たーこいずの宝箱

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名探偵コナン(サンデー1号)FILE1082「ライン上の殺人」感想

2021/12/1発売のサンデー1号に掲載されている名探偵コナンFILE1082「ライン上の殺人」感想です。

 

ついに映画のタイトル&ティザーが発表され、コナン本編も新章に突入。しかも全サの発表もあり情報過多で朝からいっぱいいっぱいでした。

本編もびっくりな展開で流石青山先生でしたね~!

 

では、以下ネタバレあり感想です。情報解禁となった来年の映画についても触れています。



 

劇場版第25弾!

ついに、映画タイトルとティザーが発表されました!

記念すべき第25弾を飾るのは「ハロウィンの花嫁」です!

 

なんだかストレートすぎる題名に少々拍子抜けしてしまいました。笑

まさか2年連続英語読みなしとは。ハロウィンをうまく日本語にしたりできなかったのかな~とかなんとか思ったりしてます。

映画というよりもアニメの題名っぽさがあるような。

まあそう言いつつ、そのうち慣れてきちゃって「ハロウィンの花嫁」以外に考えられなくなるんでしょうねぇ。いやあ来年が楽しみ!

 

そしてティザーですよ!!

まず最初に思ったのは、高木刑事かっこよい!!佐藤さん可愛い!!!ですね。

この2人のうっとりした表情、たまりません。

佐藤さんが両手で高木刑事の頬を包み込んでいるのはもちろんのこと、高木刑事が両手を佐藤さんの腰に回しているのが最高すぎます。

佐藤さんのウエディングドレスが可愛すぎるんだ...肩・背中を出して腕は透ける素材ってめちゃめちゃ素敵です。

何度見てもこの2人の表情、視線、最高なんですよね...

 

それとは対照的なコナンの表情。これはどういう感情からくる顔なんでしょう?

喜んでいるわけでも焦っているわけでもなさそうですよね。

そして気になるのはそんなコナンの服がいつものジャケットかと思いきや、赤色ということ。血みどろのジャケット...不穏な空気。

 

不穏な空気をさらに助長させているのはバックの垂れている血ですよね。ラブラブな高佐とは対照的な禍々しさ。前に先生が言っていたとおりです。

血の流れる結婚式とか、もう心配です。

結婚なんて人生においてとても重要なイベントで、幸せいっぱいな1日にしてほしいのに...どうか平穏に終われますように(無理)。

 

というか、私は原作よりも映画が先を行く演出は好きではないですし、やっぱり重要なエピソードは原作でやってほしいので本当の結婚式は原作でやると思ってます。

映画では結婚式やろうとするけど事件に巻き込まれてできなかったので原作できちんとやるみたいな...

潜入捜査という説も考えられますが、すでに由美タンと原作でやってますし、ネタ被りになるのでもうないのかなと。

映画直前の原作でプロポーズ→映画で結婚式上げようとして事件発生→原作できちんとした結婚式、という感じかなと思っています。

 

最後にティザーの下に描かれている警察学校組。

初見では気づきませんでしたが、萩原だけ対爆スーツ着てるんですよね。しかもみんな真剣な顔なのに萩原だけ微笑んでる...

Twitterではこの絵から、萩原だけ殉死した時間軸だという説で持ち切りでした。きっとそうだと思います。

私はてっきりみんなが生きてる時のエピソードが絡んでくるんだと思っていたのですが、もし萩原が死んでいる時の話だとすると、コナンカフェのイラストで萩原だけ輪っかが2個だったのも納得なんですよね。

いやもう先生凄すぎるんですよ。イラストに輪っか2つ描こうって、サービス精神が凄い。ありがとうございます...

それにしても、過去エピソードですら亡くなってしまっている萩原...切ない...

 

そして映画のエピソード。

いやまさか揺れる警視庁の犯人脱獄するんかい!

心の中で盛大な突っ込みを入れてしまいました。笑

コナンの世界でも脱獄とかあったんですね。笑

 

佐藤さんにまた死神のイメージが見えてしまう、その事実でもう心が痛いです。あの時高木刑事のおかげで吹っ切れたと思っていたのに...

まだ佐藤さんを悩ませるなんて、許さないんだから!

高木刑事が佐藤さんを守り抜いて、自らも生き抜いて、今度こそ佐藤さんから死神を拭い去ってほしいです。

 

そして他に思わず突っ込んでしまった箇所が。

首輪爆弾ってなんですか😂ルパコナの不二子ちゃんじゃん笑

しかも安室さんに首輪付けられる人物ってなかなかの大物では?笑

安室さんがうかつ過ぎたのか、はたまた国民を人質にとられたのか...

 

結婚式に脱獄に過去話に首輪爆弾ってもはやどんな話かワケわかりませんが、原作に寄り添った話になってくれる予感がするのでとても楽しみです。

高木刑事と佐藤さんなら、もれなく新蘭もセットでついてくると思いますし!

揺れる警視庁みたいに、もしくは映画で言うなら時計じかけの摩天楼みたいに、愛が犯人の思惑を乗り越える、そんなコナンらしいお話になることを願っています!

 

劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』

 

舞台は群馬?長野?

ではでは本編の感想を。

先生の前情報では県境となっていましたので、長野と群馬かな~と予想しておりましたが、大当たりでした!

長野県警群馬県警のミスマッチさがたまりませんね~!

 

人探しで群馬まで来ていた小五郎、蘭、コナンは美味しい物が食べたいということでミサオに電話

人探しはコナンのネットに頼ったのに、自分が食べるものとなると途端にネットを信用しなくなるおっちゃんが好きです。というか手柄も自分のものにしちゃってるおっちゃんが好きだ。

気軽にミサオに電話しちゃうのもいい!きっと仕事中だろうに躊躇なく電話しちゃうのがおっちゃんらしい。

電話する小五郎の横でコナンが内心「あのヘッポコか...」と思ってるのが笑えます。その表情やめろ。笑

 

そしてその電話で、事件に呼ばれてしまった小五郎たち。難事件だから来てください、ではなく管轄争いで負けそうだから加勢してください、なのがミサオらしくていいですよねー!

もう山さん可愛すぎるんですよ。

 

しかも、ミサオが語る長野県警の特徴最高じゃありません?

敢ちゃん:

色黒で図体がでっかい刑事

乱暴な口調で恫喝してくる

→わかる。的確。

高明:

おでこが広くて賢そうな口ヒゲの刑事

屁理屈をこねくり返してマインドコントロールしてくる

→おでこ広いはブーメランでしょ。笑

高明はマインドコントロールを狙ってるわけじゃないと思いますが...もうこの表現がミサオって感じで好きです。

由衣:

髪をお団子にした女刑事

美人だから譲ってもいいかなーってうっかり妥協したくなっちゃう

→いや誉めてしかいない。笑

しかも由衣さんは何も悪くないじゃん存在してるだけ😂

 

合流した小五郎たちが長野県警と知り合いであることに驚いたミサオに、会ったことがあると怒鳴る敢ちゃん。

え、まさか漆黒が原作でもあったものとして扱われている!?

から紅の紅葉もそうでしたが、最近は映画は完全パラレルではなくところどころ取り入れられてる?

どこまでがあったものとして扱い、どこからがパラレルなのか気になるところです。

 

県境の真上で倒れていた遺体

先に到着したのは長野県警でしたが、鑑識を呼びに行っている間にミサオが到着し、脈をはかっていたのだとか。

呉越同舟、ということで仲良く合同捜査することに。

ここの、高明の言葉を蘭が解説するのいいですよね~!

物知りな蘭ちゃん、良きです!

そのやりとりを聞いて高明は物知りだな...と怪しんでいるのかもと思うと笑えてくちゃいます(100巻記念内緒話ネタ)。

 

被害者の意図

被害者は月島一貴(つきしまかずき)、30歳。

いわゆるYouTuberだそうで、現場には仲間と信州ソバと上州ソバのどちらが美味しいのか、という動画を撮りに来ていたのだとか。

 

仲間の1人、中田由水(なかたゆみ)が夜11時頃、窓越しに駐車場に誰かが倒れており、フードを被った人が逃げていくのを目撃したため群馬県警を呼びました。

一方、星川鏡子(ほしかわきょうこ)も同じ時間、駐車場に月島が倒れているのを発見したため長野県警と救急車を呼んだのです。

星川は月島と組んで「月&星」というチャンネル名で配信をしており、もう1人の花山泉太(はなやませんた)と合わせて4人で今回の動画を撮りに来ていました。

ちなみに、花山は2人が被害者を発見し教えてくれた時に事件のことを初めて知ったそうです。

 

駐車場にあった防犯カメラの映像を見てみると、被害者が何度も殴られる映像が。

そして気になるのは、殴られながら被害者が県境を気にしていて、しかも時間まで確認して倒れたということ。

腕時計の文字盤を手首の内側にして倒れるという徹底ぶりです。

 

11時、県境、そして容疑者3人の名前からすると、左右対称であることを被害者は訴えたかったのでしょうか?

ただ星川さんだけ左右対称になっていませんが、その方は代わりに鏡という文字が入っていますし...

まあ厳密にいえば花山さんも完全なシンメトリーではありませんが。

となると完璧なシンメトリーになる中田さんが犯人なのでしょうか?それだと簡単すぎますかね...

次話での追加情報を待ちたいと思います。

 

まさかのつながり

本編ラストでは、意外過ぎる事実が判明!

なんと、ミサオとヒロは幼少期の友人だったのです!!!

いやびっくりすぎて唖然としてしまいました。

ミサオはそういうのには全く関係のない癒しキャラ、ヘッポコキャラだと思っていたので予想外すぎました。

先生の脳内どうなってるんですか...びっくり...

 

ミサオは

諸伏のヒロちゃんと...親戚だったりしちゃったりして...

と尋ね、高明は

景光なら私の弟ですが...何か?

とクールに答えるんですが、その時のミサオは山(?)で虫取り網持って遊ぶ2人を思い浮かべているんですよ。

これって、まさか、もしかして、沼淵の事件(迷いの森の光彦)の時言ってた友達??

だとしたら後付けだとしても伏線回収しちゃう先生すごすぎませんか!?

 

それにしても、ミサオと高明の温度差が最高に面白いです。このかみ合わなさが好き...

 

最後に

いやあ映画情報だけでも頭がいっぱいいっぱいなのに、ここにこの本編ですよ。衝撃の事実発覚でもう頭がついていきません。

まさかミサオがこんなところでつながっているなんて思いもよりませんでした。

 

ミサオが思い出すきっかけとなったヒロの

県境を頭に入れてみて!わからない?

という言葉が事件にどう関係してくるのかも気になるところです。

県境を"けんきょう"ではなく"けんざかい"と読んでいるのもなにか意味があるのでしょうか?どうぶつの森でもけんざかいと言っていたので単純に先生の読み方の問題ですかね?

 

いやあ、次の展開が楽しみですね!

 

では、お読みくださりありがとうございました!