たーこいずの宝箱

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クリミナル・マインド1-3「パームビーチの爆弾魔」感想

海外ドラマ「クリミナル・マインド」シーズン1の第3話「パームビーチの断末魔(Won't Get Fooled Again)」感想です。

路上の車で突如爆発する事件でスタートした今話は連続爆破殺人事件を捜査。

その裏には、あの犯人が関連していて...?

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

手に汗握る展開でとても面白かったですね~

冒頭の爆破事件がまさか二件目で、しかもその45分後に三件目が発生してしまうなんて、犯人は殺人の快感を覚えた狂人か...と怖くなりました。

特に、ニュースを見ていたお母さんと女の子は、ニュースの段階から次狙われるのこの家じゃん!とハラハラしていたので、無事で良かったです。

女の子、よく頑張った!!

 

モーガン大活躍

そんな連続爆破事件の黒幕に気づいたのは、爆破事件が得意な(?)モーガン!👏

いや~、彼にもやっと見せ場が登場して良かったです!

しかも私のお気に入りキャラ、自称ナゾナゾの天才課・ガルシアもたっぷり登場してくれて嬉しかったんですよ~

もはやチームの一員ですよね。てかそうなのかな?

爆弾に詳しくないガルシアのテトリス的発想がモーガンのひらめきにつながったなんて、良いチームワークを発揮しております。

 

そんなモーガンが突き止めたのは、一連の爆破事件に使われた爆弾が殺傷能力に特化しているということ、そしてその爆弾はかつてギデオンの部下6人を奪ったボストン立てこもり事件の犯人であるA・ベイルのものを模倣しているということでした。

この事実に気がつくのがもっと遅ければ確実に被害は増大していましたし、あっぱれとしか言えません。

 

そしてあっぱれなのは、そのパソコンスキルを駆使しA・ベイルとつながりのある人物を絞り込んだ我らがガルシアもです👏

ガルシアは医大出身とのことで、情報系だけでなくそちら方面でも今後活躍してくれるのかな?楽しみですね!

こうやって登場人物の過去が知れるのは嬉しいので、どんどん過去を明かしていただきたいところです!

 

鳥肌物の爽快感

ガルシアが絞り込んだ容疑者の職業の中に「古美術商」があり、「古美術商」から一件目の被害者・B・ケラーの趣味コイン集めで偽コインを買わされ訴えようとしていたという事実につながる、というこの流れは鳥肌が立ちました...!

ミステリーの好きなところは、こうやって無意味でバラバラに思えるパーツが一気に意味を持ち、すべてがぴったりとはまることで一つの真実に到達するところなんですよね。

 

そしてその古美術商・デヴィッド・ウォーカーはA・ベイルを崇拝しており、その爆弾で同じく6人殺そうとしていただなんて、これまたパーツがぴったりとはまるんですよ。ぞくぞくしました。

 

そして何よりぞくぞくしたのは、最後A・ベイルが指示した色とは反対の青を切らせた理由が「スイッチを押した時のあの快感を想像するとやるしかなかった」という言葉をギデオンに言っていたからだ、というこの素晴らしい伏線回収ですね。

今回の犯人ウォーカーが投降する気などないと気づき、寸でのところでチームの危機を救ったその頭の回転の速さ然り、やはりギデオンは優秀すぎます。

あのわずか数秒で、しかも過去に騙されていたのにもかかわらず、あの勇気ある決断を下せるだなんて...やはり素晴らしいです。

 

少しずつ明らかになるギデオンの過去

だからこそ、気になるのはボストン立てこもり事件の真相ですよね。

A・ベイルとギデオンが会話をしたということで、少しだけですがその事件についての新情報が得られました。

 

・ギデオンは投降しようとしていた

・しかし爆弾のスイッチを手放していなかった

・投降を信じたギデオンは安全確認をしないまま部下6人を倉庫へ送った

・結果部下6人と人質1人は死んでしまった

 

いやー、これはなかなかつらい事実ですよね。

しかもA・ベイルにはギデオン論による殺人犯の三大特徴が備わっているのだとか。

確かに、これはギデオンにとってトラウマにしかならないです。

よくぞ現場復帰できるまで立ち直ってくれたよ...

 

そして気になるのは、なぜギデオンはA・ベイルを信じ、そして安全確認をしないまま部下を送り込んだかですよね。

A・ベイルを信じるあたりは、大学の連続放火事件(第二話。感想はこちら)で犯人を説得しても無駄だとホッチに言われていたことからも、犯人であっても良心を信じたいと思うギデオンの人柄なんでしょうね。

そんなギデオンが今回赤ではなく青を切らせただなんて、いや本当にすごい。

 

そしてなぜ安全確認をしなかったのか。これは単に注意散漫だったからなのか、はたまた何か理由があったからなのか...

もっともっと深堀してくれたらいいなと願っています。

 

この事件に関連して、モーガンはギデオンと現場に行きたくないみたいな発言をしていましたよね。

うーん、やっぱりまだギデオンは信頼されるまでの人間関係を築けていないということでしょうか。まだチームに入ってから3件目ですし。

ただ、分かっていたとは言えこうもはっきり「信用していない」という事実を突きつけられるとなかなかしんどいですね。

早くMAUの真の一員として、信頼たる一員として、みんなに認められますように。

 

格言

今回は少なかったですね!一つだけでしたかね?

 

愚行の原因は似ても似つかなぬ者を真似することにある。(S・ジョンソン)ギデオン

Alomost all absurdity of conduct arises from the imitation of those whom we cannot resemble. (Samuel Johnson) 

 

最後に

今回はモーガンが活躍した反面、リードがあんまり登場しませんでしたね~

やっぱり登場人物が多いとみんな均等に活躍させるのは難しいよね💦

次回に期待したいと思います。

あ、JJも今回は登場しましたね!それは良かったです☺️

 

では、お読みくださりありがとうございました。