海外ドラマ「メンタリスト」シーズン6の第7話「偉大なるレッド・ドラゴン(The Great Red Dragon)」の感想です。
衝撃的な展開を見せた前話の続きです。いやー、今回も衝撃すぎる展開でして、またもや続きを早く見たい病に侵されています。
今回も通常事件はなく、ひたすらレッド・ジョンを追うお話です。
では、以下ネタバレあり感想です。
爆発、のち
誰かが発砲し、その後爆発した前回。
リズボンがかけつけると、まずはタトゥーがあらわになったスミスとご対面。
そして発砲のしあいになり、リズボンは無傷のままスミスのわき腹を撃ちます。
ジェーンはというと、意識不明ですが軽傷。ひとまず安心です😌
バートラムは無事でしたが、スタイルズ、ハフナー、マカリスター保安官は黒焦げな遺体となってしまいました。
スタイルズ~死んでしまうだなんてショックです。
ハフナーもですが、潔白(?)な二人が死んでしまったなんて悲しすぎます。
特にスタイルズについては、ジェーンといい関係を築いていたし、これからもいい関係を築いていくんだろうと思っていたので残念でなりません。
ハフナーもね、最後の最後まで好きだったリズボンに疑われて死ぬだなんて、辛かったと思います。
二人のご冥福をお祈りします。
そして気を失ったままのジェーンはそのまま病院へ。
すると、メスのようなものをスッて近づく怪しい人が...もちろん、バートラム局長です。
ジェーンを殺そうとしたその瞬間、リズボンが!ナイスタイミングすぎます。
スミスがレッド・ジョンだとバートラム局長に報告していると、ジェーンが目を覚まします。
そこで悟ったバートラム局長はそのまま姿をくらましましてしまいました。
本当に嫌な奴。でも今までの感じからして、レッド・ジョン本人ではないと予想していますが、真相はどうなんでしょう。
でも候補者で残ってるのはバートラム局長だけなんですよね~
ここは、ジェーンさんにバートラム局長を捕まえてもらって、問いただすしか方法はありませんね。
あ、そうそう、爆弾はレッド・ジョンが持ち込んだと思われるとのこと。
これって、燃えた状況からしても、マカリスター保安官が爆弾を持ち込んだのでは?
元々マカリスター保安官が座っていた場所はハフナーとスマイルズ側でしたし。
ジェーンが呼びつけた段階で、真のレッド・ジョンについての情報が漏れる恐れがあると察知し、ジェーンを巻き込んで爆発させようと考えていたとか?
結果、ジェーンは生きていましたが、情報を知ってしまったスタイルズとハフナーは死んでしまいましたし、情報を隠そうとしたというのは結構あり得るのではないかな〜と考えています。
それにしても、誰が発砲したのか、爆発は誰がさせたのか、もっと詳しい説明が欲しいですよね😂
スミスを追え!
ジェーンも復活し(正確には病院から抜け出し)、チームリズボンで失踪した二人を追跡。
まずは手負いのスミスを探します。過去スミスが関わった事件で無罪放免となった医者の元にいると推測し、リグズビーとヴァンペルトが向かいますが、既にそこには「虎よ、虎よ」と唱えるFBIが。
しかも、それが以前リグズビーにカークランドの射殺について教えてくれた好青年風のコルデロ刑事!唖然としました。
あの態度からしていい人だと思っていたのに~しかも「虎よ、虎よ」って唱える人多すぎません??もはや誰も信用できない。
CBIが来る前に片付けろ、とコルデロが指示し、もう一人のFBIがスミスを外に連れ出し、射殺しようとしますが...
一方、到着したリグズビーらはコルデロに「部下が捕まえている途中だ」と言われ待機するも、ジェーンからの電話で「法執行機関の者は信じるな」と忠告を受け、裏側に回ることに。
この時のコルデロの顔、信用ならない笑みですよね~怪しさ丸出し。
そして裏側に回ると、なんとFBIがスミスを殺そうとしていた真っ最中。リグズビーの体当たりでそのFBIは確保するも、スミスとコルデロは逃走してしまいます。
しかし、スミスは傷が痛むからか、直接CBIに電話し投降を申し出ます。
が、ヴァンペルトから指示を受けたチョウが到着する前にまたもやコルデロが。
トランクに乗せられそうになるその時、ギリギリでチョウが到着!!
「車に乗れ」とあくまで冷静なチョウ、かっこよすぎる~!!
それにしても、コルデロはいいとこなしです。後で組織にお仕置きとかされちゃわないのかな?
スミスへの取り調べ
そしてリズボンとジェーンから取り調べを受けるスミス。明らかになったことは...
・窮地を謎の組織に救われた
・その秘密組織の名はブレイク結社、「虎よ、虎よ」の詩の作者が由来
・ブレイク結社のメンバーは警官や判事、FBIなど不正を行っている連中(麻薬とか)
・合言葉で不正を隠し合う
・誰がボスかは分からない
・全部で数千人はいるかも
・レッド・ジョンはブレイク結社の一員
・電話で依頼されるため依頼主は不明
あ、ちなみにスミスを医者のところで取り逃がした際に捕まえたFBIから得た情報としては...
・誰がレッド・ジョンなのかは分からない
・誰が組織の一員かどうかも下っ端には分からない
・タトゥーは組織の一員である証
・「虎よ、虎よ」は合言葉であり緊急時にも使う
いやー、リズボンじゃないですけど、本当に「汚職警官の巣窟」ですねぇ。
正義感の強いリズボンには耐えられない事実な気が...
こういった結社があったことをハイタワー達は知っていたんでしょうか?そもそも気づいていなかったのかな。
きっと、レッド・ジョンだけじゃなくていろいろな事件が隠蔽されてきたんでしょうね。
これはレッド・ジョンを捕まえたら万事解決、とはならなさそうですね。
レッド・ジョン本人以外にもジェーンの家族の死に関わっている人がいる可能性が高そうですし。
バートラム局長を追え!
スミスへの取り調べを追え、未だバートラム局長やコルデロの行方は分からないまま。
そこで、ジェーンは記者たちに「CBIの局長がレッド・ジョンだ」と宣言。
これでお尋ね者となったバートラム局長を追うわけですが...
一方、バートラム局長は大量の現金と偽造パスポート(?)を回収しておりましたね。
その時、何か銀色のものが見えて気になっていたのですが、見事捜査に来たチョウが見つけてくれました👏
なんと、ライターに見せかけたUSBだったとは!かっちょいいですね。
しかもヴァンペルトがパスワードを突破し中身を見ることに成功。
しかし、謎の暗号で内容を知ることはできず...
そんなバートラム局長はTVニュースで客が連続殺人鬼だと気づいてしまったバーテンダーを躊躇なく殺害、のち自ら呼んだSWATに紛れてコルデロと逃走。
あの殺し方からして、なんだか殺し慣れている感じがいたしません??
ちょっと狂気じみていましたよね。恐ろしい。
しかもまんまと逃げおおせたわけで、今後の追跡はなかなか難しそうです。
バートラム局長を逃がしたCBIの行く末
そしてびっくりな展開になってしまいました。
なんと、CBIが解体!?
FBIのデニス・アボットが突然やってきて、とても高圧的な態度。
「机から離れろ」と何度も言っているのに、全く動こうとしないチョウが大好きです。
何事にも動じないアイスマン・チョウ!(もちろんリグズビーも。笑)
しかし、アボットは冷たく解任を宣告...
こんな急にクビにできるものなんですか?とつっこみたくなりましたが。笑
連邦判事による令状を出され、チームリズボンも言うことを聞くしかありません。
あのジェーンさんお気に入りソファが撤去される描写は、ちょっと苦しくなりましたよね。
と思っていたらジェーン登場!どうやらお茶を淹れていたご様子😂
しかし、ぶつかられてお気に入りのあの水色カップが割れてしまいます。
あぁ、ショック...
解任命令は意外と素直に受け入れていたジェーンですが、カップが割れたのはショックそうでした。だよねぇ、私もお気に入りのグラス割れた時やるせない気持ちになったもの。
あの割れるシーンはなんだかCBIを象徴しているようで、とても印象的でした。
そして、「諦めるの?」というリズボンに対し、「いや違う、終わりだ」と答えるジェーン。
やけに落ちついているというか、大人しすぎませんか?
ジェーン的にはこれも想定内なのか?と疑いたくなるくらい、すんなり受け入れすぎだよな~と感じました。
もっとリズボンやヴァンペルト達みたいに、戸惑いとかあってもいいのに。
メンタリストゆえにポーカーフェイスなのかもしれませんが、それにしてもやけに落ち着いているので、もしかしたらジェーンさんの計画通りなのでは!?と思ってしまいました。
というか、そうであって欲しい!
最後神様にお祈りしていたのも、何だか意味深ですもん。
ジェーンは神様とか信じていなさそうなので、誰かと待ち合わせしているのか、何か隠していた物を取りに来たのかな~と予想しています。
CBI解体ということで、必然的にチームリズボンも解体してしまうのでしょうか。
FBIにそっくりそのまま異動とかできないんですかね...
あのチームワークが好きだったのに!!
ジェーン一人でレッド・ジョンを追うのではなく、チームリズボンで追えることを願っています。
---
では、お読みくださりありがとうございました!