2023/4/12発売の週刊少年サンデー20号にて掲載されている名探偵コナンFILE1110話「不穏な参観日」の感想です。
シリーズ第1話。前回までの長編シリーズにて黒田管理官、若狭先生、そしてRUMの過去についてが明かされましたね。
今後若狭先生は、RUMはどのような動きを見せるのか、楽しみです！
では、以下ネタバレあり感想です。
衝撃の事実
授業参観の日。博士にそれとなく聞くも、予定があると言われてしまい諦める灰原。
一方、コナンは江戸川文代に扮した有希子さんが来るとのこと。
メールを見たらいく気満々になってしまったとのことでしたが、そりゃあ有希子さんだったらノリノリで行くでしょう。笑
なんだかんだ、親には反抗できない新一が可愛い。
そして有希子さんは授業参観のことを博士にも伝えてあげておくれ...お願いだから...
身体測定で背が伸びていたからお父さんに褒められるかも、とワクワクする歩美ちゃんが可愛い。
すると、コナンは何回か測定があったけれど、身長が1ミリも伸びていないと灰原に相談。薬の影響ではないのかと。
灰原は「そんなワケないでしょ？」と一笑しますが、コナンの横顔を意味ありげな表情で見つめます。
え？？？まじで？？？？？？
APTX4869は若返るだけじゃなくて、成長も止めるの！？？？？
となると、やはりベルモットって...組織の目的って...
とりあえず、ベルモットの謎を明らかにしてくれー！
花壇の発火
登校中、シャープペンの芯を買いたい灰原についてコンビニへ寄る探偵団。
そのコンビニでは、セロハンテープを買うマリアちゃん、下敷きを買うたくま君、そしてお菓子を見ていた新登場キャラの団野皆介くんと会います。
マリアちゃんとたくま君、懐かしい〜！特にマリアちゃんは方言が可愛くて好きなので、再登場嬉しいです！
給食を終え、授業参観である5限目の前に掃除をしようとしたその時。
突如、花壇が燃え始めたのです。
すぐにコナンは走り出し、小林先生と外に回って消化器で消そうとします。
教室の中にいた灰原は、花瓶の中に入っていたお水を持って窓から飛び降り、そのお水で消火。
消化器を抱えて走るコナンが到着した時には、火がちょうど消えていました。
ちょっと唖然としているコナンの顔が、小さな体で大きな消化器を抱えているアングルが、なんだか可愛かった。
怪しいのは？
謎なのはなぜ火がついたのか。
火がついたのは給食が終わった直後であり、誰も花壇には近づけなかったはず。
誰が、どうして火をつけたのか？
怪しい人1人目はマリアちゃん。
お母さんがぎっくり腰で入院しており、安静にしているようにと医者に言われたのだとか。しかし、無理して来ると言っており、先日の音楽発表会でも無理して来たために悪化したとのこと。
よって、授業参観を先延ばしにしたいという動機があります。
2人目はたくま君。
みんなで育てていた花壇のチューリップが1本足りないという話題が上がっていましたが、その犯人は尻もちをついたときに1本折ってしまったたくま君。
この後先生に確かめてもらうとクラスメイトが話していたので、その前に誤魔化したいと考えたのかと。
そして最後は皆介くん。
授業中にお菓子を食べていた子が喉を詰まらせて死んでしまい、霊となってお菓子をくれないと食べちゃうぞと脅かしてくるという怪談を話していたとき、そんなの嘘だと元太たちに言われてしまいます。
その霊に対して、机の中にお菓子を入れてお供えしておけば他の学校に霊が移るけれど、お供えしないと花瓶が割れたり、掃除道具入れの扉が開いたり、花壇の花が燃やされたりするのだとか。
話を信じてくれないので、本当の話だと信じさせるために火をつけたと考えられます。
ということで、3人とも動機は十分。
給食を食べていたのでアリバイも関係なし。
となると、セロハンテープ、下敷き、お菓子で何ができるかということになりそうです。
しかし、お菓子は見ていただけで買っていないので、その時点で皆介くんは道具を手に入れていないということになるのでしょうか？教室にあるものならなんとかなるけれども。
下敷きは静電気が起こせますし、太陽の光をうまく集めれば発火させられるかも。
この前授業で日食を観察していた時に下敷きを割ってしまったと言っていたので、太陽の光という発想もしやすそうですし。
セロハンテープは...暗く塗れば太陽の光を集められそう。けれどそれが発火にあたるのかな？
最後に
若狭先生はこれからどう動くんだろう、とワクワクしていましたが、まさかのこれまでどおり普通に先生してるー！
まあでも、これで行方をくらませたら小学校に来た意味ないもんね。
これから灰原に探り入れたり、RUMを誘き出したりするんだろうなぁ。
そして私が気になっているのは、灰原が抱いている若狭先生への好印象の理由。なぜあんなにも擁護するのだろう？何かあるとしか思えない。
では、お読みくださりありがとうございました！
