たーこいずの宝箱

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クリミナル・マインド1-5「双子令嬢の誘拐」感想

海外ドラマ「クリミナル・マインド」シーズン1第5話「双子令嬢の誘拐(Broken MIirror)」の感想です。

パーティーを楽しんだ帰り道、不審な車を発見したカップルは...

被害者の双子の妹を電話口に要求する犯人とBAUとの攻防が見どころです!

それにしても、双子ちゃんが可愛すぎた。

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

事件の始まり

道路の真ん中で駐車している車なんて、銃社会じゃない日本でもなんだか怖いですよね...

酔っている雰囲気によそ見運転で事故るフラグだな~と思っていましたが、まさか誘拐事件になるとは。

しかも彼氏は顔面を撃たれたようで、隣にいたパトリシアのショックは相当だったと思います。

 

その後「お前」が主語の異様な脅迫文が届いたり、パトリシアの父・ダヴェンポートはNYの法務次官であり、暗殺予告を受けていることが分かったり、パトリシアには双子の妹・シェリがいたりと、犯行の不思議なにおいが漂ってきますが...

 

鋭いBAU

指示を出す電話には父ではなく妹のシェリルを要求し、むしろその会話を楽しんでいる様子の犯人。

しかも身代金の要求では連番の新札にしないことを要求しなかったり、そもそも警察の介入を許容していたりと不思議な点も多々。

そこに疑問を感じたモーガンは、犯人はお金が目的なのではなくシェリルを誘拐することが真の目的なのだと寸でのところで気づき、何とかシェリルを保護します。

 

リードは、クレランボー症候群という相手の仕草や目線が自分への愛情表現だと信じる恋愛妄想に犯人は侵されていると指摘。

その後BAUは犯人の人物像を自尊心が高く現在の地位も苦労して手に入れたナルシストだと特定し、ある方法で犯人を罠にかけます。

 

その方法とは、なんと犯人からの電話に出ないというじらし作戦。

案の定怒った犯人はたくさんの有益な情報を流してくれたわけですが、もうハラハラして仕方ありませんでした。

被害者家族も怒りちらし、泣いていましたが、いやそりゃそうなるよな...と思いました。あの状況は家族に見られないようにしてやった方がよかったのでは...

しかし、その手腕は本当に見事で、電話を全然取らない、とってもすぐに切る、間違い電話だと嘘をつく、などすることで犯人を見事自分たちのペースに巻き込みました。

 

じらし作戦にまんまとハマり激怒した犯人はBAUの悪口をわめきちらします。

その内容を簡単にまとめると...

ギデオン:本と同じくらい傲慢のエセ学者

ホッチナー:FBI長官になるためならギデオンを売る野心家、奥さんよりも仕事優先

リード:自閉的傾向あり、カード賭博すればいい

エル:「可愛い」のでBAUに入る器ではない

モーガン:有能ぶっているがただの筋肉の塊

いやー、笑っちゃいけないですけど面白いですね😂

言いえて妙というか、うまく各メンバーの特徴をとらえております。

それにしても、BAUにこんなに詳しいことを言ってしまうなんて、犯人もおバカですよね~

自分が警察関係者だと言いふらしているようなものなのに。

 

少し脱線しますが、その電話でわざわざホッチが奥さんよりも仕事を優先していると言ったことが気になりました。

野心家だという話だけでも十分なのに、と思うと今後の伏線なのかなと...

入院中の奥さんと電話する様子も描写されていましたし、近々ホッチとその奥さんのエピソードがくるのでしょうか?

しかもあまりよくない展開になりそうな感じですよね...そうならないといいな。

 

では話を戻しまして、案の定、BAUはニューヘイブン支局でこの家族や捜査状況を把握している人物が犯人だと特定。

盗聴の可能性を考え、シェリルを別の安全な場所へ避難させることにします。

 

犯人は...

しかし、その避難先でシェリルに忍び寄る影が。

その人物はシャイアー捜査官。NY支局の出向者で旧友の息子なのだとか。

シェリルとシャイアーが対面する一方でダヴェンポート宅にいたギデオンらもシャイアーが犯人だと気づき、モーガンに連絡を取ろうとしますが、なんとモーガンはスタンガンにより気絶していました。

 

危機一髪、と思われた矢先、ナイフを構える後ろから登場したのはエル!!

投降すると見せかけてエルに襲いかかろうとしたところを捕らえ、男性の急所をぐりぐりしながら銃を構えてパトリシアの居所を吐かせます。

 

無事パトリシアも見つかり解決しましたが、リードはどうやってパトリシアの居所を聞き出したのかが気になる様子。

しかしギデオンははぐらかしていましたので、エルの手法を知ってそうですね。

確かにあれは男性に、しかもリードには言いづらいかも。笑

 

モーガンもエルを甘く見た犯人にしてやったな、とエルを褒めます。

褒められたエルも嬉しそう。

いい人間関係が築けているようでなんだかほっこり☺️

それにしても、スタンガンで気絶させられたのにそのまま残業とは、大変なお仕事だ💦

 

格言

では今回登場した格言を。珍しく同一人物の格言でしたね。

 

1人の善人が傷つくなら善人は皆ともに苦しむ。(エウリピデス)ギデオン

When a good man is hurt, all who would be called good must suffer with him. (Euripides)

 

愛情が過ぎると人は名誉も価値も失う。(エウリピデス)ギデオン

When love is in excess, it brings a man no honor nor worthiness. (Euripides)

 

最後に

今回も手に汗握る展開の連続で終始落ち着けませんでしたね〜

電話の攻防でのみんなの表情がとっても真剣でハラハラしっぱなしでした。ギデオンのしてやったり顔が最高でした。

 

序盤から身内の犯行ではないかなと疑っておりましたが、身内というよりは組織内部の犯行でしたね。

彼氏が亡くなってしまったのは残念でしたが、パトリシアが無事で良かったです😢

 

そして気になるリードとJJのデートは、そんなに触れられずに流されてしまいました...

モーガンはデートしたという事実を知っているだけはわかったのですが。今後に期待ですかね!

リードが企業秘密と答えていたのが可愛かったです☺️

そんなリードが速読を何事もないように披露していたのがカッコよかったですね!

 

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ではお読みくださり、ありがとうございました!