たーこいずの宝箱

たーこいずの宝箱

大好きなものへの愛を綴るブログ

名探偵コナン(サンデー41号)FILE1118「舞い上がって...」感想

2023/9/6発売の週刊少年サンデーに掲載されている名探偵コナンFILE1118「舞い上がって...」の感想です。

シリーズ第3話にして最終話。トリックが解けた平次とコナンは、和葉からタブレットを借りて...

そして、平次は無事告白することができるのか?

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

トリック解明

平次とコナンは、まず階段を上る人魂のトリックを実演。

これは筒状にした半紙を床に置き、火をつけると、周りの空気が温められて上昇気流ができ、燃え残った灰がその上昇気流に乗って火が付いたまま高く舞い上がるという現象を利用したもの。

階段に半紙で作った筒を並べ、階段をのぼりながら点火棒で火を付ければ、まるで人魂が階段を上っているように見えるということ。

だから階段に燃えカスが残っており、コナンと平次の靴下が汚れたのです。

そして階段上のバケツは、わざと倒したのか、そうなることを狙って犯人が置いておいたのかのどちらか。

 

そして次に、犯人が消えたトリック。このように人魂を作った犯人は、そのまま折檻部屋の隠し部屋に隠れたはずということ。

お守りの紐がきれいにまっすぐに伸びて落ちていたのは、扉に押されたから。

そして平次のお守りが折檻部屋に運ばれてしまったのは、お守りの中に鉄の鎖が入っており、それが磁石にくっついてしまったから。

つまり、磁石をスライドさせると鍵がスライドし、隠し扉が開くというのです。

 

磁石は数珠に仕込んで隠していましたが、平次のお守りを運んでしまったという点で乾燥機から洗濯物を出した頓哲が犯人

頓哲は、折檻部屋に入れられた勘哲が隠し扉の存在、そしてその中にレプリカの仏像をたくさん保管していたことを知ってしまったから殺したということでした。

そして、今まではこっそり作っていたものの、評判がいいので本物として飾ってもバレないと思い、飾ってみたところ、仏像研究科の村田にバレてしまい、殺してしまいました。

小五郎の方は、数珠が外れたところを見つかったから監禁したのだろうと平次は推理。

ちなみに、タブレットを和葉に借りたのは、押されるとお守りの紐が真っすぐになるという実演、そしてタブレットの端が磁石になっているからという理由でした。

タブレットの磁力ってそんなに強かったん...?

 

逃げだした頓哲ですが、すでにコナンと平次が救出していた小五郎が外で待ち構えており、綺麗な柔道の一本で確保。久しぶりにおっちゃんの柔道業だ~!嬉しい!

逃げ出した犯人を全く追おうとせず、小五郎に託すのコナンと平次がいいですよね!

 

ちなみに、私が犯人だと思っていた和尚については、お手伝いの女性たちが紅蓮髑髏を怖がって来てくれなくなるのが嫌だったから、頑なに紅蓮髑髏の話をしたがらなかったとのこと。まぎらわしいなすけべおやじめ。まんまと騙された。

きっと、先生はあえて風車の事件に似せてミスリードを誘ったんでしょうね~まんまと騙された悔しー!

 

そして恋の行方は

事件の解決した頃、ちょうど雨があがっていたことに気づいた蘭。

無言で和葉と平次を縁側へ引っ張っていき、文字通り背中を押します。

ものすごく綺麗な夕陽、完璧なシチュエーションに蘭もにっこり。

しかし、平次は

ほな、帰ろか?

とにっこりで、和葉も

せやね!

と曇りなき笑顔。なんでよ~~~~!!!

これには蘭もコナンも目を点にした後、お口あんぐりで「え~!」とシンクロな反応。

平次は推理に夢中になり過ぎて告白するのを忘れていたんだそう。

 

平次、あほすぎる...

やっぱり、ひっかけ橋みたいに衝動じゃないと告白できないんだろうな。うん、もう1回ひっかけ橋行こうか。

ただ、ジェットコースター回見る限り事あるごとに告白しようとは思いつつずっと告白できなくて、アルセーヌなんている舞台を用意してもダメで、結局衝動で告白したのにどや顔してる工藤くんは自分のこと棚にあげすぎかな😂きっと小さくなってなかったらいまだに告白できてなかったと思うよ😂

平次にために舞台を整えたのも自分の彼女の手柄なのに、また自分のおかげみたいな顔してるし。笑

それはそれとして、コナンと蘭の反応がシンクロしてるのがとても可愛い。

 

最後に

きっと蘭ちゃんは、今日の結果を新一に報告して、また作戦会議を開くんだろうな~可愛いね。ねえ蘭ちゃん、もういっそのこと告白するまで出さないとかいって監禁するという強硬手段に出るのはどうでしょうか。笑

 

告白するのを忘れるという平次はアホすぎるけど、でも、綺麗な景色を見ることがこんなにも自然な関係であるというのがやっぱりいいなぁとは思いましたね。

幼馴染として築き上げてきた時間の長さを感じさせるというか。2人で綺麗な夕陽を見るなんてことは特別なんかじゃなくて、綺麗な景色を2人で共有することももはや日常なんだろうなと。

 

ラストの紅葉の

まあボヤボヤしてたら...あっという間に時間は経ってしまうってゆう事やなァ?

というセリフに少し不穏なものを感じましたが...平次が告白できずにいる間に、和葉が危険な目にあうとか、告白なんていってる場合じゃない事件とか何か良くないことが起きてしまうのではないかとちょっと心配になってしまいました。いやだよ???やめてね???単なる映画への布石ならいいんだけどさ...

 

では、お読みくださりありがとうございました!