コナンまとめ第4弾は、先日サブスクリプションが解禁されたZARDを取り上げたいと思います!
まさかZARDまで聴ける日がくるとは。とても嬉しいです。
ではさっそく、まとめていきたいと思います!
OP
運命のルーレット廻して
はい、コナンでZARDと言えばこの曲!
シーズン3で使われた「運命のルーレット廻して」はZARDで初めて使われました。
エピソードONEでも使われていましたし、初期のアニメコナンを代表する曲の1つと言えるでしょう。
王道ですが、私もZARDの中で1番好きな歌です。
"運命のルーレット"に合わせて宇宙の中に立つコナンの周りを輪っかがくるくる回るシーンはあまりにも有名です。
ノリノリでカラオケする蘭と園子、仲良しな元太と光彦、歌い方も可愛い歩美ちゃん、そして音痴なコナンが微笑ましい。
そしてなんと言っても、1番好きなのは鏡を背にくるくる回るたびに新一とコナンが入れ替わるシーンです。そしてそんな鏡を蘭が包みこむという...
小松未歩の「氷の上に立つように」然り、初期は裸蘭ちゃんの登場率が高いんですよ。笑
子ども心にドキドキしていた記憶があります。
歌詞は言わずもがなですが、やっぱり
運命のルーレット廻して あれこれ深く考えるのはMistery
ほら運命の人はそこにいる ずっと君を見ていた
が好きな部分です。聞けば聞くほど深い歌詞。
運命のルーレット廻して - song by ZARD | Spotify
星のかがやきよ
シーズン10で使われた「星のかがやきよ」。
こちらもテンポがよく、思わず口ずさんでしまう曲です。
蘭と園子に加え、和葉も一緒に恋バナをしている様子があまり多くはないOPの演出で好きです。サッカーをする新一と剣道の平次がかっこいいんだこれが。
そして、コナンは歌だけでなくリコーダーも苦手というオチが面白いです。
そう出逢った瞬間に 同じ臭(ひかり)を感じた
これ、すごく上手いなぁと思うんです。臭をひかりと読ませるなんて。
"匂い"ではなく"臭い"というのも、光とは正反対なイメージを生むので余計にこの読ませ方が効きますよね。
臭いだと自分と同じ種類の人間、バックグラウンド、なんなら汚さ、などを連想させますが、これが光となると目標や夢を感じさせるんですよね。
そしてそのどちらかを選ぶのではなく、臭いも光も選択することでその全部を感じさせる。つまり、人生そのものが同じなんですよ。
究極の愛ですよね。
そして、そんな連想が
けんかしようよ 価値観をぶつけあって
という歌詞でさらに深まるんですよね。同じ臭いで同じ光だけど、やっぱり違う人間だから合わない部分はある。でもそれを我慢するのではなくぶつけ合うことでさらに関係性が深まるんです。
愛だなぁ。
星のかがやきよ - song by ZARD | Spotify
グロリアス マインド
シーズン12で使われた「グロリアス マインド」です。
こちらはスペシャルで使われていたので、それぞれのアニメに合わせたOPになっています。
なのでたった4話でしか使われていないという貴重な歌です。
サビ以外は英語というのも新鮮な歌ですよね。
思いきり泣いたら 昨日までのことは全部忘れよう
この歌詞が強く見えて本当は弱い部分もある蘭や佐藤さんに合うなぁと思います。
グロリアス マインド - song by ZARD | Spotify
愛は暗闇の中で
シーズン14で使われた「愛は暗闇の中で」は「グロリアス マインド」からZARDが連投されたという贅沢なOPですよね。
このOPはもうとにかくベルモットがかっこいいんですよ...いつまでも見ていられます。
ちょうどアニメで赤と黒のクラッシュがやっていた時だったので、黒ずくめを取り上げるというのは本当にぴったりなんですよね。
ジンが頬をそっとなぞってこちらを見るあの表情、背筋がゾクゾクします。
終始シリアスで緊張感に溢れるOPは珍しく、かっこいいんです!
目移り気になる 恋のかけひき
愛は手さぐり 暗闇の中で
という歌詞が大人っぽくて好きです。
愛は暗闇の中で featuring Aya Kamiki - song by ZARD | Spotify
ED
明日を夢見て
シーズン8で使用された「明日を夢見て」です。
新蘭と電話って親和性高いんですよね~しかも、まだ蘭が固定電話を使っている時代というのがたまらない。
今のスマホと携帯で、同じ家で蘭の部屋と屋上で喋るというのももちろん大好きですが、やっぱり蘭は固定電話で、新一は公衆電話でというのも大好きなんです。
いつかかってくるか分からない、自分からはかけられないというのがたまりません。
君の電話の声を聴くと 泣きたくなる強い私でも
と
いつだってピリオドと背中合わせ
この歌詞が心にぐさっときますよね。めちゃめちゃ蘭じゃないですか。
どこにいるのかも分からない、相手は自分のことをどう思っているのかも分からない、電話番号も分からない、関係性は単なる幼馴染、という初期の蘭を上手く表していると思います。
このEDの時点ではもう蘭は携帯を持っていたわけですけど、この歌詞を引き立たせるために固定電話を持たせたのかな~などと勝手に思っております。
明日を夢見て - song by ZARD | Spotify
悲しいほど貴方が好き
次はシーズン11で使われた「悲しいほど貴方が好き」です。
街並みが順番に流れていくところで、蘭とコナンのシルエットが交互に登場し、2人の間を赤い糸のような光が流れていく、という演出はなんだか静かで儚げで、曲ににぴったりな演出だと思います。
貴方の声を聴けない日は 私のすべてが止まる
というのなんかまさに、悲しげですし。
赤い糸が2人を繋ぐわけでもなくただ間を流れるだけ、というのもいいんですよね。やっぱり、コナンの姿じゃダメなんだということですもん。
悲しいほど貴方が好き - song by ZARD | Spotify
映画
少女の頃に戻ったみたいに
第2弾「14番目の標的」で使われた主題歌「少女の頃に戻ったみたいに」です。
この歌は新一と蘭という関係性はもちろん、蘭と小五郎&英理親子との関係性を歌っていると思うんです。
まさに、小五郎と英理の別居の真相を描いたこの映画のための主題歌という感じがして大好きです。
14番目の標的は人気投票などではなかなかベスト3入りしませんし、キャラ人気の高まっている今は上位にもなかなかランクインしないですが、個人的には大好きな映画です。
ミステリー要素はもちろん豊富ですし、トランプになぞらえた連続殺人というのがドキドキする映画向きな展開ですし、何より小五郎と英理さんの関係性を取り上げた、そして蘭との親子関係を取り上げた数少ない名作です。
と、このあたりでとどめて置かないとうっかり映画の感想に移行してしまいそうなのでこれ以上はやめておきますが、こんな素敵な映画をさらに素敵な映画に仕立て上げているのがこの歌です。
やさしく髪をなでてくれる そんな温かい手をいつも待ってた
や
あなただけは私をそっと包みこんでくれる
などは恋愛ともとれますが家族愛ともとれるんですよねぇ。素敵です。
少女の頃に戻ったみたいに - song by ZARD | Spotify
夏を待つセイル(帆)のように
ZARD2曲目の劇場版主題歌は、第8弾「水平線上の陰謀」の「夏を待つセイル(帆)のように」です。
くしくも、この映画も小五郎がメインなんですよね。
またこの映画も大好きなんですよ~アクションは少なめですが新一と蘭の過去エピソードが重要な役割を果たしますし、何よりおっちゃんがかっこいい。
探偵団の優しさも光る、素敵な映画です。ミステリーも上質ですしね。
自分の知らない君を 見て一瞬怖くなる こんなにも君が好きで 言葉がもどかしい
という歌詞や
「ゴメンネ」の言葉ばかり云うのはイヤだから 君には「ありがとう」の言葉をもっともっとたくさんいいたいよ
が自分に素直な気持ちが溢れているようで好きなんです。
海の上でのお話ということで、とても爽やかな曲調で、自分に素直な歌詞をその曲が海のように包み込んでくれるようで、これまた映画にぴったりなんです。
夏を待つセイル (帆)のように - song by ZARD | Spotify
翼を広げて
第12弾「戦慄の楽譜」で使われた「翼を広げて」です。
恐らく初めてと思われるコナンと劇場版キャラのコンビ映画で、犯人らのいさかいを許しの歌アメージンググレイスで包み込んだ作品にぴったりな、優しい曲と歌声が心に沁みる歌です。
この映画も人気ランキングではなかなか上位に食い込みませんが、事件と新蘭のエピソードの絡ませ方が上手く、さらにメッセージ性もあり、ミステリ要素もありで結構いい映画だと思うんです。
翼を広げて旅立つ君に そっとエールを送ろう 誰かのためじゃなく ただ君のため
という歌詞がやっぱりアメージンググレイスに合うんですよ。沁みます。
どの劇場版主題歌もZARDの優しさが溢れ出しているなぁと改めて思いました。
翼を広げて - song by ZARD | Spotify
最後に
ふんわりと包み込んでくれるような「少女の頃に戻ったみたいに」から「愛は暗闇の中で」のようなカッコいい曲まであるZARD、やはり流石ですよね。
どれもこれも名曲で、思わず口ずさんでしまうものばかり。
サブスク解禁されたのでさっそく聞きまくろうと思います!
では、お読みくださりありがとうございました!