たーこいずの宝箱

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名探偵コナン(サンデー9号)FILE1086「18の想起」感想

2022/1/26発売のサンデー9号に掲載されている名探偵コナンFILE1086「18の

想起」感想です。

 

シリーズ第2話。マスカレード婚活パーティーで起きた殺人事件の真相は?

捜査を進める一方、初めて高木刑事を見た千速は?

 

では、以下ネタバレあり感想です。



 

殺害方法は?

叫び声を聞きつけやってきたコナン達、そして通報を受けてやってきた目暮、佐藤、高木。

被害者の泊里はビニール袋に入った拳銃で心臓を撃ち抜かれてほぼ即死でした。

ビニール袋に入れて発砲したため硝煙反応には期待できません。

アプローチタイムの4番目だった重悟が部屋に入った直後に遺体が見つかったため、重悟に犯行は不可能、つまり他の3名が容疑者ということに。

 

1番最初に入ったのは蕪木到。参加者番号は19番でIT会社の社長。

2番目は31番の上寺幾久。親がお金持ちのため仕事は特にしていないそう。

3番目は円崎源司。27番。書評家をしており、順番待ちの時も本を読んでいたのだとか。

なんだか、こんな事を言ってはなんですが、結婚向いてなさそうな3人...笑

 

重悟の直前に入った円崎の犯行では、と目暮警部が疑いますが、コナンはテーブルの下からクラッカーの切れ端を見つけます。

パーティーが始まるとき全員で鳴らしたクラッカーの切れ端がテーブルの下に落ちている、つまり、犯人はテーブルの下に隠れて被害者を脅していて、話し終えた男が退出した後に射殺、次の人を呼ぶベルを自分で鳴らして立ち去ったと考えられるのです。

この方法なら1番目や2番目に入出した人でも犯行は可能で、仮に3番目の人が犯人ならそう思わせるために偽装したのだと結論付けます。

 

また、壁には打ち殺した弾痕とは異なる弾痕がもう1つ存在しており、威嚇射撃をして本物の銃であることを分からせ、被害者を脅していたと考えられます。

この威嚇射撃、本当に銃が本物だと悟らせるためだけなのでしょうか?わざわざ撃つなんて音もするしリスクある気がするのですが...

 

そして退出は入るのとは別の扉からであり、千速と喋った男と途中で合流することになる者の部屋の滞在時間は約10分と曖昧であるうえ"骨のある奴はいなかった"ため千速側の男らは滞在時間が短く、そもそもすれ違うことがなかった様子。

よって、犯人が会話終了後にテーブルの下に隠れていて出てこなかったとしても、誰も不審には思わなかったということになるのです。

 

それにしても、適当に選んでおきながら骨のない人ばかりだったとは、千速最高ですねぇ〜

バイクの話ばかりしてたんでしょうか?

もしくは白バイ隊員だと言って脅したり?笑

"身の毛がよだつ一言"って何なのかとても気になります。

どんな会話してたのかな〜まあ、会話になってなかったんでしょうが😂

 

3人の容疑者

3人誰でも犯行が可能ということがわかり、順に事情聴取することに。

そのとき重悟は、そのとき被害者はパーティー開始よりかなり早く着いていたのに、雨の中中に入らず立っていたという目撃情報があったと言います。

 

1人目の蕪木は被害者が青い顔してキョドッていたと話します。

パーティー中に食べたものでお腹を壊したんだと思った蕪木はいい薬や医者の話をしたのだとか。

けれど、もしかしたら誰かに命を狙われていると悟っていたのかも、と言います。

そんな彼に対する印象メモは「篤実な人」

そして会話終了後はトイレに行って髪の毛を直していたそうです。

 

2人目の上寺の時も、被害者は具合が悪く口数も少なかったようで。

ゲームの話をしていたらつまらなさそうに感じたとのことですが、メモには「楽しい人」と書かれていました。

ゲームの話が盛り上がったところで部屋の中がムーディになるという演出もあったのだとか。

部屋には机の上のキャンドルと間接照明しかなく薄暗いので表情は読めなかったようです。

 

しかし3人目の円崎の時にはムーディになる演出はありませんでした。

心ここにあらず、という様子だったとのこと。

書評家の彼は順番待ちの時に読んでいた本の話をするつもりでしたが、スタッフのせいでしばらく中断させられたのでその内容を忘れてしまったのだとか。

重悟も「アレには驚いた」と同調します。

そんな円崎は「博識な人」

円崎は彼女の書いた印象メモの字が間違っている(篤と博の点が足りない、楽しいが楽のしいになっている)ことに逆さの状態でも気づいていました。

 

"アレ"とは何でしょう?盗聴しているコナンも分からない様子です。

"あの時"客が落としたグラスを片付けようとするスタッフもいますし、何があったんですかね?

突然暗くなったとか、大きい音がしたとかですかね?

普通に考えたら威嚇射撃が大きい音に該当すると思いますが、それだと"スタッフのせい"ではないですもんね。

これが何なのか分かれば事件解決のヒントになりそうです。

 

似ている2人

事件捜査をする佐藤さんを見て、重悟は「まるで千速だな...」と一言。

それに対し千速は

ああ...あの捜一の女...昔の私に似てるかも...

と言います。

捜一の女って!言い方!千速らしさ全開で好きです。

それにしても、わざわざ昔と言うなんて、どう違うのでしょう?

昔とはいつのことを指しているのか...尻込みせず強気なのは今の千速もそうだと思いますし、松田に好かれていたころとか?

 

そんな千速に重悟が昔と今で変わったようには見えないとハテナを浮かべているのが可愛いです。

昔ってことは、重悟と千速は幼馴染とかなんでしょうか?

てことはお兄ちゃんとも交流があるのかな...そのあたりもこれから言及されると嬉しいですね!

 

そして似ているといえば、もちろん高木刑事と松田!

客がグラスを落とした床に滑った重悟が頭から割れたグラスに突っ込みそうになったところ、高木刑事が足を出して守ったのです。

足の裏が少しチクっとしたにもかかわらず、大丈夫と答えます。

そんな様子を見た千速は

血ィ見た方が...わかるだろーがよ!!

と手から血を流しながら叫ぶ松田の姿を思い出し、

陣平と一緒で...危ういな...

と険しい顔になります。

 

一緒というのは自己犠牲精神があるところだと思います。

高木刑事って自分をあんまり大切にしないところありますから...

そしてその自己犠牲精神により殉職してしまった松田と似ていて危ういなんて、高木刑事死んじゃわないよね?

もうこれは映画への前振りですよね。佐藤さんや他の人たちのために危険な目にあう高木刑事とか容易に想像つきますもん。

躊躇せず行動できるところは本当にかっこいいですが、そこが千速の言う通り危うい所なので心配です。

 

そして松田も過去に誰かを庇って怪我したことがあるんでしょうか?

血を見た方がわかるってなかなか危険なセリフですよね。何があったんだろう...

 

最後に

なかなか会場に入らなかった被害者、誰かに狙われていると悟っていたからというよりも、単に好みの男性がいるか入り口でチェックしていただけでは...と思っています。

人気者だった千速を見る目、妬みっぽかったですし。

また、入り口付近がよく滑るということが事件とどう関係しているのか。全然わからないです😂

 

事情聴取から判明した事項としては、ムーディな演出アレ、そして字の書き間違いが気になりますよね。

ムーディな演出とアレというのは威嚇射撃や殺害に関係していると思うのですが...トイレに行っていたと言っていた蕪木がアレを知らず、犯人と分かるとか?うーん無理がありますよね💦

字の書き間違いはダイイングメッセージ的なものかなと思うのですが、全く見当がつきません。

点が2つ足りず、のが多い。容疑者の名前には全員濁点があるしのはないし...こちらもわかりません。

 

事件以外では初めて会った千速と佐藤さん&高木刑事が気になるところですよね。

佐藤さんとは絶対仲良くなれると思うのでこれを機に友達になってほしい~!

そして佐藤さんは松田の殉職を間近で見ていることを知って、高木刑事が萩原と松田が犠牲になった連続殺人事件の解決に一役買ったことを知って、どんな反応をするか楽しみです!

 

では、お読みくださりありがとうございましたー!