持っていくようにと、紙飛行機を折っていたということにコナンは気づきます。

つまり、最初から目の前に詩織ちゃんは監禁されていたのだと。

 

最後に

右手に文字が書かれているということは、左手で書いたのでしょうから、誘拐犯は左利きということ?だとしたら、右手でナイフを持っている強面の男は除外ですかね。

チャラ男は右手に腕時計を付けているので左利き候補かも。メガネの男は何とも言えないですね。

 

元太の言う変な言葉遣いは、何を意味しているんでしょう?「経過を観察」という言い方が医者っぽいってこと???わかりません。

監禁場所としては、紙飛行機なのである程度高さがある場所でしょう。けれど目の前ってことは、自宅...?

 

一方のラブコメの方も面白くなってきましたね~!まさかの重悟ご対面!高木刑事に気づかず、誰だお前とか言って声かけてほし~!んで捜査のじゃまして千速に怒られろ~!(理不尽)

 

では、お読みくださりありがとうございました!

 

 

名探偵コナン(サンデー7号)FILE1123「消えた誘拐犯」感想

2024/1/10発売の週刊少年サンデー7号に掲載されている名探偵コナンFILE1123「消えた誘拐犯」の感想です。

 

シリーズ第1話。張り込みをしていた佐藤さん、高木刑事、そしてあの人物が...

では、以下ネタバレあり感想です。

 

犯人を追え

張り込み明けの佐藤さんと高木刑事は、公園の側に路駐し、公園のゴミ箱からアタッシュケースを拾おうとしている人物を見かけ、駐車禁止だと声を掛けます。

しかし、声を掛けられたその人物はアタッシュケースを放り捨て、路駐していたバイクで逃走。

あっけにとられる佐藤さんに声をかけたのは特殊捜査班の羽鳥警部。バイクで逃げたのは身代金を取りに来た誘拐犯で、GPS付の身代金入りケースを奪わせて泳がせ、犯人の家もしくは誘拐された詩織ちゃんを突き止めようとしていたのです。

そこを邪魔してしまったので、佐藤さんは爆速で運転し、犯人を追いかけます。すると神奈川に入ってしまい、白バイの千速さんも合流。

 

佐藤さんが運転する車が急な方向転換により横断中の男の子の上に横転しそうになった際、男の子を颯爽と助けた千速さんがとってもかっこいい!

というかその前に、横目で暴走するバイクを捉えていたのがかっこいい!!

 

当のバイクは横転し、運転手は近くの赤レンガ倉庫の中へ入っていったとのこと。

 

コナンからの情報

そこへ、高木刑事にコナンから連絡が。

コナンは野良猫が持っていた折り目のついた紙切れに書かれた「シオリはや たすけて」という文字から、シオリという女の子が誘拐されているのではと電話したのです。

羽鳥警部、コナンからの情報を合わせると、今朝、石神商事会長の孫娘、詩織が誘拐され、身代金をとりにきた犯人が先ほどのバイクの運転手だった。

コナンは下校中に米花町5丁目の住宅街で野良猫が咥えていた紙切れを見つけたということ。

詩織の自宅住所は杯戸町1-8なので、その紙は自宅から連れ去られる途中で落としたのか、監禁先が自宅近くなのか...

 

コナンは「シオリ、早く助けて」だと思うと言いますが、私は「シオリは、や〜たすけて」だと思うんですよね。「は」と「や」の間に隙間がある感じがしますし。「や」から始まる名前の場所にいるのでは?

 

佐藤さんら3人は赤レンガ倉庫内で犯人を探し、コナンらは周辺の住民に学校を休んだ友達を心配しているという体で聞き込みをすることに。

 

犯人はどこへ

ヘルメット、ジャケット、スマホを置いてどこかへ消えた犯人。

上司からの電話もないということは、犯人は連絡も取れず焦って逃げているということ。

身を隠すためにわざわざ屋外にいるわけもなく、長蛇の列に並ぶわけもない。

つまり、割と空いているパンケーキ店bell'sに身を隠したとみて間違いありません。

 

もうこれはまんまbills!!!犯人追跡ルートを含め、これは聖地巡礼が捗りそうですね〜

 

佐藤さんは犯人に顔を見られている以上、お店の中に入るわけにはいきません。

そこで佐藤さんと千速さんの服を入れ替え、千速さんと高木刑事が恋人を装って入店することに。

 

意外とお客さんがいるから探すのは骨だと言う高木刑事に対し、3人に候補は絞られたと言う千速さん。

バイク乗りは左足のつま先をシフトペダルに引っ掛けて操作するので、左の靴のつま先が汚れてしまうところ、3人の客が該当していたと言うのです。

バイクだからこそ千速さんが強いというのが上手いですね。

 

最後に

パトカーの中で千速さんと佐藤さんの服を入れ替えたわけですが、その際に窓からどちらかのお尻が見えてしまったというのが青山先生のラブコメって感じでいいですね笑

しかもシェリーのひとりごとで千速さんは多分黒のTバックだからあれは佐藤さんだ、とはっきり言及しちゃうのが流石です。

 

犯人の方はまだ何にもヒントが出ていないので、次号に期待!

きっとコナンからの情報を含めて突き止める感じになるのかな?

 

では、お読みくださりありがとうございました!

 

 

 

明けましておめでとうございます2024

新年明けましておめでとうございます!

ということで、このブログも(ほぼ)3周年です。

いつも読んでくださっているみなさま、ありがとうございます。

 

一昨年に比べて去年はさらに更新できた記事の数が少ないという情けなさ。いやいやこれは、見ている海外ドラマの1本分の尺がね、シャーロックは90分と長いからさ...という言い訳をしてみたり。

でも悲しいことに、そのシャーロックもそろそろ見終えてしまうんですよねぇ。切ない。次は何を見ようかな?

 

そしてこれは完全に私の都合ですが、去年は映画の関係もあってアニメコナンは更に見なくなってしまいましてですね...記事の少なさはアニメコナンのOP、ED関係の記事を全く書かなくなってしまったからでもあると思うんです。申し訳ない。

しかし、今更書く気にもならないので、このままフェードアウトしてしまい、その分その他の記事を増やそうかなぁ...あくまで趣味のブログで、楽しい事だけ書いていたいので、やっぱり気乗りしないものは書かない方がいいと思いますし、ね!(という言い訳)

 

とそんなこんなで完全に私の趣味にお付き合いいただいている皆様、本当にありがとうございます。

私の読んだり見たりして楽しくなった気持ちを備忘録的に記録し、それを共有できたら素敵だなと思ってこのブログを始めておりますので、初心を忘れず、楽しい記事を更新していきたいと思います!

では、今年もよろしくお願いいたします!

 

2023今年の映画ベスト5

今年も残すところあと数日。

ということで、2023年公開の映画の中で、私的ベスト映画5作を紹介したいと思います。

私の独断と偏見による個人的な意見です。

 

では、以下ネタバレなしのランキングです。

5位:ウォンカとチョコレート工場のはじまり

wwws.warnerbros.co.jp

貧乏な自分には縁のない、チョコレート工場の見学へ行ける夢の金のチケットが配られる...夢のような世界観と鋭い風刺が効いた小説『チョコレート工場の秘密の登場人物、ウィリー・ウォンカがチョコレート工場を作るまでのお話

ジョニー・デップ版の前日譚ではないというところが広告詐欺な気もしますが、全くの別物と捉えればとっても素敵な映画でした。

画面のどこを見てもカラフルで、思わず口ずさみたくなるリズム感のいい歌、温かいストーリー。様々なシーンに、子どもの頃原作小説を読んで夢に描いた世界が広がります。

爽やかなウォンカというのは新鮮でしたが、ティモシー・シャラメがピッタリの役でした。ブラックユーモアが少なめな分、より多幸感に包まれる、ホリデーにぴったりな映画です。

 

4位:グランツーリスモ

www.sonypictures.jp

プレイステーションの有名ゲームグランツーリスモ」のプレイヤーから本物のレーシングドライバーになったヤンの実話を映画化したもの。

私は同タイトルをプレイしたことはありませんでしたが、ソニーならきっとリアルな映像が見られるだろうという期待、そしてオーランドブルーム見たさから劇場へ行きましたが、大正解でしたね。

ヤン本人の苦悩そのものの描かれ方はもちろんのこと、元レーサーのジャックとの師弟関係にぐっときました。

そしてもちろんのこと、レースの迫力とゲームのような演出の融合が最高でした。だれる瞬間がまるでなくて、終始興奮してました。ここまでレースに振り切ってもらえると、頭を空っぽにして没入できます。

あ、それと、洋画あるあるななんちゃって東京ではなく、リスペクトを感じるリアルな東京が見られるのもポイントです。笑

 

3位:マイ・エレメント

www.disney.co.jp

私の大好きピクサー

火、水、風、土という4つのエレメントが住んでいて、互いに関わってはいけないという街。そんな中で火の女の子と水の男の子が恋に落ちた...という、ロミジュリ的身分差の恋を題材とした分かりやすいストーリーです。

もう、とにかく映像が美しい!!!火と水の映像美だけで映画館で見る価値があります。流石ピクサー。特に水。とにかく美しいです。デートシーンなんてうっとりしちゃいます。

ストーリーも、いろいろ詰め込んだ感じがなく、久しぶりのド直球ラブストーリーだったのが好感度高めです。もちろんいろんなところに多様性とかポリコレ的要素はあるんですけど、他のディズニー映画に比べると薄いというか、自然というか、押しつけがましくない感じが良かったですね。

 

2位:怪物

gaga.ne.jp

あの是枝監督とあの脚本家坂元がタッグを組んだこの映画が、傑作にならないはずがない。

「怪物だーれだ」の予告は耳にこびりついて離れない中毒性があります。予告ではホラーか...?ホラーが大の苦手な私は見ないほうがいいのか...?とビクビクしながら見ましたが、全然ホラーじゃありませんのでご安心を。しかし、毎度のことながら是枝監督の描く人間の、社会の黒い部分は最早ホラーかもしれないですね。

視点が変われば、誰が「怪物」なのかも変わる。何気ない一言、行動が誰かの「怪物」になる。みんなが誰かの「怪物」。

視点が変わるごとに徐々に明らかにされていく事実、という構図はミステリーっぽさもあり面白かったです。あのラストにも考えさせられる。

 

1位:スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

www.spider-verse.jp

スパイダーマン:スパイダーバース』の続編。マイルズ・モラレスがスパイダーマンになった後のお話。

もうオープニングから心を掴まれましたね~~ピクサーがリアルなアニメーションを極めたのだとしたら、ソニーはアニメーションでしか表現できないコミックが動いている感じ(うまく表現できない)を極めたと言えるでしょう。本当に細部まで見るべきところがあるので、もう大忙しです。

スパイダーバースを取り扱うだけあり、今作は様々なスパイダーマンが登場するのですが、そのユニバース特有の描かれ方や動き、質感なのがもう本当にすごい。

もちろんストーリー自体も最高です。スパイダーマン通過儀礼そのものをこんな風に取り扱うなんて。ネタバレになってしまうのであまり言えませんが、とにかくストーリー自体も最高、映像は言わずもがな最高なので、必見です。

一緒に劇場で見た客層が良かったのもあると思うのですが、みんなが同じタイミングで息をのんだり、吹き出したり、前のめりになったりと、その世界に没入できる最高の映画です。

 

最後に

飛行機墜落×ゲリラ戦×バディものという体感するアクションな「ロスト・フライト」、思わずパークへ行って乗りたくなるホーンテッドマンション、一度だけでは消化できない君たちはどう生きるか、今作も体を張りすぎなミッション:インポッシブル/デッドレコニング パート1」、マッドデイモンが素敵なAIR、涙なしには見れないガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3」、ショーン・メンデスの歌声が最高な「シング・フォー・ミー、ライル」などなど、今年も最高な映画ばかりでした。

 

ちなみに、今年公開ではないけれど私が今年初めて見た映画では「RRR」がベストですかね~!去年タイミングを逃して見れておらず、やっと今年劇場で見れたのですが、なんでこんなに騒がれていたのか納得がいきました。まじで最高でした。

興奮のまま配信サイトで課金して「バーフバリ」も観ましたが、最高でしたね。今度からインド映画もチェックしなければ。ちなみに今年日本で公開された「K.G.F」も良かったですよ。

 

来年も素敵な映画にたくさん出会えますように!

では、お読みくださりありがとうございました!

海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」4-2「臥せる探偵」感想

海外ドラマ「SERLOCK/シャーロック」シーズン4第2話「臥せる探偵(The Lying Detective)」感想です。

 

衝撃の結末を迎えた前話。関係性の悪化したシャーロックとジョンはどうやって元通りになるのか?

ジョンは、シャーロックは立ち直ることができるのか?

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

連続殺人鬼の娘からの依頼

実業家、慈善家のカルヴァ―トン・スミス

定例会議では娘や警察、放送局の重鎮などが出席する中で、TD12という数分の記憶力を無効化する薬を点滴させ、そこで秘密を暴露していました。

その場でスミスが明かした事実は、「誰かを殺す必要がある」という衝撃の言葉。

 

その3年前のスミスのワンワード=1語で人生が変わってしまったスミスの娘・フェイスは、麻薬漬けで変人を極めたシャーロックの元へ相談へ。

シャーロックは集中力がなく意味不明な言葉を並べたり、ふらふらと歩き回ったりしつつも"一種の反射"により推理する頭の回転は持ち合わせたままであり、フェイスが鞄に銃を隠し持っていること、雨の中コートなしで来たこと、タクシーを待たせていないこと、自傷の傷跡が左手首にあることから、シャーロックが依頼を断れば自殺するつもりだったことを推理し、依頼を受けることに決めるのです。

 

ただし、自殺を止めるために依頼を受けたのではなく、シャーロックは人名は一語ではないはずなのに、一語が人生を変えたという矛盾に面白みを感じたから。

ナポレオンなどの例外を除けば、普通人の名前は2語以上。一語で殺す対象を表す言葉、anyone=誰でもという事実にシャーロックは気づいてしまいます。つまりスミスは連続殺人犯ということ。

 

この、依頼人のフェイスと外を歩きながら推理をしていくのが面白かったですね~意味不明な言葉を発しつつも、的確に推理をしていくところが流石シャーロック。頭に身体がついていかないというのが面白い。

しかも、適当にふらついているのかと思えば、ヘリでシャーロックの行動を見張っているマイクロフトにむけて「失せろ」というメッセージを軌跡で描いていたというオチつき。1週間引きこもりなシャーロックを案じてヘリで監視するマイクロフトもなかなかの変人ですけどね。この兄にして弟ありって感じよ。

 

ついにイカれたシャーロック

その3週間後。

セラピーに通うジョンのもとへ、真っ赤で爆速な粗っぽい車が1台、ヘリや警察を引き連れて現れます。

シャーロックが連絡したいのであれば、大っぴらにやる男だとセラピストに話していたばかりでしたし、ヘリを引き連れていたので、まさかシャーロック??と思いきや...

なんと、運転していたのはハドソン夫人だったのです。

 

シャーロックは麻薬の取りすぎでついにおかしくなり、部屋中のスミスの切り抜き写真を貼っては銃をそこら中に発砲しまくり、奇声を発するという周囲の命も危険な状況に。スミスは連続殺人鬼だとTwitterに書き込んでしまうほどの奇行も。

 

見かねたハドソン夫人は、幸いジャンキーの扱いには慣れていたので、ハドソン夫人がわざと手にしていたカップを落とすことでシャーロックの持っていた銃を奪い、その銃で脅して、シャーロックが冷蔵庫に入れていた手錠で自らを拘束させます。

そして、「機会があればシャーロックを医者として看る」というジョンの言質をとった後、車のトランクに手錠を掛けられて寝転がっているシャーロックを見せるのです。

 

もう、ハドソン夫人が最高すぎる!組織のボスで犯罪者となった夫を持つという奇抜な設定がより活きていて、こんなにかっこいいハドソン夫人が好きです。

ハドソン夫人がホームズの状況に見かねて医者であるワトソンに助けを求めるというのは『瀕死の探偵』と同じですが、ハドソン夫人が強すぎてもう最高ですね。

 

そしてまんまとハドソン夫人にしてやられたジョンは、元々シャーロックがこのセラピー先の住所を教えていたというスミスからの招待を受け、スミスの元へシャーロックと向かうことに。

シャーロック本人は、これもまたあらかじめシャーロックが呼んでおいたモリーと一緒に救急車でスミスの元へ。モリーには「死者の方が健康」とまで言われてしまいます。

この元々推理して先回りに動いている感じが、わざと麻薬漬けになってスミスにお呼ばれされる状況を作り出した感じがありますね。

 

連続殺人鬼は衆目が必要だと、あくまでスミスを連続殺人鬼だと疑うシャーロックに対し、「財力も権力もある不可侵の人物は捕まえられない」と自信満々なスミス。

「選択した無知は世界に必要だ」と、記憶阻害剤を使用した会議室も、一番好きだという死体安置所も見せてくれるというサービスっぷり。

H.H.ホームズは死体のためにホテルを作ったバカだ、病院なら死体を隠すのにぴったりだとまで言うのです。

 

そこに、シャーロックがスミスからすり取ってメールをして呼び出したスミスの娘・フェイスがやってきますが、なんとベイカー街221Bにやって来たフェイスとは別人だったのです。

そのことに混乱するシャーロックは、麻薬の症状からか、傍にあったメスをつかみ取り、スミスが攻撃してくると思い込み、スミスに対して攻撃の構えを見せます。

すかさずジョンがシャーロックからメスを取り上げ、殴って、殴って、過剰なほどに殴ってシャーロックを止めるのです。

この、一種の狂気ともいえるジョンが殴るシーンは見ごたえがありましたね~

シャーロックの変人っぷりな演技にばかり目がいきがちですけれど、常人に見えて意外とそうでもないジョンも上手いです。この、ジョンの今までため込んでいた感情の爆発っぷりは、ある意味恐怖を覚えるほどで、すごくいいシーンでした。

 

取り調べを受けるジョン。その一方、シャーロックはそのままスミスの病院で治療を受けることとなります。

スミスの意向で、スミスはシャーロックに対し告訴はせず、治療まで施してあげるということになったのです。

ついに愛想をつかせたジョンは、ジョンがシャーロックと出会った時に持っていた杖をシャーロックのベッドの傍に置き、眠るシャーロックに別れを告げて病室を後にします。

 

シャーロックの行動の意図

ジョンが病室を去った後、入れ替わりのように現れたのはスミス。

スミスは隠し扉から、音もたてずに侵入したのです。

スミスは、病院建設の際、建築家を次々と解雇することで構造の全容を知る人物が自分だけとなるようにし、結果的に自分のみが知る隠し扉をたくさん持った殺人城を作り上げたのです。「私は人間を物に変えるのが好きだ」、なんて気持ち悪いセリフ。

そして、スミスの手でシャーロックも殺そうとします。

 

一方、病院を出たジョンは、マイクロフトの迎えによりそのままベイカー街221Bへ。

なんと、マイクロフトは総出でシャーロックの部屋の中を調べ、シャーロックが奇行に走った原因を探そうとしていたのです。

その様子を見たハドソン夫人は呆れ、マイクロフトに説教する始末。

シャーロックはどう見ても思考型ではなく感情型。失敗すれば壁に発砲し、未解決のものは棚の上にピンで刺す。だから、シャーロックが今おかしいのはその未解決事件のせいだと言い、刺されているものを抜き出します。

 

棚の上に刺されていたのは、メアリーからの最後の依頼が収められたビデオメッセージ。

再生し、それに気づいたハドソン夫人は、マイクロフトらをすぐさま追い出し、ジョンと2人だけでメッセージを見るのです。

メアリーは「ジョンは絶対に救いを拒むけど、救う唯一の方法は彼に助けられること。地獄へ落ちて。悪党と対決して危険な状況になったら彼はくる」とシャーロックにジョンを助ける方法を伝えます。

そのメッセージを聞き終えると走り出すジョンに向かって、ハドソン夫人は貸そうとしなかった真っ赤な車の鍵を渡すのです。

いやあ、今回のエピソードで1番かっこいいのはハドソン夫人じゃない?

 

ジャンキーだったとはいえシャーロックを拘束し、ジョンをはめて、シャーロックを理解して、ジョンの背中を押す。

残る唯一の存在であるシャーロックを失ってから泣きつかれても困る、とシャーロックに歩み寄るようジョンに訴えたシーンは、ハドソン夫人の人生経験の豊富さや人の大きさを感じましたね。

 

ジョンが消火栓で鍵の掛けられていたドアを破り、病室に突入すると、まさにスミスがシャーロックを窒息死させようとしているところでした。

スミスは人が入って来たことに気づくなり、助けようとしていたんだと弁解。シャーロックが盗聴器を仕掛けていたと言っても、すべて排除していると自信満々。

しかし、シャーロックは4つ目の盗聴器を、ジョンが持ってきた杖にあらかじめ仕込んでいたのです。

つくづく、シャーロックの読みがすごすぎるな...

自らスミスに殺されるよう仕向け、連続殺人鬼を逮捕するというのは『瀕死の探偵』そのものですが、その経緯や背景、味付けが全く違って面白かったです。ジョンを助けるため、メアリーの依頼に応えるためという理由付けがもうドラマ版の色になっていてい、見ごたえがありました。

それにしても、原作ですら飲まず食わずで瀕死を装ったのに、ドラマ版では麻薬漬けというのがより悲惨になってますよね😂

 

まさかの新たな登場人物

ジョンはシャーロックに浮気をしていた事実を打ち明けると、シャーロックは「ただのメールだ」と不器用ながらも励まします。

シャーロックだってあの女=アイリーン・アドラーとやりとりするのだから、メッセージを送ることに深い意味はないのだと。

まさかあのシャーロックがこんなに成長するなんてねぇ。感慨深い。

 

シャーロックとの仲も戻り、ジョンも(多少は)前向きになり、万事解決、と思いきや...

ジョンのセラピストは本人ではなく、セラピストに扮したシャーロックの姉妹・ユーラスだったのです。

バスで会い、ジョンが浮気をした相手もユーラスの変装。

シャーロックのもとへ相談に来た依頼人のフェイスも、ユーラスの変装だったのです。

東風とは、ユーラスのことだったのです。

 

最後に

原作には要素のない、悪の存在と思われるシャーロックの姉妹、ユーラスが登場!

スミスの言葉が本当なら、ユーラスは連続殺人鬼ということなの...?

ジョンをひっかきまわし、シャーロックの捜査を助けた意図は何なんだ??

もう次の展開が全く読めません。

マイクロフトが連絡をとろうとしているシェリンフォードも謎だしな...

 

では、お読みくださりありがとうございました!