2023/2/15発売の週刊少年サンデー12号に掲載されている名探偵コナンFILE1108「名人の囲い」の感想です。
シリーズ第6話、RUMに追いつめられた羽田浩司のとった行動とは?黒田管理官は間に合うのか?
そして現在軸の若狭先生は...?
ついに、17年前のあの事件の真相が明らかに。
では、以下ネタバレあり感想です。
羽田浩司の最期
浅香の行方を吐かない羽田浩司に対し、アマンダに飲ませたものと同じ毒薬を飲ませたRUM。
死んだことを見定めなければならない決まりではあるものの、警察が来る前に撤収することに決めたRUM。
RUMらが一度消えたので、羽田浩司は母親からもらった「PUT ON MASCARA」の手鏡でダイイングメッセージを残すことに。
え??????????
手鏡は母親からもらったの?????????
浅香のものではなかったの????????????????????
ちょっともうこの時点で拍子抜けというか...
「お母さんからもらった」というのは灰原の発言だからフリだったんじゃ?
浅香が持っているのを見たという話は何だったん???
これは都合よすぎるというか、結果に合わせたストーリーって感じがしてしまうし、ちょっと裏切られた感もあるというか...
話を戻しまして、RUMらが羽田浩司の部屋から出て行った後、その姿を見かけた黒田管理官は指紋をふき取っていた部下の1人を気絶させて部屋の中へ。
しかし、羽田浩司はすでに死んでいました。
羽田浩司が倒れていたバスルームだけが荒れていること、はさみと手鏡、洗面台の出しっぱなしの水。ここからすぐに切り取られた文字を連想します。
この短時間でそこまで推理するの優秀すぎるじゃん...黒田管理官やはりかっこいい。確実にこのエピソードで人気上昇です。
浅香の誤解、そして現在へ
そしてそのタイミングで本棚から脱出した浅香。
死んでいる羽田浩司を見て、黒田管理官が殺したと勘違いした浅香はいきなり黒田管理官を襲います。
しかし、そのタイミングでポケットから出た黒田管理官のスマホに写されていたアマンダの死んでいる姿を目にした浅香はうなだれてしまい、その隙に黒田管理官は浅香を気絶させます。
黒ずくめと鉢合わせさせずに浅香を避難させるため、浅香の居場所に気づいたRUM達が戻ってきたエスカレーターと入れ違いで外へ出る黒田管理官。
RUMは荒れた現場を見て、羽田浩司が仕組んだのではと勘づきますが、警察が向かっていると聞き、さらには先ほどすれ違った大柄の日本人が浅香を運んでいるのではと推測し、その場を急いで離れます。
浅香を乗せて車を走らせる黒田管理官ですが、トランクケースにつけられたGPSで簡単に組織に追いつかれてしまいます。
振り切ろうとしたとき、飲酒運転で信号無視したトラックにぶつかられてしまいました。そのまま黒田管理官は10年近く意識不明のまま警察病院に入院。
浅香は車がぶつかったタイミングで逃げた様子。RUMは野次馬が多すぎるという理由で撤収。
えっと、10年も意識不明で入院していた理由が飲酒運転のトラックなの??
組織が仕向けた事故とかではなくて??これまた拍子抜け...
このあと入院中の黒田管理官に組織が毒を盛りに来ましたとか、入院中に大岡家と知り合いましたとかであってほしい頼む。
長年待った分、期待も高ければ考察もしてしまう弊害かもしれないな...
そして現在。
アマンダが残したダイイングメッセージはだいたい解けたコナン。
そしてカッパを着て怖い顔の若狭先生。
最後に
アマンダを殺してしまい、浅香を取り逃がし、第三者の羽田浩司を殺してしまい、目撃者の黒田管理官を逃がしたって、RUMは流石に抜かりすぎじゃない...?
しかも浅香以外のボディーガードはみんな倉庫で無事だったとか。えぇ...
これはRUMあんまり脅威に感じないけど、このときの反省を活かして今は慎重派になったよってこと?そうだよね??
なんだか予想を超えてこないというか、むしろ良くない方向に予想外なので、ここからのどんでん返しを期待したいところです。
では、お読みくださりありがとうございました!