たーこいずの宝箱

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名探偵コナン(サンデー46号)FILE1102「表裏」感想

2022/10/12発売の週刊少年サンデーに掲載されている名探偵コナンFILE1102「表裏」感想です。

 

シリーズ第3話にして完結編。やはり3話構成でした...残念。

キッドはいかにして王冠を消失させたのか?誰に変装しているのか?

そして、どうやって逃走するつもりなのか?

そしてキッドの一連のやりとりを忘れてしまうくらい衝撃的なラストが...

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

キッドのトリック

王冠が消えたならキッドも消えたんじゃ、と疑うみんなに対し、掌を黒く塗ってみせ、王冠もリバーシブルにしたのだと推理を披露するコナン。

実際に中森警部が展示ケースに近づいて見てみると、王冠の見える面には光を吸収する黒い塗料が塗ってあり、ぱっと見は見えないようになっているだけでした。

 

そして、王冠の裏側まで黒く塗れるのは、冠全体に空気を吹き付けていた鑑定士の狩野だけだと名指しするコナン。

直後、キッドが変装を解き、姿を現しました。

鑑定と見せかけて何かをしているというのは当たっていましたが、変装相手は見破れませんでした~!残念!

しかし、これ、誰かがもっとちゃんと見て確かめておけばよかったのでは?😂

 

姿を現したキッドに対し、そんなに遠いところからでは王冠を奪えないと言うコナン。

しかし、キッドはローラースケートで風神の路を駆け抜けながら、ワイヤーで王冠を引っ張り、3秒の間に路を抜けきってしまうのです。

スケートボードでなんとかキッドを追うコナン。

キッドが逃げたエレベーターの中には、警察に安室さんの推理を伝えに来た梓さんが。

そして、キッドはその場で梓さんに変装し、コナンを戸惑わせるのです。

 

この、逃走中にちゃっかり月に王冠をかざして確認しているシーンを入れているのが流石ですよね。

まじっく怪斗、今度はいつ連載を再開するんでしょう?コナン本編が終わるか、一旦落ち着くまではまだまだでしょうね。

 

二人の梓さん

本物の梓さんを気絶させるわけにもいかず、二人の梓さんを前に困ってしまうコナン。

その時、エレベーターの床に安室さんと通話中のスマホがあることに気づき、見抜く方法を安室さんに尋ねます。

 

すると、安室さんはスピーカーにするよう伝え、なんと

好きです!梓さん!

と愛の告白!コナンはびっくりして赤面しながら大きな声を上げます。

この反応が高校生って感じでいいですよね~!

 

そして、怪訝な反応をした方が本物の梓さんです、と言い残し安室さんは通話を終了。

キッドは「ウソ―♡」と顔を赤らめますが、本物の梓さんは「はぁ?」と怪訝な顔に。

いや、怪訝というよりも嫌がってる顔と言ったほうが近いかもしれない😂

このキッドの反応も、高校生って感じでいいなぁ。

 

"あむあず"も、界隈では一種の騒ぎになるほどのある意味注目を集めている関係ですが、あつ森でのコメントも含め、先生がその注目度も利用してご自分の好きなようにされて楽しんでいるのがいいですよね。

私としては、この距離感がとってもいいなぁと思います。あんなイケメンから告白されてちょっともドキッとしない梓さん、好きです。

と同時に、本物との見分け方で告白をするというチョイスをする安室さんも、らしくて好きです。潜入捜査してるだけあって、方法を選ばないというか、効率重視というか...デリカシーのなさもいいなぁと思います。

 

見破られたキッドは煙幕を出し、その隙に王冠を梓さんの頭に乗せ、エレベーターの天井から抜け出して逃走しました。

この、獲物の返し方もいちいちキザなのがいいですよね~!

月をバックにハングライダーで飛んでいる様子が相変わらず絵になります。

 

新たなる謎の老人

またもやキッドキラーとしてニュースに取り上げられたコナン。

スマホのニュースではコナンの笑顔が大々的に取り上げられていますが、その画面を杖でバキバキに叩き割る不機嫌そうな謎の老人が。

屋敷くらいの大きさの部屋に豪華な椅子。そして鷲か鷹と思われる鳥に、長いヒゲ、禿げた頭。

 

一読目は鳥がカラスだと思い、いよいよボスの登場!?前に出ていた烏丸のビジュアルとは雰囲気が異なっているけど、歳をとったからか?なんて思っておりました。

 

が、よくよく見てみると羽や足の感じがカラスっぽくはない。

と思っていたら、シェリーのひとりごとで、猛禽類だと明言されました。

ということは、やはり鷲か鷹。つまり、ボスではない別の人。

シェリーのひとりごととは、本誌掲載後、灰原が喋っている風で先生が本誌に対して一言コメントをしているウェブサイトこなん通信社のいちコーナーです。次の話が連載されると更新されるので、そのコメントが読めるのは1週間(というか次話が掲載されるまでの間)のみの限定。

ちなみに、原作内でも灰原は割と先生の意見を代弁しているとのこと。

 

 

ベーダーさんこと呼吸器の人物といい、今回の人物といい、お金持ちで片や警察、片やコナンに不信感、嫌悪感を抱いている謎の老人が新登場。

何者なんでしょうか。

この感じ、RUM編が完結していないにも関わらず、謎の老人の三択が開始されている...?

で、誰の三択?😂

 

流石に謎が増えすぎなので、そろそろRUM編を完結させてほしいなぁ。

私はお茶会の真相が知りたいよ...

 

最後に

てっきり、以前キッドに逃げられた安室さんは、キッド確保へのリベンジをしたがっていると思っていたのですが、本物の梓さんを見分ける方法を伝えてすぐに電話を切るあたり、キッドへの興味を失っていたのですかね...?

安室さんのあの執着心なら、きっと自分の手でキッドを捕まえようとすると思っていたので意外でした。

 

それにしても、一瞬で梓さんに変装するキッドは用意周到ですごいですよねぇ。新一といい平次といい、高校生がみんなすごすぎる。

また、白馬君も含めて、高校生が勢ぞろいするエピソードも読みたいですね。

 

そして、また新たなる人物が登場し、何かが始まりそうな予感が。

そろそろ、そろそろと何度も言い続けていますが、流石にそろそろRUM編が終結に向かいそうですね!

というか、早くコナン陣に脇田がRUMだと気づいてもらわないと、心臓に悪いので...

その時を楽しみに待ちたいと思います。

 

では、お読みくださりありがとうございました!