たーこいずの宝箱

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大好きなものへの愛を綴るブログ

名探偵コナン(サンデー38号)FILE1099「下がれ」感想

2022/8/17発売のサンデーに掲載されている名探偵コナンFILE1099「下がれ」の感想です。

シリーズ第3話にして解決編。

若狭先生と沖矢さんを引率者にして行った海水浴場で起きた殺人事件の真相は?

そして、若狭先生と沖矢さんの攻防の行方は?

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

事件の真相

郡山が犯人だと疑うムードの中、コナンは反対の意を唱えます。

殺した後被害者と同じ部屋で寝るのはまぬけだし、犯行後に他のグレープフルーツジュースのストローを外す必要もあるため、わざわざ再度部屋に戻るのは不自然であると。

参悟は、凶器のタオルケットには郡山の指紋がついていたと指摘しますが、"首の後ろで服の先っちょを結んでもらう時"にも指紋は付くと言い、歩美ちゃんで実践。

 

両手を広げたくらいの大きさの四角いタオルケットを用意し、半分にたたむ。

その両端の先を結び、2つの輪っかを作ったら、その輪に両足を入れ、結び目が股に届くまで上げる。

前に来た布の角を首の上まで上げ、後ろで結ぶ。

そして腰のあたりでダボ付いたタオルケットを体の前にたぐりよせ、へそのところで結ぶと、ホルターネックの服になりました。

 

まあ歩美ちゃんはまだ子どもだから...かなりダボついてるけど...出るトコが出てる大人の女の人ならピッタリ着れるよね?

と言うコナン...このデリカシーのなさよ😂これぞ工藤新一です流石。

じゃーんと手を広げて見せて、コナンの発言に顔を赤らめる歩美ちゃんがめちゃめちゃ可愛くて癒されます。ちょっとうらやましそうに茅木を見るのがもう可愛すぎる。

 

茅木は自分の着ているタオルケットに郡山の指紋を付けた後、グレープフルーツジュースを飲ませるよう仕向け、指紋付きタオルケットを脱いで絞殺。

その後客席から持ってきていたタオルケットを着て、残りのストローを処分しておいたのだと、コナンは推理を披露します。

小五郎がいないのに...と不思議がる参悟らには、沖矢さんがすかさずフォローを入れます。ナイスコンビ!(まさか灰原のフォローじゃなくコナンのフォローをするとはね笑)

そして、証拠は元太がつけたトルネードウインナーの跡であると指摘。

久しぶりに私の推理が丸ごと当たっていました!嬉しい~!!

 

若狭先生の正体は...?

茅木の動機は、振り込め詐欺をしている半グレグループに所属していた弟の玲輔がウケコをしていた際、張り込みをしていた刑事から逃走している時に転落死したことでした。

そのせいで損をしたのだから、その分は姉が払えと家にまで押しかけて来た碓井を殺し、弟をグループに巻き込んだ郡山に罪を着せるため、グループに入ったと見せかけてその機会を狙っていたというのです。

うーーん、クズだ...

 

郡山は仲間を呼び、警察に洗いざらい話そうとしている免田と、顔を見たコナン一行を襲おうとします。

咄嗟に前に出た沖矢さんはジークンドーであっさり1人目を倒し、子どもを安全なところへ避難させるよう若狭先生に指示。

その様子を見た若狭先生は、

下がれ!!これから見える化け物は...まだ先のある小娘が...命を削る相手ではない...この俺くらいが丁度いい...

と言って自身を庇う務武さんの様子を回想

務武さんと沖矢さんの姿が重なったのです。

 

そして、若狭先生は部屋に子どもたちを入れると、外からドアノブを肘で壊し、沖矢さんが足止めできなかった5、6人を片手でやっつけてしまうのです。

私は隠れていただけ、と嘘をつく若狭先生。そんな若狭先生を怪しむコナンと沖矢さん。というところで今回は終了...

顔のマスクに傷ひとつつけられずにバッタバタと倒しちゃう沖矢さんがかっこいいのはもちろんのこと、肘でドアノブ壊して片手で倒しちゃう若狭先生かっこよすぎる。

 

いやもうやっと若狭先生の正体に迫りつつありますね!

やっぱり若狭先生は浅香ということでいいんでしょうか?

浅香は務武と同じくMI6。組織に潜入捜査していて、羽田浩司の事件に関わるが、守れずに羽田浩司を死なせてしまったため、MI6を辞めた。

もしくは、潜入捜査はせず単にMI6として組織を追っていたのかも。その方が回想シーンにつながりやすいですかね。

 

いずれにせよ、MI6として務武さんと共闘していた浅香、ということでまず間違いないのかなと!はやく答え合わせしたい~~!

次は記念すべき1100話となるので、そろそろRUM編終結になるのではと期待しています。

それにしても、ポニーテールで活発な雰囲気の若狭先生もなんだかいいですねぇ。

 

最後に

今回も1か月以上の休載を挟んでの新章。しかも次は1100話。

うーん、これは期待しちゃいますねぇ。

コナンは元々怪しんでいましたし、沖矢さんも今回をきっかけに若狭先生をマークすることになると思います。

逆に、若狭先生も務武さんと似ているというところから、沖矢さん=赤井さんの真実に気づく可能性も大。

楽しみだー!!

 

では、お読みくださりありがとうございました!

 

 

 

ゾーイの超イケてるプレイリスト1-5「失敗だらけのプレイリスト」感想

海外ドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」シーズン1第5話「失敗だらけのプレイリスト(Zoey's Extraordinaly Failure)」感想です。

 

この"失敗だらけ"というのは、職場や家族の問題でやらかしてしまったゾーイのことですけれど、やっぱり今エピソードの主役はゾーイのお兄ちゃん、デイヴィットでは。

お父さんになるデイヴィットの抱える悩みとは...?

私はやっぱりお兄ちゃん好きです。

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

職場でのいざこざ

オープンな職場づくりのため、匿名で実施した相互評価の結果を発表するジョーン。

これはゾーイの提案とのことですが、みんなに発表したのはジョーンの独断の様子。

 

トービンに対しては茄子の絵文字が多いことに対して不満が出ているとのこと。なんちゅう不満だ🍆

そんなトービンへの仕事の評価はまずまずということで、それに喜ぶトービン。なんか憎めないキャラですよね。

 

マックスに対しては、「熱意と行動力に欠ける」「楽な道を選びがち」「努力を怠ってすぐに妥協する」と散々な評価...

そりゃ傷つくよ...もうちょっとオブラートに包んであげればいいのに、流石はジョーン。

 

リーフへは、「自分本位で過度に野心的」「謙虚に振舞っているが競争心が強い」「近寄りがたく孤立している」「だから昇進も逃した」。

いやこれもきっつい...マックスのよりもきついかも。

案の定、隔離ポットの中でいじけていました。

両親からの期待も大きく、2人の弟も優秀なのだとか。

それにしても、大学模試で2人とも満点って、やっぱりこの会社天才しかおらん...

 

二度目の心歌を聞いたゾーイは、ジョーンに評価を書いた人と話し合わせるべきではと提案。しかし、評価を書いたのはジョーン自身だからそれは無理だと言い放ちます。

ジョーン、厳しい...てかもしかしたらこれ全員分の評価をジョーンが書いてるんじゃ...

 

自分への評価をリーフの前で読むことで、なんとかリーフを復活させようと試みるゾーイですが、リーフへの評価はゾーイが書いたと勘違いされ、より悪化してしまう始末。

プライド高いタイプは一度折られるとなかなか難しそうですが、これは面倒臭いな...

ジョーンも我関せず、といった様子で、ゾーイのストレス半端なさそう。

 

父親になるということ

デイビットとエミリーが互いへの不満を歌っていたことについてモーに相談すると、不満そうなエミリーを助ければ?と助言。

けれどゾーイは、エミリーは短気でゾーイは非社交的だから仲が悪いと言います。

あー、分かる気がする。ゾーイとエミリーは相いれないタイプって感じですよね。ゾーイの適当感をエミリーは許せなさそう。

それに対し、刑事なら名コンビと突っ込むモーが最高すぎる。本当にモーのセンスが大好き。

 

ベビーベッドを組み立てるという約束に対し、仕事が忙しくて今日も残業だ、と断っていたデイヴィット。しかし、当の本人をバーで発見していまうゾーイ。

「楽しむ権利を勝ち取れ!」と歌い上げるデイヴィット...お兄ちゃんは優しいからと言っていただけに、ゾーイはショックだったのでは。

子どもが生まれる前からこんなじゃ、先が思いやられるよ...嘘ついて自分は遊んで家族に協力しないなんて最低。デイヴィット好きだっただけにとても残念。

 

妻に嘘ついて遊ぶことについて、婚約中のサイモンに相談。

「1人きりになる時間が欲しかったとか?」「1度きりなら見逃してあげたら?」とアドバイス。てことはこれ、結婚したらサイモンもそういう夫になるというフラグですかね...?😂

 

ゾーイも見逃してあげたのですが、その後お父さんの面倒を見る当番にもかかわらず、"オライリー事件"で残業のため行けない、と再度の嘘。

ピンときたゾーイは"オライリーの酒場"へ直撃。案の定、デイビットは仕事をせず酒場に1人いました。

夫婦の問題には関与しないけど、お母さんに嘘をつくのは許せないと怒るゾーイ。

嘘をついていたのは、息子の父親になるプレッシャーから解放されたかったからとのこと。幼少期、男らしい子どもではなかった自分の息子も、そうなってしまうのではと不安だったようで。

エミリーには内緒にしておけよ、とゾーイに念押しします。

むしろ、自分がそうだったからこそ理解することができるし、一緒に遊べるからいいのでは...と思ってしまいますが、やっぱり息子には苦労してほしくないってことなんでしょうね。これは子どももいなければ結婚もしていない私には想像もできない感情なんだろうなぁ。

 

その後、何かデイヴィットがおかしいと勘づいたエミリーから質問攻めにされたゾーイは、口止めされていたにもかかわらず、男の子を子育てすることに対してビビっているのだと伝えてしまいます

でも、浮気を疑って泣いちゃったエミリーを前にしたら、言わないわけにはいかないよね...浮気だなんて思われちゃったらよりお互いが不幸になるだけですし。

 

しかし、ゾーイが言ってしまったことにより、エミリーは取り乱してしまったそうで。

結婚当初子どもを望んでいなかったエミリーに対し、子育ては任せろとデイヴィットが説得していたというのです。

結婚生活を知らないのだから、頭の中を除けるわけではないのだから、わかるはずがない、とデイヴィットは怒ります。

確かに、デイヴィットが嘘をついていたのはよくないことだけど、知りもしないで動いちゃったゾーイもゾーイなので、デイヴィットの気持ちもわかるなぁと。詳しい事情も知らないで口出ししてしまうと、良かれと思ってしたことでも相手にとっては迷惑でしかないことってありますし。

でも、あんなエミリーを見たら真実を伝えたくなっちゃうしなぁ...難しいですね。

 

失敗だ、とダイレクトに言われたゾーイは落ち込み、モーへ相談へ。

ゾーイ・クラークは失敗しない、とどうすればいいか悩むゾーイに対し、モーは失敗することを学ぶべきだとアドバイス

ベレー帽の通販を始めたが1つも売れなかったけれど、代わりに来たスカーフの注文で肖像画を描く依頼も来たため、結果的に儲けられたと。

だから、「失敗を負けだと思わずに成功への足掛かりと考える」ことが大事なんだと言います。

モー、いっつもいい事しか言わん!もう人生の師匠ですよ。

てか、裁縫まで得意なモー出来すぎ人間で怖いわ...友達になりたい。モーと友達だったら絶対楽しい。

 

ラブラブに思えたマックスと闇を抱えるサイモン

ラブラブな彼女のオータムとナパに行ったけれど、波動が違う気がするとこぼすマックス。

計画に縛られるのが嫌だからって、流石に37分も蝶々を追いかけるのはないわ...

あんなに優しいマックスでもやっぱりそれは嫌みたいですね。笑

しかしオータムはナパ旅行が心底楽しかったようで、それこそ"波動が違う"様子。

 

そんなオータムから両親に紹介したいと言われたそうで、早すぎやしないかと気分が落ち込んでいるマックス。

両親の挨拶の次は別荘に招待されて、挙句実家の近くに引っ越す羽目になると嘆きます。

考えすぎかな、とゾーイに意見を求めますが、ゾーイは「あなたの幸せが一番」「妥協だけはしないで」とまっとうなアドバイスをします。

すると、仕事と同じミスを恋愛でもしてしまっているのでは、と焦るマックス。

こうやって違和感を抱えながらずるずるいってしまうのは危険な気が...

 

筋トレ派なのに朝のジョギングに付き合わさるマックス。オータムは何も気にせず喋り続け、自然の良さについてテンション高めに語ります。

そんなオータムの姿を見て心を決めたのか、しゃべり続けるオータムに対し唐突に別れようと言い出したマックス

「君は刺激的な旅を求めている」「これは旅の途中の寄り道だったのかも」と言うと、オータムも理解を示します。

よくぞ言ったマックス!!!

オータムがすんなり受け入れたのはちょっと予想外でしたが、綺麗に別れられてよかったです。

 

マックスが電話で別れた報告をゾーイにしたその瞬間、自殺後初のお父さんの誕生日だというサイモンがゾーイの家を訪ねてきます。

顔をパックしたまま電話に出る時点で、マックスを全く意識していないことが伺えるのが悲しい。しかも結構なびっくりニュースを伝えたにもかかわらず、反応してもらえず、さらには電話を切られてしまうマックス...(現時点では)マックス派の私としては悲しい。

 

サイモンはお父さんとのやりとりを見返していたところ、ある時から文面に寂しさがにじみ出ていたことに気づき、自分はサインを見逃したのでは、そのせいで救えなかったのでは、と悩んでいました。

そんなサイモンに対し、サインを見逃したことは事実かもしれないけど、打ち明けないことを決めたのもお父さんだと言います。

人は失敗するものだし、頭の中はわからないと。漠然と罪悪感を持ち続けても前には進めないと。

自分のした失敗に対して、モーとお兄ちゃんに言われたことを理解し、次の悩める人にそれを繋ぐというのはとてもいいなぁと思いました。

きっと、サイモンにそう言ったことで、より自分の中で消化できたのでしょうし。

 

そんなサイモンはゾーイに感謝を伝え、出ていくべきかこのままとどまるべきか、と心歌を歌います。

こんな展開、婚約者じゃなければ絶対とどまるべき!!!と思うのですが、サイモンは婚約者だしなぁ...婚約者じゃなければもういけいけおせおせー!と大興奮な展開なのですが。

まだサイモンのことが好きなゾーイは、どう対応するのでしょう。壁ドンしてるところで終わってしまうという、めちゃめちゃ気になる終わり方。まるでキスしちゃいそうな雰囲気。

でも、やっぱり、婚約を解消してからにしてくれ~!解消してくれたら全力で応援するからー!(マックス推し発言は何処へ)

 

使用曲一覧

Just Give Me a Reason/ P!nk, Nate Ruess 

忙しいと約束を断るデイビットと、それに不満なエミリーの心歌。

まだ愛し合えるはず、という歌詞なのがまだ希望が持てるニュアンスですよね。

 

Fight For Your Right/ Beastie Boys

ビリヤードの楽しめるバーで偶然会ったデイヴィットの心歌。

楽しむ権利のために戦え、と仲間とともに歌い上げます。

 

Everybody Hurts/ R. E. M.

厳しい意見を浴びせられたリーフが隔離ポットの中で歌っていた心歌。

 

... It's Your Thing/ The Isley Brothers

ずっとお父さんと二人三脚でやってきたから、仕事を辞めると言うお母さんに対して、「君の夢なんだから僕のことは気にするな」とミッチが歌い上げた心歌。

この歌、Codaでもみんなが合唱していましたよね。力強くていい歌。

この歌を聞いたゾーイがお父さんと話すことを勧め、お父さんに話をした結果、仕事を続けることに決めます。良かった!この夫婦本当に好き。

 

Should I Stay or Should I go/ The Clash

自分を変えようとせずありのままを受け入れてくれるゾーイは正直だ、と感謝するサイモンのめちゃくちゃ自分に正直な心歌。

 

最後に

"失敗だらけ"だったゾーイ。

お母さんが仕事を続けるのか問題は解決しましたが、リーフの落胆やデイヴィットとエミリーの夫婦関係の問題は解決せず。次のエピソードではみんなが笑ってくれるといいな。特にデイヴィットの笑顔が見たいよ...

連絡すらしたくない様子なので、相当傷は深そうです。心配だ...

 

そして急展開を見せたサイモン、そしてマックス。この関係にも何やら変化が起きそうですね。まずは壁ドンされたゾーイがどう動くのか、ドキドキします。

 

では、お読みくださりありがとうございました!

名探偵コナン(サンデー36・37号)FILE1098「海の家」感想

2022/8/3発売の少年サンデーに掲載されている名探偵コナンFILE1098「海の家」感想です。

シリーズ第2話、若狭先生と沖矢さんを引率者として行った海では、殺人事件が発生して...

事件の真相はもちろん、若狭先生と沖矢さんからも目が離せません。

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

ないアリバイ

被害者の碓井克徳の首には吉川線があることから、絞殺だと断定。

その凶器は、遺体を包んでいたタオルケットだとコナンが指摘します。

遺体を包んでいたタオルケットについている血の跡と、吉川線の間隔が一致するからとのこと。

つまり、タオルケットの一辺を前掛けのように首に巻き付けて殺したのだというのです。

 

警察が来る前にちゃっかり下調べしておくコナン、流石ですねぇ。沖矢さんと一緒に調べたんでしょうが、若狭先生はどうやり過ごしたのか、気になっちゃいますね。

 

バックヤードで殺されたのだから、バックヤードの鍵を持っていた3人が容疑者だということになり、アリバイを尋ねることに。

1人目、茅木舞香

碓井に頼まれたパインジュースを買いに離れた自販機まで買いに行っていました。

遠くまで行ったのは、近くのコンビニでは扱っていなから。

ジュースは一律200円のため、どれがいくつ売れたのかの把握はしていないのだとか。

 

2人目、郡山貴起

バックヤードのクーラーで涼みながらスマホゲームをやろうと思っていたが、ジュースとお菓子でお腹が膨れたら急に眠くなってしまったので、起こしに来るまで寝ていたとのこと。

前にも似たようなことがあったのだとか。

 

3人目、免田朔良

祖母の家に薬を渡しに行きましたが、鍵を自宅に忘れたためそのまま戻ってきました。

その後は茅木が戻ってくるまで開店準備をしていたとのこと。

 

と、3人ともアリバイがないわけですが、これは予想通り、グレープフルーツジュースに仕込まれていた睡眠薬で郡山と碓井は眠らされた→パインジュース切らすよう仕組んでおき、パインジュースを買いに行くと見せかけて碓井を殺す

ということではないでしょうか?

 

薬とタオルケット

グレープフルーツジュースに引っ掛かるコナン。祖母の薬は何かと問うと、「ニフェジピン」だと言います。

そこで灰原は、ニフェジピンはカルシウム拮抗薬であり、グレープフルーツジュースに含まれる成分がカルシウム拮抗薬の代謝を阻害し、薬の血中濃度を高めるため薬の効き目が強くなりすぎ、結果血圧が下がり過ぎるので、動悸やめまい、頭痛、気絶になってしまう可能性があると指摘します。

 

そして沖矢さんは、ジュースのパックについているストローに粉々に砕いた薬を仕込んでおいたのだと推理。

客に提供するものは氷を入れたプラスチックのコップに移し替えるため、すべてのパックに仕込んでおけば問題ないと指摘します。

 

この薬を持っているのは免田ですが、免田は以前薬をどこかで失くしたため、再度医者に出してもらったのだと弁明。

 

 

一方、遺体を包んでいたタオルケットは探偵団が座っていたタオルケットだと思われることが判明。

そして、遺体を包んでいたそのタオルケットの端、つまり犯人が絞殺した際に掴んでいたと思われる場所から、郡山の指紋が検出されたのです。

 

とここで、元太のタンクトップの右肩が切れてしまい、昔のローマの人みたいになってしまいました。それを見たコナンは何かに気づいて...?

そして、最後のページでは、茅木のズボンの右太ももあたりに、なにか渦巻のような模様が描かれていました。その模様は、元太がトルネードウインナーを落として付けたシミにそっくりで...

まさかの元太のサービスショット!誰もが認める今話のハイライト。

 

はい、これはもう犯人が確定しましたね!もちろんそれは茅木。

あらかじめパインジュースを切らせておき、どこかに購入しておいたパインジュースを準備。買いに行くように見せておいて、免田からくすねた薬でグレープフルーツジュースを飲ませた碓井と郡山を眠らせ、絞殺。

絞殺時には元太らが座っていたタオルケットを使用し、それを自分の服にしていたタオルケットと交換。

自分の服はあらかじめ首のところをほどけさせたものを郡山に結ばせれば、郡山の指紋を布の端につけさせることができます。ので、郡山の指紋付きタオルケットで遺体をくるみ、絞殺に使用したタオルケットはそのまま自分が着用したのです。

 

うーん、流石に服が店のタオルケットだったら、誰か最初に指摘することない?笑

今回は犯人が分かりやすかったうえ、渦巻マークの分かりやすいヒントもあったので、犯人が特定しやすかったですね~

解決編はささっと謎解きしてしまって、若狭先生の話をたっぷりお願いしたいところ!

 

若狭先生の探り

薬の知識を披露したことに対し、「一体どこで教わったのかしら?」「まるでどこかの科学者みたいだったから...」と突っ込む若狭先生。

コナンは博士に聞いたとフォローしますが、灰原はじっと先生を見るだけ。

うーん、ここまで危機感がないということは、やはり灰原は若狭先生の正体を特定しているのでしょうか?

それにしても、フォローを頼んでついてきてもらったはずの沖矢さんは何もフォローしてない😂

 

次のエピソードが1100となりますから、このままRUM編終結に向かい、若狭先生の正体も明らかにしてくれるのでは...という淡い期待を抱いております。

そろそろ、そろそろ見たいよ~~!あとお茶会の続きも何卒~~!

 

最後に

横溝警部の部下の名前が九十九(つくも)だと明らかになったのは今回が初めてでは?

参悟と重悟だから九九なのか?笑...ということは、重悟の部下は八一とか?😂

わざわざ名字出したのは何か意味があるのか、それとも先生の遊び心なのか、はたまた気まぐれなのか...今後の九十九に期待ですね笑

 

では、お読みくださりありがとうございました!

名探偵コナン(サンデー35号)FILE1097「引率者」感想

2022/7/27発売の少年サンデーに掲載されている名探偵コナンFILE1097「引率者」の感想です。

 

新シリーズ第1話は、なんと若狭先生とあの人が初対面!

みんなで仲良く海水浴に行った先では、事件とは別にその2人の探り合いが...

扉絵のよだれを垂らすコナンが可愛い。

 

青山先生と尾田先生の歴史的対談の感想はこちら。↓

turquoise2134.hatenablog.com

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

引率者は若狭先生と...

前回、ホテルの連続爆破事件を解決したコナン。

非常ベル騒ぎは誤作動だと報じるニュースでは、どこの局も民間人からの映像がないことを少し不思議に思いつつザッピングするコナン。

これは姿を撮られてしまったことを懸念したメアリーが裏で手回ししたのか、それともベーダーさんこと呼吸器の男が手回ししたのか...

普通に考えたらベーダーさんがメアリーを庇う必要がないので、メアリーがMI6にやらせてそうですけど、真相やいかに。

新エピソードでは連続爆破事件の続きで、このままベーダーさんの正体に迫ってほしかったですが、そういうわけにはいきませんでしたね。残念。

 

掃除中にニュースをザッピングするコナンの傍では、探偵団が静岡の海で販売されている仮面ヤイバーのトルネードウインナーが食べたいと盛り上がっています。

博士はぎっくり腰だから引率者はいないと言う灰原に対し、なんと若狭先生が引率者に立候補。

明らかな灰原狙いなのに、当の灰原はニコニコで「もちろんOKよ!」と返答。

灰原はなぜこんなに若狭先生に対して無防備なんでしょう?

歩美ちゃんを守ったから、というだけではこんなに懐かないと思うのですが...

もしかして、灰原は若狭先生の正体の見当がついていたりするのか?

 

灰原に探りを入れてくるはずだと警戒するコナンは、赤井さんにガードを依頼

すっかり探偵団の保護者が似合うようになってしまった赤井さん、面白すぎる。

あの赤井さんがこんな演技をしてるなんて本当にさ...というか、この人使いの荒さがもう流石工藤新一って感じでいいですよね。

 

大人な攻防

引率者の2人は砂浜から子どもたちを見守ります。

海へ走っていくときにちらっと2人の様子をうかがうコナンがいいですよね~

こういう細かい描写が好きです。

 

2人の探り合いは若狭先生からスタート。

灰原哀のことは知っているか、と尋ね、

私の人生を搔き乱した...ある女性の娘さんのような気がして...

とびっくり発言。

これはエレーナのことを言っているんですかね?

エレーナの作ったAPTX4869によって羽田浩司が殺されて、それにより若狭先生は人生を搔き乱されたのか...?やっぱり浅香なの...?

となると、やっぱりエレーナが作っていたものと灰原が作っていたものは別物、ということになるのでしょうか。いや、ピスコは"ここまで進めていたとは"と言っていましたから、エレーナのものは不完全だった...?

 

そんな若狭先生が泳がないことに対し、

もしかしたら肌に刻まれた何かの痕跡を...衣服で覆い隠しているのかと...

と沖矢さんが探りを入れます。

もしかして、羽田浩司の事件の時に被弾したりしているのかも?

あとは、将棋の駒を肌身離したくないというものもありそう。

 

すると、若狭先生は

それに、腕は汗をかいていらっしゃるのに...顔はかいてらっしゃらない...もしかしてその皮膚の下は汗びっしょりだったりして...

と突っ込みます。

沖矢先生のことを、"どこかでお逢いした気がする""何でも話せてしまうそうな強くてしなやかで頼りがいがある"と言っていますし、もしかして沖矢さん=赤井さんの事実に勘づいているのかも?

となると、そもそも若狭先生は赤井一家のことを元々知っているということになりますよね。

羽田浩司繋がりなのか、それとも組織つながりなのか...

これはこれからの展開が楽しみです。

 

そして事件も

一応本題の事件も発生。笑

今回は海の家での事件で、何やら複雑そうな人間関係みたいです。

 

海の家の店員の郡山貴起(こおりやまたかき)と茅木舞香(かやきまいか)は交際中。

そんな郡山と免田朔良(めんださくら)は元恋人同士。

その免田は郡山を振って、茅木の弟・玲輔と付き合っていましたが、玲輔は死んでしまったと。

玲輔はヘタをして死んでしまったため、その損を埋めるため、玲輔の姉、彼女、舎弟の3人は、海の家の店長でリーダーの碓井克徳(うすいかつのり)の元でバイトをしているようで。

"このバイトで損が補えなければ、もっと割のいいバイトで穴埋めしてもらう"との発言もありますが...やくざなの?笑

 

碓井はバックヤードでお昼寝、免田は祖母に薬を届けに、茅木は碓井お気に入りのパインジュースの買い出し、郡山もバックヤードへ行きました。

そろそろ開店時間になりそうなのに起きてこない2人を呼びに免田と茅木がバックヤードへ向かうと、なんつ包みの中に碓井の死体が。

側では何も知らない様子の郡山が昼寝していて...

 

ヒントとなりそうなのは、

①被害者の碓井パインジュースが好きで、郡山はグレープフルーツジュースが好き。郡山は寝る前にいつもグレープフルーツジュースを飲んでいる。

②免田は祖母の家の鍵を忘れたため、結局薬を届けられずに戻ってきた

③海の家で探偵団がトルネードウインナーを食べていた際、元太がタオルケットにケチャップとマスタードをつけて汚してしまった

といったところでしょうか?

 

普通に考えれば傍で寝ていた郡山が怪しいですが、まあそんな単純ではないと思います。ので、グレープフルーツジュースにしこまれていた睡眠薬で、被害者の碓井とともに眠ってしまったというところでしょうか。碓井の好きなパインジュースも、犯人がわざと切らしてグレープフルーツジュースを飲ませたんでしょう。

祖母に薬を渡していない以上、免田のアリバイはありません。しかし、もし茅木が犯人ならあらかじめジュースを用意しておけばいいので、茅木のアリバイも不完全かなと。

となると、鍵となるのはタオルケットの汚れでしょうか。碓井がくるまれていたタオルケットに汚れがついていれば、店にあったタオルケットを使ったということになりますし。この辺は続きを読んでみないと分からないですね。

 

それにしても、玲輔は何をやらかして死んだんでしょうね?この辺はうまくコナンが聞き出すんでしょうけど、碓井は相当恨まれてそう...

 

最後に

次回はお盆のため合併号ということで、次回のあとまた一週間空いてしまいます。

きっと今回も3話構成でしょうから、一週間空いたあとの解決編のあとまた休載期間となるんでしょうか。もう、謎が増えるばかりで続きが気になります。

正直、連続爆破事件の続きでベーダーさんについて取り上げてくれるかなと淡い願望を抱いておりましたが、残念でした。

けれど、まさか若狭先生と赤井さんの対面を見られるなんて!

そろそろ、RUM編も終盤ではないかとは思ってるのですが...今後に期待です。

 

それにしても、本編の灰原が本当に楽しそうなんだか幸せでした。あんなに無邪気な笑顔が見られるようになって良かった。

サメに乗ってあんなにはしゃぐ灰原...!

いつか、蘭とまた一緒に海に行ってほしいな。

 

では、お読みくださりありがとうございました!

青山剛昌×尾田栄一郎 対談感想

2022/7/25発売の週刊少年ジャンプに前編が、2022/7/27発売の週刊少年サンデーに後編が掲載された、「名探偵コナン」の青山剛昌先生と「ONE PIECE」の尾田栄一郎先生の対談の感想です。

 

以前青山先生がインタビューで対談したら面白いかもとおっしゃっていたので、この対談が実現したと知ったときは衝撃だったと同時に、先生の夢が叶って嬉しい気持ちでした。

尾田先生も巻末コメントでコナンの100巻をお祝いしてくださっていたようで、そういったお二人の発言がきっかけなのかなと思うとなんだか胸がいっぱいになりますね。

 

サンデーに掲載されているコナン本編の感想は別記事です。

名探偵コナン(サンデー35号)FILE1097「引率者」感想 - たーこいずの宝箱

 

では、以下ネタバレあり感想です。なお、私はONE PIECEを全くと言っていいほど知らない人間ですので、青山先生に対しての感想多めです。

 

 

前編

尾田先生が一発屋だとおっしゃったことに対して「一発がデカすぎる」という反応が、青山先生が言うことに意義があるというか、よく言われることであっても言う人が違うとこんなに重みのある言葉に、新鮮味のある言葉になるんだなぁと思いました。

 

青山先生だから言えるというのは正直全体を通してそうなんですけど、あえて言うなら"ライバル視することはないか"という尾田先生からの問いに対して「ないねぇ」と答えちゃう凄さですよね。

金田一少年の事件簿みたいに同じ探偵なら負けるかよと思うけど、全然ジャンルが違うから思わない。

この感覚が流石青山先生だよなぁと。トップの座についてる先生だからこそ言えることですよね。

 

ここで面白いのは、尾田先生は名探偵コナンを敵視していたため全く読んでいなくて、引きずり降ろしてやると思っていたというのが、青山先生とまるで真逆な感覚なんですよね。

尾田先生はジャンプなので競争システムにもまれているからこその感じ方なのかもしれませんけど、やはりお人柄も大きいのかなと思います。

ONE PIECEはバトルもので、名探偵コナンは推理ものというところにも、こういう作者らしさが表れているのかなぁと思ったり。

 

尾田先生は他人は他人、自分は自分と思うようになったのはここ数年というのに対し、青山先生はわりと最初からその考え方だったとのこと、なんだかわかる気がするなぁと思いました。

青山先生って、ギラギラした感じがなくて、ほわんとした穏やかな空気をまとっている感じがするんですよね。売れるかどうか、というより自分が面白いかどうか、自分が好きかどうか、という考え方というか。

 

その話の流れで、数字に対する執着はあったという話の時に、名探偵コナンは始まってからずっと1位だったんで...って言うといやらしいな、やめときます(笑)」ってのがもうめちゃめちゃ青山先生って感じで吹き出しました。最高です。

ここで尾田先生も共感してるのがすごいことなんですよね。本当にトップのお二人にしかできない会話をされていて、ぶっちゃけた話をしていただいていて。きっとこの対談自体をお二人自身が楽しんでいらっしゃるのだろうということが伝わってくるのがとても嬉しいですよね。

 

意外だったのは、入院のための長期休載のあと、人気が出なきゃまずいと思ったために狙って描いたというエピソード。

たしかに、赤井さんとバーボンがあんな構図で銃を構えあうなんて話題にしかなりませんが、コナンとしてはああいうエピソードの始まり方は珍しいなと思ってたんです。

だからこそレア感というか、とんでもない展開になるぞ!と思って興奮したので、まんまと青山先生の狙い通りです。青山先生は掌の上でころころするのが本当にお上手。

というか、こんなにもすでに人気があってもなお人気が出なきゃまずいと思うなんて、そんなに厳しい世界なんだなぁと思いました。

 

お互いの絵に対しての感想で、尾田先生は青山先生の絵に対して色気を感じている、という発言に驚くと同時に大共感しました。

青山先生の絵って、ただかっこいい、可愛いだけじゃない、なんだか人を惹きつける魅力がありますよね。これを「色気」と表す尾田先生の感性、大好きです。

一方青山先生は、ゴムゴムの実をルフィが食べるシーンがないことにびっくりした、とのこと。

先生なら食べさせて、「ドックン」をやるとおっしゃっていましたが、それはまさにAPTX4869を飲まされた工藤新一。こうやって同じ設定でも描き方、見せ方によって全然変わるのだなぁと今更ながら思いました。面白いですね。

 

そして共通点は声優さんの声を聴いてキャラを変更したという点。

マスコットキャラは好きではなかった尾田先生がチョッパーをマスコット化したのは、光彦が憎たらしくない可愛いキャラになったのは、大谷育江さんの声だったから。

光彦のエピソードは元々知っていましたが、チョッパーについては初めて知りました。確かに、大谷さんの声ってとても可愛らしくて愛らしいですもんね。

声によってキャラまで変えてしまうなんて、大谷さんって、声優さんってすごいなぁ。

そして、アニメ化されること前提で原作を描くという共通点もお二人ならではですよね。そんなお二人が同じ声優さんに影響されていたというのはとても面白かったです。

 

声優さんという点では、山寺さんを指名したのは青山先生だったというのに衝撃を受けました。確かに、あんなにも優秀な家族の大黒柱で、ずば抜けて優秀な父親である務武さんを演じられるのはレジェンドな山寺さんしかいないですもん。発表されたとき納得でしかありませんでしたから。

ナイスキャスティング!!!と思っていましたが、青山先生のご指名だったと聞いて流石先生だ...最高です...となりました。

 

後編

お二人がこんなにも長く連載を続けられているのは、ONE PIECE名探偵コナン自分の描きたいことが描けるから。

ONE PIECE では島ごとに、名探偵コナンでは事件ごとに取り上げたいトピックを描けるという話を聞いて、なるほどな〜と思いました。たしかに、ネタは尽きないですし飽きたら次の展開に進みやすいのかも。

だとしても、やっぱり次々と新たな展開を思いつくその発想力や、描きたいものが思い浮かぶ好奇心が素晴らしいですよね。

 

ブコメのくだりでは、尾田先生はラブコメが苦手で、逆に青山先生はラブコメが得意という話が。

尾田先生は両想いになってしまうと2人のキャラクターのファンがいなくなってしまうのではと懸念されているようですが、この観点は青山先生にはないですよね~

「離れませんよ(即答)(笑)」との回答なのが流石ですよね。即答ってわざわざ付いてるのがいいです。

青山先生は読者の反応でどこがくっつくか決めるのではなく、あらかじめ先生の中で決めているのがいいんですよ。もう最初から矢印の先が分かっているから、読者もよりストレスなく安心して楽しめるというか。やっぱり、先生の中で固まっている、それがブレないというのが大きんだと思います。

名探偵コナンは殺人ラブコメですから、むしろそのカップルのやりとりを読者は楽しみにしてますもん。ラブコメがなかったら名探偵コナンじゃありませんから。

ブコメへの読者の感覚の違いという点では、雑誌の違いも大きいのかもしれませんね。

 

休みになると不安になるというお話はお二人が大共感されていて、漫画家さんの宿命なのかもしれないな...と思いました。

読者としては、体調を崩して入院しているんだから仕事させずに休ませろ!っておもっちゃうんですけど、まさかご本人が描きたがっていたなんて。

ゆっくり描けるからむしろ楽しいだなんて、もう職業病ですよ😂

正直、編集者は先生を休ませるのも仕事だと思うのですが...とにかくお体に気を付けて、健康でいてほしいです。

 

そして、入院をきっかけにコナンの最終回のネームはすでに描いたという有名な話も。

いつ死ぬかわからないから描いておこう、というその心意気がすごいです。やっぱり完結させられないというのは、読めない読者よりも、描き切れない先生が一番悔しいのかもしれないですね。

展開次第で変わるかもしれないとのこと、今の段階ではどうなっているのかもう気になって仕方ないです。

最終回なので、もう黒ずくめとは決着がついていて、その後みたいな形なのでしょうか?

トロピカルランドで待つ蘭の元へ完全に元に戻った新一の姿で会いに行く、みたいな展開だったら嬉しいなぁ。妄想がいくらでも膨らみますね。

 

もし本当に「せーの」でONE PIECEと一緒に終わったら面白いですけど、きっとコナンの方が終われないんだろうなぁ...(サンデーという意味でも映画という意味でも終わらせてくれそうにない...)

昔は終わってほしくないと思っていましたけど、今となっては先生が元気なうちに、声優さんが健康なうちに、私が生きているうちにきちんと完結してくれたらと願っています。

 

今後の、RUMの両眼があったころの話を描かないととのこと、いや面白すぎません!?

衝撃のあまり声出そうになりました。務武さんも関わってくるということは、RUMの片目を失わせたのは務武さんだったり...?だから赤井さんはシルバーブレットと呼ばれているのか...?

「多分」じゃなくて確実に面白いので早く読ませてください(切実)。

 

最後に

もちろん共通点も多かったのですが、全体を通してなんだか尾田先生と青山先生の違いが見えてきて、本当に貴重な対談なんだなぁとしみじみしましたね。

この違いこそ面白いというか。

メラメラな尾田先生に対しほわんと穏やかな青山先生という構図がとても良かったです。

そしてやっぱり、私は青山先生のお人柄が好きだなぁと再確認しました。もちろん、尾田先生の魅力にも気づくことができたのでよかったです。

 

そんなお二人ともが、ファンレターが嬉しいとのことで。私、実はまだファンレターも年賀状も出したことがないんですよね。逆に読んだり返事したりする負担になってしまうかなと...

青山先生の年賀状のお返事は、最近は印刷のようですが、前まで年賀状は質問にひとつひとつ回答を出してくれていましたし。

でも、エピソードについての感想は思わず読み返してニヤニヤしてしまうと聞いてしまえば、出したくなっちゃいますね。熱量がすごすぎて引かれないか若干心配ですが...

 

そうそう、対談とは離れますが、同じジャンプに掲載されていた「高校生家族」がなんと名探偵コナンの「外交官殺人事件」と「浪速の連続殺人事件」のパロディーでしたね!

きっと対談があったからだと思うので、とても嬉しい限りです。ジャンプファンの方は気づいてくださったのでしょうか?

 

安室さんを切ってしまうからセルフで書き直したサンジに微笑ましく思っていたら、尾田先生の部屋の壁に青山先生のコナンとサインにすご...となっておりました。

本当にものすごい対談をリアルタイムで読むことができて、本当にありがたいことだなと。感謝でしかありません。

お二人がお元気で、これからも楽しく漫画を描いてくださりますように!

 

では、お読みくださりありがとうございました!

ゾーイの超イケてるプレイリスト1-4「汝の隣人のプレイリスト」感想

海外ドラマ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」シーズン1第4話「汝の隣人のプレイリスト(Zoey's Extraordinary Neighbor)」の感想です。

 

ゾーイの隣人といえば、もちろんモーのこと。

DJをしていて料理も上手で絵も描いて、社交的で自信に満ち溢れた様子のモーですが...?

改めてですけど、モーって本当歌上手いですよねぇ。

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

孤独なモー

本心を偽っているけど本当は孤独だ、という心歌を聞いたゾーイは、モーに追及するも軽くあしらわれてしまいます。

相手にしてもらえないゾーイは、こっそり外出するモーの後をつけたのですが...行き先はなんと教会。モーは聖歌隊で、男性の姿で、歌っていたのです。

そのことを指摘したゾーイに対し、モーは「批判するな」「自分を偽るのは悪い事?」と強く主張。そして、信仰が何かを知らないくせに意見しないで、と突き放します。

 

信仰を知らないことについてお母さんに相談すると、「人間の魂の探求は人それぞれ」だから信仰を押し付けなかったと言われます。

"信仰"は日本人にとって、私にとって全くわからない世界。

正月には神様に会いに行って、お盆は先祖を迎え、人が死んだら仏様に祈り、キリスト教徒でなくともクリスマスケーキを食べる。こんなにも宗教に無頓着なのはやはり世界でも珍しい人種なのでしょうかね。

でも、そんな私にとっても「人間の魂の探求は人それぞれ」というマギーの言葉は響きました。宗教って、結局は心のよりどころ、人生の指針みたいなものだと私は捉えているので、最後は自分次第というのは改めてそうだなぁと思いましたね。

 

家に帰ると、モーの部屋に何かしようとしている人影が。

不審者だと疑うゾーイですが、その正体はモーが通っていた教会のティーブ牧師でした。

ティーブ牧師はモーが性自認の件で悩んでいることを知っており、それを踏まえたうえで教会で病気の子どもたちがモーの歌を待っていると伝えてほしい、とメモをゾーに託すのです。

 

モーは自分を偽っているのに誇りをもって神の前で歌えるのか、子ども前で歌えるのか、と悩んでいたようで。

女のような格好をすることが好きなことに負い目を感じていた時、自分に絶対音感があることを知り、やっと自分は特別だと思えるようになったと明かします。

そして聖歌隊のソプラノ歌手に抜擢されたものの、神への冒涜だと反対する人もおり、教会内でもめごとになる、という事態はどこの教会へ行っても同じでした。

それ以来教会へ行くときは男の格好をすることにしたというのです。

ティーブ牧師は理解があっても、他の人もそうだとは限らない。モーは、男装して自分を偽るのか、女装して危険を冒すのかの二択しかないのだ、奇跡でも起きなければ道は開けないのだと諦めてしまいます。

 

モーと話した結果をスティーブ牧師に伝えに行くと、牧師はバーにいました。

酔っ払い相手にも説教をするということで、やっぱり寛容な牧師さんなんでしょうね。

人間は完ぺきではないから、あとはモー次第だ、信じて飛び込むしかないと言います。

そして人助けをしているという証が欲しいなら、目を開いてよく見るのだ、とゾーイにも助言。

当たり前のことと言ってしまえばそうなんですが、何なんでしょう、この力のある言葉。自分と対話するきっかけを作ってくれるというか、なんだか不思議な力を感じますね。

 

しかし、ボニーが信じて飛び込んだところを目の前で見たモーは衝撃を受けます。

教会へ戻るための奇跡はこれだ、ボニーが恐怖と闘ったなら自分にもでいるはずだと。

そしてモーは、ゾーイとの約束を守ると宣言し、女の格好でばっちり決めて教会へと行くのです。

 

それにしても、DJやって大家もやって絵を描いて、聖歌隊にも入って、モーすごくない?料理も上手そうだし。

モーの描いた絵を部屋に飾っておいたらなんだかご利益ありそう。私にも描いてほしい。

 

引きこもりなボニー

広場恐怖症ボニーは引きこもり。

そんなボニーのリゾート地に行きたいという心歌が2曲も聞こえてきたゾーイは、扉越しに何度も話しかけていると、当初は無視されていたものの、答えてくれるようになりました。

 

そしてなんとゾーイは望遠鏡を購入し、一緒に海や星を見ようと提案するのです。

え、ちょっと待って、望遠鏡ってそんな気軽に買えるものなの!?

ちょっといいやつって言ってましたし、軽く万は超えますよね?

ゾーイの勤めているスパークスはきっと有名な会社でお給料もそれなりなんだろうとは思いますけど、同じアパートで会ったこともない人のために望遠鏡を買ってしまうなんて、ゾーイなんていい子なんだ...なかなかマネできることじゃありません。

 

提案を受けたボニーは、後日、なんと部屋から出てきたのです。

カリブへの第一歩にだりそうだと。

しかし、高所恐怖症なので、代わりに、大家であるモーの郵便受けまで一緒に行ってくれないかと相談。

それに対し、ゾーイはモーの部屋まで行くことを提案し、実際に手渡しでモーへ家賃を払うことに成功するのです。

ゾーイの根気強い働きかけがボニーの心を動かしたなんて、本当にすごいです。

モーですら顔を見たことがなかったのに、まだアパートの外へは出ていないとはいえ、部屋から出る決心をさせるなんて。

きっとこれから少しずつ、ボニーの世界が広がるんだろうと思うと嬉しい限りですね。

 

マックスかサイモンか

サイモンとメールのやりとりをして盛り上がるゾーイに対し、「婚約者のいる男に手を出す女に見える」「言い訳するのが怪しい」と初っ端からズバズバ言うモーが最高。

前回はあんなにサイモン推しだと言っていたのに、その掌の返し方がいいですよね(同じだけマックス推しだとも言ってた)。

なんだかんだいい感じであっても、少なくとも今の段階は、サイモンにはフィアンセがいる以上、やっぱりよくないですよねぇ。その点をきっちり指摘してくれるモー。まるで視聴者の代弁者。

 

彼女のオータムとラブラブなマックスは、なんと初夜の報告までならず2回目以降の計画までゾーイに明かします。やめれ。笑

ナパでするつもり、と話すマックスに対し、まるで新婚旅行だと指摘するゾーイ。

確かにマックスは浮かれすぎですけど、やっぱりゾーイ嫉妬してない...?

自分がオータムを勧めておきながら、いざマックスが誰かといい感じになってしまったら寂しくなってしまったのかも。そうなってみないと自覚しない、ということもありますし、ゾーイは今まで気づかなかっただけで、マックスに対して特別な感情を抱いていたのかも。

それにしても、マックス歌上手くない?まるでオペラみたいに歌い上げててかっこよかったです。

 

そんなこんなでサイモンとマックスの間で揺れるゾーイのもとへ(ゾーイは恐らく揺れている自覚はない)、結婚式のお花を担当することになり、そのお礼にとサイモンらからシャンパンをもらったからと尋ねてきたお母さん。

マグカップシャンパン飲んでるのが一人暮らしの家のリアルさが出ていていいですよね。笑

そして、ロシア文学の今教授と不倫していたことを明かし、傷ついてほしくないとゾーイに助言します。批判する気はないけれど、きっといい人にこれから出会えると。

その言葉を受けたゾーイが目を落としたスマホには、なんで返信をくれないのかと尋ねるサイモンからのメッセージが映っていました。

危険な香りがする...

 

父親になるデイヴィット

ゾーイの兄・デイヴィットとその奥さんエミリーの間には赤ちゃんが。

お腹の子の性別を知りたがるエミリーと、生まれるまで楽しみにしていたいデイヴィットは意見が割れますが、デイヴィットが毎日エミリーのマッサージをするという約束で、赤ちゃんの性別は産まれた際のサプライズにとっておくことに。

ここでお母さんはエミリーの味方をしたので、お父さんはデイヴィットの味方をするのかと思いきや、どちらの味方もしなかったのが面白いですよね。

お父さんが大事にしているのは「大きな見せ場 大事な思い出」

 

ミッチに親になるための心構えを聞くデイヴィット。

そうしたら、結婚式のビデオを見るようにとの回答が。デイヴィットはゾーイがエミリーのドレスの裾を踏んで破いた事件があったため、まだビデオを見ていなかったのだとか。ゾーイ、何やってるの😂

 

お父さんが乾杯の挨拶で語ったアドバイスは、

①親としてどうすべきか分からないとき、愛を選ぶこと

その後もスピーチは続くと思うのですが、自分が元気だったときの映像を見たミッチが泣き出してしまったのです。

マギーとダンスしていたシーンもあったので、やはり自分の現実を突きつけられたようでしんどかったんのだろうな。とてもいい笑顔してたもん...

結婚式の映像ということは、きっと病気はここ最近発症して、どんどん重い症状になってしまっているんでしょう。レモネードを要求したりと、普段は辛そうな素振りを見せないミッチですけど、やっぱりつらいよなぁ...ミッチぃ...

 

感情を制御できないのも病気の症状の1つらしく、あの後1日中泣いてしまっているミッチ。

貴方は悪くないとデイヴィットを励ますエミリーですが、「自分のいない人生を想像させてしまった」「人生の節目を見逃す」と落ち込みます。

すると、エミリーはいいことを思いついたとデイヴィットに提案。「結果的に私が勝つけどおまけってことで」と言いニヤリと笑うエミリーが好き。めっちゃいい子や~!

 

そしてエミリーの提案で、赤ちゃんの性別を発表するパーティーをお父さんへのサプライズとして開くことにしたデイヴィット。

子どもが生まれる前の今でも、人生の節目として、大きな見せ場として、大事な思い出が作れるとスピーチするのです。

思わずうれし泣きしてしまうお父さん。

これは本当に名案で、素晴らしい試みですよね。ゾーイも褒めていましたけど、これは本当に嬉しかったと思う。凄い、凄いよ。そしてこれを思いついたエミリーが凄い。義父のことを心から思っていないとこんなこと思いつかないと思いますし、いい家族になれたんだろうな。

 

赤ちゃんは男の子と判明したため、余ったピンクのケーキをデイヴィットからもらうゾーイ。

それを、なんと夫と別れ炭水化物抜きダイエットをしているジョーンの元へ届けるのです。

「7日目に神は炭水化物を食べた」というメッセージ付きで。なんて粋なんでしょう。

それにしても、犬の名前がエルメストムフォードって。流石ジョーン。

 

使用曲一覧

The Great Pretender/ The Platters

モーの心歌。自分を偽って本心を隠すペテン師だという歌。現実でも、弱音を吐かず平気そうに振舞っている人ほど大丈夫じゃなかったりしますからね...

 

Con te partiro/ Andrea Bocelli

彼女のオータムと初夜を迎えてテンションアゲアゲなマックスな心歌。"見たこともない世界で君と生きよう"。笑

 

Kokomo/The Beach Boys

引きこもりボニーの心歌。

 

Amazing Grace/ John Newton

かの有名な許しの歌・アメージンググレイス。モーが聖歌隊で歌っていることをゾーイが知った際、聖歌隊が合唱していた歌です。

この歌をモーが歌うということにとても意味があると思います。

 

Margaritaville/ Jimmy Buffett

ボニーがリゾート地へ行きたい気持ちを歌った心歌その2。

 

This Little Light of Mine/ Mother Goose Club

モーら聖歌隊が教会で練習していた歌。モーはうまく歌えずに...

そして、最後には心を決めたモーが思いっきり歌い上げます。見ていてとても気持ちがいいですね。

 

...Wrecking Ball/ Miley Cyrus

ジョーンの心歌。別れられてせいせいしたと言っていたジョーンでしたが、未練があったみたいです。壊れたのは私だけ...そりゃ簡単には吹っ切れないですよね。

 

最後に

今回はモーの問題だけでなく、ボニーの問題も解決し、さらには引き続き悩んでいる様子のジョーンのフォローまでしたゾーイ。大活躍!

自信満々に見えたモーですら、いやだからこそ、抱えているものがあるんですよね。

最後に思いっきり、心から歌い上げるモーの姿になんだか感動してしまいました。

 

そしてサイモンかマックスか問題ですが、サイモンとメッセージのやりとりをしているゾーイに意見するモーが良かったですよね。

婚約者がいるにもかかわらず、必要事項以外のやりとりをだらだら続けているのは危ういですよね~

お母さんからの体験談もあり、ゾーイも何かを感じ取った様子。メッセージに返信していないようでしたので、これからまた何か動きがあるかもしれないですね。

 

では、お読みくださりありがとうございました!

アニメ名探偵コナン新OP「SPARKLE」感想

アニメ名探偵コナンのOPが2022/7/9より大黒摩季さんの「SPARKLE」になりました!

お久しぶりの大黒摩季さん、嬉しいですね~

映像も歴史を感じさせるいい映像でしたね!

 

では、以下感想です。

 

原作の歴史を感じさせる映像

いやぁ今回のOPは100巻を意識したと思われる表紙や扉絵の名場面集、といった感じでとてもよかったですね~!!

とっても豪華で興奮しました。

 

では、私の分かる範囲でですがその元を順に辿っていきたいと思います。

1. ジェットコースター殺人事件

冒頭はおなじみ「ジェットコースター殺人事件」のトロピカルランドとその時の新一。

だけではなく、なんとジンとウォッカまで登場してくれちゃいます。

その後APTX4869が映り、幼児化。

 

2.  外交官殺人事件

次のターンは初登場の平次、そして外交官殺人事件。平次がめちゃめちゃかっこいい...

壁に手を当てるコナンは、外交官殺人事件の新一を真似したもの。この佇まいがかっこいいんですよね~!

ちゃんと白乾児まで描いてくれるのが嬉しいです。

 

3.  追いつめられた名探偵

お次は追いつめられた名探偵。まさか落ち葉の中の尋問が取り上げてもらるなんて嬉しい!!

蘭がコナンを新一だと疑い、問い詰めているところに有希子さんが現れるシーンですね。

蘭の後ろに隠れるあざといコナンがめちゃめちゃ可愛い。今回のOPでの私的ベストショットはこのあざとコナンですね。優勝。

 

直後に優作さんと同じ格好をしたコナン。この優作さんは追いつめられた名探偵で日本に戻ってきていた有希子さんを迎えにきたときのもの。

この優作さんのまとうダンディーな大人の色気、なんなんでしょうね...

 

4. コナンVS.怪盗キッド

大人のイケメン優作さんの後は、高校生のイケメン怪盗キッド

キッドとの初対面のシーンは何度見てもかっこいいですよね!

ブラックスターがちらりと映る演出が素敵です。

そしてキッドに扮したコナン。これは16巻の表紙ですね。

 

5. 黒の組織から来た女

そして灰原初登場。

今とは全く異なる、冷たい目をしたあやうい雰囲気漂う灰原が懐かしい。

こんなに表情豊かに、高校生らしい灰原になれたのは探偵団、博士、そして蘭のおかげなんだろうと思うとちょっと感動しちゃいますね。

 

6. 園子のアブない夏物語

真さんの初登場です。

なんと犯人もOPに登場。もしかしてこの人が初めてなんじゃ...?

この時のコナンは22巻の表紙ですね。

 

7. 命懸けの復活

これは外せない!!命懸けの復活の黒衣の騎士の新一とハート姫の蘭。

そしてもちろんコナンは黒衣の騎士の格好をした26巻の表紙です。

 

8. 揺れる警視庁

そして今年の映画でフューチャーされた高木刑事と佐藤さん。もちろん揺れる警視庁。

側には松田刑事扮するコナン。37巻の表紙ですね。

 

9. イチョウ色の初恋

なんと!イチョウ色の初恋まで見られるなんて!

博士とフサエさんの恋路もまた見たいな...コナンは40巻表紙で、本庁の刑事恋物語5、つまり高木刑事が指輪を池ポチャしちゃったやつですね。

 

10. サクラ組の思い出

そしてサクラ組の思い出!!保育園のスモッグを来てるのが本当に可愛い。

もちろん、87巻表紙を模しているのでコナンではなく新一です。けれど表紙の絵ではないです。

 

11. 紅の修学旅行

直後はなんと修学旅行の新蘭~!

清水の舞台でチューをしようとする新一と蘭、側にはなんと「お薬の時間ですよ~♪」のルンルンなコナン。まさかの表紙じゃない😂

この場面のコナンを選んでくれたスタッフさんに感謝申し上げたい。

 

12. 満月の夜の二元ミステリー

と、ここでがらっと雰囲気が変わり、組織を意識したメンバーへ。

最初は二元ミステリーでベルモットに銃を構えるジョディ先生。もちろんコナンは42巻表紙の、包帯を取る瞬間のものです。

 

13. 赤と黒のクラッシュ

そして来葉峠でキールに打たれる赤井さんと58巻FILE1の扉絵のコナン君。

撃たれる赤井さん、何度見てもかっこいいんですよね...当初は死ぬと分かっていてなおこの表情!!と興奮していましたし、今となっては赤井さんにこの表情をさせるコナンすごすぎる!!!とまた別の角度で興奮しております。

 

14. 赤白黄色と探偵団

直後に沖矢さんとコナン。服装が原作と違うんでとまどいましたが、表情からして沖矢さん初登場の、赤白黄色と探偵団の際、工藤邸に沖矢さんを居候させることに決めたときの「留守はしっかり守ってよ...」「ああ、もちろん!」ですよね?

直後は沖矢さんを警戒する灰原とコナン。

 

15. 幽霊ホテルの推理対決

そして世良ちゃん初登場の幽霊ホテル。コナンは73巻FILE6の扉絵ですね。

ここ、今更ながらズボンのポケットがイギリス国旗柄なのが芸が細かいですよね。流石先生。

 

16. 灰原の秘密に迫る影

そして探偵事務所で灰原が元に戻ったときの画像を調べる安室さん。もちろんコナンはミステリートレインの格好をした78巻表紙です。

 

17. 意外な結果の推理小説

そしてメアリーと一緒に映ったスマホの画像。「電話と海と私」の小説のエピソードで出てきたやつですね。コナンはその際の83巻FILE6の扉絵

 

18. 裏切りのステージ

そして裏切りのステージの沖矢さんと安室さん。コナンは「17年前と同じ現場」でガラスを拾うコナン、つまり90巻の表紙ですね。

 

19. 新任教師の骸骨事件

なんと若狭先生初登場回も!コナンは91巻FILE9の扉絵ですね。もちろん若狭先生も同エピソードの一コマ。この先生かっこよくて怖いんですよ。ゾクゾクする~!

このターンで登場するということは、やっぱり黒ずくめと関わりがあるということで正解なのか!?真相が待ち遠しい。

 

20. FBI連続殺害事件

ジン、ウォッカキールキャンティ、コルン、ベルモット。これはFBI連続殺害事件でそれぞれ登場したときの絵かなぁと。

このベルモットがもう美しくて大人の女の色気があって、でも恐ろしくてダークな感じが漂っていて、引き込まれちゃいます。

 

21. ラスト

そして締めは左側に赤井さん、ジョディ先生、ジェームス、右側に降谷さん、キャメル、風見さん、そして中央にはコナン。

コナンが一度新一の姿に戻った瞬間がとってもかっこよかったです。まるでこの壮大なる陣営を新一が率いているみたいで。緋色の帰還を思い出しました。今後、またFBIや公安が活躍し、その裏で実はコナンが全部操っていた、というような胸が躍るエピソードが読みたいです。

それにしても、バランス的に仕方なかったのでしょうが、なぜキャメルは公安側に...?

きっと安室さんもキャメルも不本意だったに違いない。

 

歌詞

好きで好きで泣けるくらいもう一度誰かを愛したい

のところで命懸けの復活の新蘭、揺れる警視庁の高佐、イチョウ色の初恋の博士とフサエさんが描かれてるのがよくないですか?

きっとここでカップルズを描けるように考慮されたんだろうなぁ。

 

歌自体は7/10にリリースされました。

題名の通り、もう一度自分自身が輝きたい、という力強い歌ですね。

コナン関係なしに言うと、

強がることに慣れて独りが楽になりだしたのはいつ?

というフレーズが刺さりました。

 

最後に

101巻がすでに発売されている今、記念すべき100巻までの奇跡を、アニメではなく表紙&扉絵で表現するというとても嬉しい演出に心を躍らせています。

初見は正直歌には集中できず、「うわっ平次の初登場じゃん!「まさか落ち葉の中の尋問からのイチョウ色の初恋~!」とそのシーンごとに興奮しておりました。

扉絵などは調べないと分からない部分もありましたが、その過程もとても楽しくて、また読み返したくなっちゃいましたね。表紙と扉絵という、アニメでは扱われなかったところを取り上げるというのが粋です。

こんな素敵なOPがこれから見られるのが嬉しい~!何よりも原作に着目してくれたというのが嬉しい~~!

 

では、お読みくださりありがとうございました!