たーこいずの宝箱

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メンタリスト7-13「白い蘭」感想

海外ドラマ「メンタリスト」ファイナルシーズン第13話、「白い蘭(White Orchids)」感想です。

いよいよメンタリスト最終話!!

前回に続き連続殺人の捜査を進める一方、白と言えば...?

お久しぶりな方々も登場して嬉しかったです!

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

すぐお縄になった犯人

おめでとうございます!!!!!!

という話は後にして、まずはあっさり捕まっちゃったジョセフのお話を。

お、おま、生きてたのかー!

まさかの生還にびっくりしました。

あんな火傷男が来たら誰だってびびるよね...

 

まずラジオDJダン・グロヴァーを殺すと、ダンから奪った電話でジェーンを殺すためFBIに電話。

ジェーンが結婚することを知ると、判事の名前を盗み見し、判事の車に忍び込みます

いや、怖すぎる...車に誰かいるかも、なんて思わないですし、ダンもめっちゃ怖かったのでは。

 

そして変更した結婚式会場に乗り込むと...そこには武装したFBIが!

リズボンもウエディングドレスで銃を構えており、なんともリズボンらしかったです。

あっさり捕まってしまい、ちょっと拍子抜けでございました。

 

ジョセフが生きていることをジェーンらに伝えるかどうか悩むアボットでしたが、その異変に気付いたジェーンは「正直でいてくれて本当に感謝する」と釘を刺します。

そして良心の呵責にかられたアボットはあっさりバラすのでした。

いやー、流石ジェーンさん、してやったりですねぇ。

ジェーンからリズボンに伝えますが、リズボンも「私に正直な方がうまくいく」と一言。

この二人のコンビ、やっぱり好きだ~リズボンが生き生きしてますもん。

お互い正直に、幸せになって欲しい!

 

そうそう、ワイリーが異動願いを出したとチョウに報告するシーン、感動しましたね。

あのチョウがどつくなんて!

「卑下するな」「ヴェガが恋しいなら思い出せ。あいつなら決して逃げない」

沁みる~~チョウさん本当に好きです。

きっといいボスになってくれるに違いない!!

 

ジェーンさんプロポーズ!!!

指輪の話の流れからのプロポーズ、最高じゃありませんでした?

指輪は外して欲しくないと思っていた私ですが、こうやって二人の指輪にするだなんて素敵すぎる!!と感動しました。

最高のアイデアです。これを望んでいた!

 

「この指輪は長い間つけてた。当然僕の過去に深く関係してる。これは象徴だ、君との出会いの。指輪をしてなければ出会ってなかった。だからある意味、僕の未来の象徴でもある。君に着けろとは言わないけど、二人のものにしたい。そして、僕たち二人の未来の象徴にしたい。妻になってほしい。結婚してくれ」

 

"This ring has been with me for a very long time, and, uh...it has obvious significance with my past. It also represents...meeting you. If I didn't have this ring, I would never have met you. So in a sense, uh...it has the potensial to represent my future, as well. And I-I'm not expecting you would ever wear it, but I want to share it with you, and...I want it to represent our future...together. I want you to be my wife. Will you marry me?"

 

なんて素敵なプロポーズなんですか。最高です。

亡くなってしまった奥さんのことも思いやった、ジェーンの心からの言葉が沁みます。

 

「答えは分かっていたはず」と言うリズボンに、「いや、今でも君は謎だ」と答えるジェーンがいいですよね!!

リズボンが即座に返事してくれて、とても嬉しそうなジェーンさんを見ているとなんだか幸せです。

ジェーンが自らのを幸せを喜べるようになったなんて...感慨深いです。

本当に良かった!!

 

結婚式前に指輪を調達していたジェーンでしたが、なんとそこで盗みを発見。

あらゆるところで目を光らせているジェーン、流石ですね~

それを脅しに豪華なダイヤの指輪をゲットしちゃうのが、ジェーンらしくて良かったです。

 

結婚の申し込みをするときも、手続きが面倒でプロポーズを後悔してると言ったり、指輪をジェーンが選んでくるとなった時、リズボンがダサいのはやめてと言ったり、二人らしい掛け合いを見られて嬉しかったです。

こうやって言い合える関係が素敵。お互いが素なのが最高です。

「何があっても、これからは、前向きに生きると互いに約束しよう」

この言葉がジェーンから出て来たことが嬉しいです。感動します。

本当に、良かった...!

 

結婚式を終え、騒ぐみんなを見ながら二人で幸せそうに寄り添っているのが素敵でした。

そして、なんとリズボンのお腹には赤ちゃんが!!!

そういうことですよね!?

それを悟った時のジェーンの嬉しそうな顔と言ったら!!

子どもが大好きなジェーンだから、最愛の娘がいたジェーンだから、本当に嬉しいと思います。

リズボンもいいお母さんになりそうですし、絶対に温かい家庭が築けると確信しております。

どうか、お幸せに!

 

そうそう、リズボンのウエディングドレス選びwithチョウが最高に面白かったですね。

チョウの率直ながら的確な意見がチョウらしくて適任でした。

本当にチームリズボン、チームアボットは最高なメンバーだ...

 

ジェーンは結局FBIを辞めるのか辞めないのかの結論は出していませんでしたが、「僕はただ謎解きが好きなだけ」と答えていたのが本心だろうと感じました。

だからこそ、やっぱりFBIのコンサルタントを続けるのでは?

あれはジェーンにとっての天職ですし。

赤ちゃんができたリズボンを支えないとだしね❤

あのカウチで、あのカップで、大胆な捜査方法で事件を解決し続けて欲しいと思います。

 

結婚式での再会

最初は誰も呼ばず静かに結婚式を挙げたいと思っていたのに、どんどん話が膨れ上がっていくのは面白かったですね。

 

でも、膨れ上がったからこそ会えたリグズビー夫妻!!

とっても幸せそうでよかったです。

そして、再会したチョウと楽しそうに写真を撮っていたのが嬉しくて嬉しくて。

チョウが写真を撮っていたのが最高でした。

 

リズボンも母になるわけですし、また家族ぐるみで仲良くしていくのでしょうね。

あぁ、最高の友情です。

ワイリーも、アボットも、一人で楽しそうに騒いでいたのが良かったです。

ワイリーにも、チョウにも、いい人が現れますように!

 

総括

「メンタリスト」、本当にいいドラマだったな~

これでもう続きが見られないだなんて、残念で仕方ありません。

レッド・ジョンを追うというストーリーや、一つひとつの、ジェーンによる大胆な解決方法が面白かったことはもちろん、やっぱり各キャラが最高に良かったです。

どのキャラも好きになっちゃう、それが魅力でしたね。

演じる役者さんたちの賜物です。

ジェーンの本心を隠して何を考えているのか全然分からないけど、時々本心が見え隠れするというのが面白いのはもちろんのこと、リズボンの自立してて強そうに見えるけど実は脆い女性であるというのが最高でしたし、リグズビーのギャグキャラだけど実は真面目なところ、ヴァンペルトの男勝りなところ、アボットの出来るボスっぷり、ワイリーの可愛い弟感、ヴェガの一直線さ、ラローシュの闇な一面...

そしてチョウの真面目・ドライそうで一番情に熱くジェーンへの理解度が高い所。

ジェーンが大好きなのはもちろんのこと、チョウがお気に入りだったんですよ。

だからこそ、チョウがボスになった後の話も見たかったのですが、それは贅沢すぎる願いですね。

 

レッド・ジョン逮捕後にも、ボーナスステージ的なジェーンとリズボンの恋路が見られたのが本当に嬉しかったです。

ジェーンの告白には涙が止まりませんでした。あれはもう感動しない人はいないでしょう。

6-22の「青い鳥」はもう何度見たことか。

ジェーンが今まで隠してきた本心を解き放てた、大切なものを持つということへの恐怖と闘おうとした、ジェーンが大きく変われたエピソードですもん。

リズボンとどうかなりたいわけではなく、ただ自分の本当の気持ちを伝えられたことに満足している、それがジェーンらしくて最高でした。

 

レッド・ジョン編ではジェーンとリズボンの恋が進展しない、というところが最大のポイントなんですよね。

あくまでジェーンにとっての人生の目標、生きている意味は復讐だったことから、それが終わって、自らの幸せを掴む話への移行。

これが本当に良かった。

レッド・ジョンと対峙・復讐したからこそのジェーンの成長がみられて感慨深いです。

 

レッド・ジョン編も最終話あたりも終わりを急いだ感はぬぐえませんが、総じて満足度が最高に高かった全エピソードでした。

あー、もう一回第一話から見ちゃおうかな...

元々ミステリーが好きで、そういうドラマが見たくてたまたま見てみたら、なんだか「シャーロック・ホームズ」ばりに変人が主人公で、しかも復讐という大きなテーマがあって、どのキャラも魅力的で、さらには恋物語も豊富で...

うーん、これは完全にロスですねぇ。

タイトルにもこだわりがあって、レッド・ジョン編は全部「赤」、それ以降は対比の「青」ではじまり、まるでジェーンの人生に色が戻ったように色とりどりになる。

本当に、綺麗に締めくくられていて、満足です。最高という言葉に尽きます。

本当に、最高なドラマでした。

 

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では、お読みくださりありがとうございました!