たーこいずの宝箱

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ゾーイの超イケてるプレイリスト1-2「秘めた思いのプレイリスト」感想

海外ドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」シーズン1第2話「秘めた思いのプレイリスト(Zoey's Extraordinary Best Friend)」の感想です。

 

第1話で超能力を得たゾーイは同僚の秘密を知り、そして仲良しな友達の隠された思いを聞いてしまいました。

しかし、一方でその能力による魅力もあって...?

 

では、以下ネタバレあり感想です。



 

マックスとの距離感

晴れてマネージャーになったゾーイはみんなの前で就任の挨拶をするわけですが、シラケた空気の中マックスが合いの手を入れてくれるんですよね。

マックス本当いいやつだ...

と思ったら突然歌い出すマックスに盛大に笑かせてもらいました。笑

なよっちくて友達どまりって感じがプンプンしてるけど、憎めないキャラだな~なんだかやっぱり応援したくなっちゃう。

 

そんなマックスはハンドピックというレストランのコース料理が当たったので行こうとゾーイを誘いますが、ゾーイは警戒して返事を保留してしまいます。

確かに、あんな秘めたる思いを聞かされたら警戒しちゃうのも無理ないよなぁ。

何とも思ってない相手に思われてることを察してから、告白されそうになるのをかわそうと奮闘する期間ってなんだか疲れちゃうんですよね。しかも自意識過剰だったら、と思うとなおさらに。

まあゾーイの場合は思われてることが自明なのでその意味では行動しやすいわけですが、かといって友情を壊すわけにはいかないのであからさまな態度をとるわけにもいかず。

 

そしてよく行くカフェの店員・オータムが失恋したことを心歌で知ったゾーイは、都合がいいとばかりにマックスとオータムをくっつけようとします。

これはマックス傷つくだろうなぁ。

案の定、マックスは突然ギクシャクし始めたことに疑いを持ってしまいますし。

その理由を上司になったからと説明しちゃうゾーイは流石にやりすぎ。入社以来の親友ならなおさら立場の変化で扱われ方が変わるなんてショックだと思う。

能力のことを説明しちゃったほうがいい気がするんだけどなぁ。能力のこと説明する=マックスの気持ちを知ったことを打ち明ける、になっちゃうから言いづらいだろうけど...

 

それなのにマックスは、ゾーイのお父さんにハンドピックのお土産のプリンを持ってきてくれるのです。

実の父がいない代わりに、ゾーイのお父さんによくしてもらったと。

しかも、ゾーイはいないと思ってきてくれたなんて、打算のない純粋な気持ちじゃないですか。お父さんと話している様子もとっても優しくてじーんときました。

なんていい人なのマックス~!

 

そんなマックスがその後オータムと楽しそうに会話しているところをお店の外から見かけたゾーイの表情、あれは何を意味しているのでしょう?

私は、ちょっと複雑な感情を抱いているように見えたのですが...

上手くいきそうで良かった、と思っているのではなくて、実際にマックスが誰かと付き合ってしまったら悲しい、そんな感情が見え隠れしているような。

実は自分の気持ちに気づいていないだけで、ゾーイもマックスのことが好きだったとか、そういう展開ですかね!?

 

マネージャーになったゾーイ

マネージャーなったゾーイは奮闘しますも、その気合が空回りしている感じ。

進捗状況が芳しくないチームに喝を入れますが、そりゃ5分ごとに背後に立たれてちゃ集中もできないしプレッシャーだしできるものもできないよ😂

 

そして挙句の果てにチームを信じず、自分で全部やると宣言してしまう始末。

普段だったら助けてくれるだろうマックスも、自分が蒔いた種のせいで手を差し伸べてはくれず...

 

困ったゾーイはチームのリーダーをしているサイモンに相談へ。

サイモンは電器店を営んでいたお父さんのエピソードを紹介し、チームのみんなを大事にしていると伝えることが大事だと教えてくれます。

「彼らが大事?」とつい本音が口から出てしまったゾーイに、「彼らには本当にいいところがない?」と諭してくれたのです。

サイモン、いいヤツだ...できる人間なのに、それが嫌味っぽくなくて。

悔しいけどいい人だ...!

 

そんなサイモンからのアドバイスを活かし、ゾーイは入社時から書いている日記の内容をみんなに明かします

リーフは天才、ハッキング界の伝説トービン、そしてマックスは一生の親友。

みんなが有能なのは知っているから、信じて仕事を任せる。その代わりにみんなも信じてほしいと。

ゾーイの気持ちを聞いたみんなは心に響いたようで、確実によりよいチームになる雰囲気が。

やっぱりチームを信じるって大切なんですね。ゾーイ、よかったね!

 

家族問題

お父さんとのコミュニケーションを図る方法としてお兄ちゃんが思いついたのはエスなら1回、ノーなら2回ブザーを押してもらうという方法。

「ゾーイよりオレが好き?」と質問して自分でブザーを1回押すお兄ちゃん、そして「悪いな妹よ」とからかうお兄ちゃん、最高すぎないか?

この前のピザのくだりもそうでしたけど、このお気楽に見せてるお兄ちゃんの存在がこの家族を支えている気がします。大好きだ。

 

しかし、名案に思えたブザーでのコミュニケーションは逆に伝えたいことが伝わらず、お父さんとお母さん双方にとってストレスに。

そんな時ゾーイがお父さんの心歌を聞けるのですが、その内容は「今夜は君と愛し合いたい」というもの。

モーに相談するも、即答で性のことだと回答されてしまいます。

 

このモーに相談するという流れが好きなんですよね~!

歌に詳しいモーはゾーイに力が宝の持ち腐れだと言うし、心歌で初めて歌を知ったゾーイに対してジーザズって言っちゃうし。

シャーデーの曲が流れていたら男を連れ込んでる合図だから扉を開けちゃダメ、っていうのを思いつくのも面白い。

本当に楽しい友達!

 

モーに相談した後、勇気を出して性生活についてお母さんに言及してみますが、あきれられてしまいます。笑

しかし、その後「ムーンダンス」について思い当たるところはないか聞いたところ、昔デートでコンサートに行った際、「ムーンダンス」の歌の時にキスをしたとの思い出を話してくれたのです。

つまり、お父さんは「愛してる」と伝えたかったのです。そして、あの夜に戻りたいと思っているのだと。

なんていい話なの...

その後ムーンダンスを歌ったお母さんと、ブザーを1回鳴らしたお父さんが幸せそうで何よりでした。

 

使用曲一覧

I've Got the Music in Me/ Kiki Dee

冒頭、目覚めたゾーイが曲にのって踊り出してしまった、という夢のもの。この歌は無条件に元気になりますよね~!

そして"私の中に音楽がある"なんて、こんなにぴったりな曲はない!

 

Sucer/ Jonas Brothers

ゾーイの挨拶中にマックスが歌い出した歌。

この前は恋かも、なんて言ってたのに、今度は夢中だなんて急展開!笑

一旦恋かもと思っちゃうと勘違いして突っ走るタイプなのかも...不安。

 

I Wanna Dance with Somebody/ Whitney Houston

モーが考案したノイズキャンセルのヘッドホンも無意味の終わり、店員から聞こえてしまった心歌。

モーは大衆と一緒に歌わないことに何か法則があるのか、はたまた都合がいいからなのか...

 

Moondance/ Van Morrison

お母さんに伝えたかった気持ちをお父さんが歌った心歌。

情熱的な歌~!でも両親のこんな気持ちを聞くのってちょっと気まずいかも。笑

 

最後に

「すべてはコントロールできる」というコントロールキーのポスター、センス良すぎません!?

しかもIT系で働くゾーイにぴったり。ゾーイはモーと正反対できちんと計画的に動きたいタイプでしょうし。

しかしながら、この超能力のせいで(おかげで?)コントロールはできなくなる、という暗示でしょうか?

巻き込まれていくゾーイが楽しみだー!

最後、ゆがんだポスターを直さない演出がよかったですね。

 

では、お読みくださりありがとうございました!