たーこいずの宝箱

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大好きなものへの愛を綴るブログ

GARNET CROW コナンまとめ

B'zに引き続き、GARNET CROWもサブスク解禁されましたね!

B'zとは違いガネクロはコナンの曲しか知らないのですが、この機会にコナンの曲まとめをしておきたいと思います。

詳しくはないので歌というよりはコナンのOPED映像まとめになってしまいそうですが💦

 

B'zまとめはこちら↓

turquoise2134.hatenablog.com

 

OP

Mysterious Eyes

記念すべきコナンタイアップの一曲目は、OP曲である「Mysterious Eyes」です。

シーズン4と5で使用されていました。

コナンとおっちゃんが一緒に歯磨きして、同じタイミングでペッと吐き出すのが微笑ましいんですよ❤️

 

好きな歌詞は、ありきたりですが

君と僕とは別の人間だから 好みが違う 歩く速さも 想いの伝え方も

ですね!

想いの伝え方が違うっていうのが、なんかいいですよね~

そう思うとコナンキャラはみんな伝え方が違いますね。自分の大好きなホームズになぞらえて伝える新一、行動に移しちゃう蘭、嫌味を言ってしまい素直になれない小五郎...どのキャラも個性があって、どのキャラも好きです。

Mysterious Eyes - song by GARNET CROW | Spotify

 

涙のイエスタデー

次のOP曲はシーズン12で使用された「涙のイエスタデー」です。

水着の蘭に照れてるコナンがいいですよね~

次々といろいろなキャラが個性的に登場するのがとてもいいです。登場の仕方が解釈ド一致。

そして少年探偵団がかっこよく滑り込んでくるあのシーンが大好きです。レシーブ決めてどや顔な歩美ちゃんがとっても可愛い。

 

歌の方は、悲しげな歌詞ながらも勢いのいいメロディーがそれを乗り越えていく強さを感じさせる気がします。

流星がこぼれた夏の空 願いこめた いつもあの人の傍にいさせて

これ、もろ蘭ですよね😭

悲しい気持ちを乗り越えようとする強さ😭

 

蘭つながりで言うと、この曲の最初が「服部平次との3日間」、つまり探偵甲子園のエピソードなのですが、この時のOPで蘭がキス顔を披露してくれているんですよね🥰

横顔ですが、一見の価値ありです。

涙のイエスタデー - song by GARNET CROW | Spotify

 

As The Dew

シーズン15で使われた「As The Dew」です。

このOPはくたびれた様子のコナンが刺さるんですよね~

雨の中走るコナンも良いのですが、お気に入りは柱にもたれかかったコナンが新一に代わるところですね。

新一になると途端に疲れ具合がアップする気がします。最後雨上がりにコナンと蘭が向かいあっているところで、ジャケットを肩にかけてる新一も好きです。

なんで高校生なのにこんなに色気があるの...

 

好きな歌詞は2番なんですけれど、

人はこの空へ羽ばたける 翼など持てたとしても

行く先を知る術がないから 心もとなく彷徨うでしょう

コナンという(一応は)子ども向けのアニメの曲とは思えぬ大人な歌詞ですよね。

As the Dew - song by GARNET CROW | Spotify

 

Misty Mystery

シーズン16の曲「Misty Mystery」です。

この後がBREAKERZの「Miss Mystery」なのですが、すごい偶然ですよね。「Miss Mystery」も好きです☺️

 

いきなり蘭の大人な流し目にくらくらくると思ったら、みんながワンフレーズずつ歌うんですよね。

ただし灰原は歌ってくれない、というのがまた良い。ちなみに、ベルモットはのちほどたっぷり歌ってくれますよね❤️あれもとても好きなOPのひとつです。

ロンドンだし、紅葉だし、人魚だしで名場面を流してくれることが嬉しいのはもちろん、若かりし頃のコゴエリが拝めるというのが最高です。

でも、英理さん料理下手なのにピクニック...この後喧嘩しなかったかな...と不安になってしまったことをここに明かします。笑

 

この歌は「残像」「追憶」「現象」「印象」などの韻を踏んでいるところが印象的です。体言止めなのがまた寂しさの余韻に浸る感じがします。

Misty Mystery - song by GARNET CROW | Spotify

 

ED

夏の幻

では次にED曲を。

「夏の幻」はシーズン5で使われました。そしてガネクロの中で私が一番好きな歌です❤️

 

今日ケンカした君の事ばかり 考えてた

という歌詞のところの新一が哀愁漂っていて、もう新一は何をしでかしたんだっ早く蘭に謝って仲直りしなさいっと思っていた記憶があります。笑

階段を一段一段ゆっくり降りてくる新一がね、もうくたびれているんですよ...きっとまたくだらないことで蘭を怒らせたに違いない。

 

瞳閉じて 1番最初に君を思い出すよ

という歌詞のところでは、コナンが実際に目を閉じて蘭を思い出すんですよ。

蘭の可愛い笑顔だけじゃなくて、怒ってる顔、寂しそうな顔、いろいろな表情の蘭を思い出すんです。

そうなんですよ、蘭が1番表情豊かになるのは新一の前なんですよね...このOPで改めてその事実に気づかされました。

特にこの部分はとても素晴らしい演出だなぁと思いました。

 

そして、「夏の幻」の前はSecret of my heartなんですけれど、これが蘭の歌で、「夏の幻」は新一の歌で、見事なアンサーソングになっているんですよね...

歌を聞いたスタッフさんたちがこれはアンサーソングになる!と思い立ってそのような演出にしてくださったのでしょうか。

好きなEDはいっぱいありますが、「Secret of my heart」と「夏の幻」はセットで大好きなEDです。

夏の幻 - song by GARNET CROW | Spotify

 

夢みたあとで

シーズン7で使用された「夢みたあとで」です。

この歌はピアノを主とした静かなメロディで、EDにぴったりなんですよね。

コナンや蘭の寂しげな表情が歌にぴったりで、なんだかしんみりとしてしまいます。

 

朝が来るたび君のことを想う

がまさに恋心ですよね。これが悲しげな曲調なので、よりそのつらさを感じます。

そしてよりつらいのが

望まなければ失わないのに 求めずにはいられないよ

という歌詞ですよね。これこそが恋心。現状維持を貫けば今の距離感を保てるのに、それ以上を欲してしまうというね...深いですねぇ。

おそらく、初めてこの歌を聞いたときは全く歌詞の意味を理解していなかったと思います。こうやって、成長してまた新たな魅力に気づけるというのが音楽のいいところですね。

夢みたあとで - song by GARNET CROW | Spotify

 

君という光

次はシーズン8.9で使用された「君という光」です。

このEDも切ないんですよね~

蘭が振り返ると新一がコナンになっているというおなじみの演出ながら、未だ耐性はできておりません。何度見ても心がきゅっとなります。

そして、黒衣の騎士の新一がこれまたかっこいいんですよ!絵としては動きや変化が少ないんですけど、黒衣の騎士の新一がかっこよくて、というより美しくて、いつまでも見ていられます。

そんな新一を見る蘭も可愛いんだなこれが...だからこそ新一にたどり着けない蘭を見ると心が締め付けられます。

 

新一ソングなのがこれまたいいんですよね。

蘭に出会っていなかったら人間の心を持てていなかったのでは?と疑いたくなるくらいな新一が、蘭に出会ったことで今の人間性を築き上げてきた様にぴったりな歌詞なんです。

君という光 みつけた僕は僕を知る

とか、

孤独さえも至福な時も 最初から1人じゃ知ることもなく

とか...いい歌詞ですよね。お気に入りな部分は

どんな風に周囲に流されたとしても僕達は 変わらずにいようね幼い愛し方でもいい

ですかね~二人だけの世界、という感じが好きです。

君という光 - song by GARNET CROW | Spotify

 

忘れ咲き

次はわりとすぐ後、シーズン9.10で使用された「忘れ咲き」です。

このEDは結構珍しいタイプで、コナンが歩いたり自転車をこいだりしているだけ、という映像。

もちろん少年探偵団にJKに平和に...とコナンの横でたくさんの人物が登場するんですけど、みんな静止画。なのでなんとなく、コナンをみんなが見守っているような気持ちになります。

私的には珍しく優作さんと有希子さんが登場するのが嬉しいです。

ふんわりとした絵のタッチと優しい曲調がとてもマッチしているんですよね。

 

何かを求めるとか 形あるものじゃなく

ただ好きでいるそんな風にいられたらいいなって思う

という歌詞がいいですよね~恋って求めちゃいますもん。煩悩の塊。

恋というより愛といった雰囲気のEDにぴったりです。

忘れ咲き - song by GARNET CROW | Spotify

 

世界はまわると言うけれど

シーズン12で使われた「世界はまわると言うけれど」はたった4話しか使われていないんですよね。

なのでそれ用の映像はなく、警視庁恋物語なら指輪、ゲレンデの推理対決なら雪の結晶、というようにそのアニメから連想されるものがくるくる回っているEDでした。

 

世界はまわると言うけれど 何も私の中めぐるものなどないから

という歌詞が寂しいですよね...

世界はまわると言うけれど - song by GARNET CROW | Spotify

 

Doing all right

シーズン12で使われた「Doing all right」は10話とこれまた少な目な話数です。

タンポポの綿毛をふーっと吹く蘭が可愛いです。

と言っても、私このEDも曲も全然記憶にございませんでした...

見た感じ、この曲が使われたアニメがほぼアニオリだったからでしょうか(アニオリはほぼ見ておりません)。

 

打ち放たれた生命ははただ 今を感じたいんだ

という歌詞が前向きでいいですよね。

しっとりした曲が多かった中、この歌は元気な印象です。

Doing all right - song by GARNET CROW | Spotify

 

映画

Over Drive

最後に映画主題歌として使われたOver Driveを紹介したいと思います。

これは第14作目天空の難破船での主題歌です。

 

この歌とっても好きなんですよね~

歌詞が、曲調が、とても綺麗で青空によく似合うんです。空高く響き渡るイメージ。

ゆったりとした始まりからだんだんテンポアップしていくのが、まさに空へと昇っていくようでお気に入りなイントロです。

 

そして爽やかな曲調が、青空を白い翼で飛んでいくキッドにこれまたよく似合うんですよね。

紙吹雪のように鳥が舞う

とか、

風の音だけが 体中を包む

といったように言葉選びも詩的なので、キザなキッドっぽいんです🕊

これを書いていたら、久しぶりに「天空の難破船」を見たくなってきてしまいました。

主題歌の、歌のすごいところはその曲を聞くと映像を鮮明に思い出してしまうところですよね。

Over Drive - song by GARNET CROW | Spotify

 

最後に

全11曲のガネクロコナンまとめをしてきましたが、特徴的な声が印象的で思わず聞き入ってしまう曲が多いですよね。

それにしても、改めてコナンは名曲ぞろいですよね...ガネクロもB'zもコナンのおかげで出会えましたもん。感謝です。

 

今度は同じくサブスク解禁済みの倉木麻衣さんやBREAKERSまとめもしたいと思います!

ではお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリミナル・マインド1-7「一家惨殺事件」感想

海外ドラマ「クリミナル・マインド」シーズン1第7話「一家惨殺事件(The Fox)」の感想です。

前回とはうってかわって、後味が悪すぎるエピソードでございました...

あの終わり方は結構心にずっしりときますね。

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 容疑者一人目・ミラー

仲睦まじい家族の様子から始まった今回のエピソード、きっとこの家族がこの後殺されてしまうのだろうな...旅行前なのに災難だな...と思ってみておりましたら、まさか4日間も生かされていたなんて。

しかも、もう一件同じような犯行があり、旅行前の一家を狙う連続殺人事件であることが判明。

 

すでに容疑者もあがっており、それは実父のエリック・ミラー

まあこの段階であがる容疑者はきっと犯人ではないのだろうな~と思っておりましたら、案の定でした。

しかし、取り調べをリードに任せるというのは前回の話に引き続きリードの成長を感じられてよかったですね。

はじめはビビっちゃうし、怒らせちゃうし、主導権も握られているしでハラハラでしたが、流石リード、きちんと本音を聞き出すことに成功。

ちゃっかり結婚指輪の存在まで確認するあたり、余計な心配だったようです。

 

その後、冒頭で登場したクロフォード一家はセラピストに通っていたり、お金を浪費していたりとあまりうまくいっていなかった家族だったと判明。

いや~仲いい感じがしていたので少し寂しくなってしまいました。人は見かけによらないですね。

 

容疑者二人目・フランク

しかし、そこで判明した請求書の送付先が異なる携帯からつながった新たな容疑者は明アスリンの兄フランク

なんとエミリーの描いた絵を持っていますし、事件のあった日の前に家を訪問していますし、怪しい雰囲気がぷんぷん。

 

絵を分析し描いたのは左利きのエミリーであること、物を投げてフランクは右利きだと判断するところがとてもスマートで良かったですね。

ただ、もし私だったらと考えると、ソフトボール経験者なので普通に左手でキャッチしちゃいそうだな...といらぬ心配をしてしまいました💦

 

しかし、フランクはうつのためクリスに嫌われていたこと、また電話が不通になったことから家を訪問したのだということが明らかに。

つまり、フランクが見た食事の風景は犯人と一緒に食事していた様子だったのです。

それに気づいたフランクは取り乱していましたが、そりゃそうなるよね...

しかもただの知人ではなく最愛の妹だったんですから、悔しくて悔しくて仕方がないと思います。

フランクが立ち直れますように。

 

第三容疑者・ハワード

電話の線は消え、改めてプロファイルに立ち返るBAU。

モーガン秩序型殺人であることに着目し、その特性を語ります。

毎度おなじみとなりつつある現場に自分がいるかのような演出、お気に入りなんですよね~犯行現場とかでも実際目の前で見ているかのような演出がなされますが、ギデオンたちにはあの光景が見えているのだろうと思うと素晴らしいの一言です。

プロファイル、このドラマを見るまでは全然知りませんでしたが、これはクセになりそうです。

 

話を戻しまして、そういった被害者の細かな情報を得るためにはやはり職場つながりだと結論づけるBAU。

そこで、クリスは国税庁職員、リースは会計検査院の秘書であることに気づきます。そう、共通する職業とは政府職員だったのです。

セラピーといえば薬、ということで処方箋を書いた医者のレイチェル・ハワードを疑いますが、まさかの女医。

プロファイル的には男なのに...と思いつつ話を聞きますが、やはりハワードではなさそうです。

 

ハワード発見に至るリードとガルシアのくだり面白かったですよねー!

ミスマッチ加減が絶妙でした。ガルシアの冗談ひとつも理解していなさそうなリードが可愛かったです。ぜひまた絡んでほしい!

 

そして犯人は...

ハワードに聞くと、クロフォード家の担当はカール・アーノルドだそうで、彼のオフィスを見てみると、壁一面に子どもの描いた絵が。

ここでほぼ確信し、居場所を探すため元嫁に電話をかけますが、あのシーンも無駄にびくびくしてしまいました。

脅かす子どもたちに私まで驚いてしまいました💦でも、その家族には何事もなくて本当に良かったです。

 

その電話で得た情報によると、カールは子どもと一緒にいる様子。そうです、なんと次なる標的の家にもういるということ。

犯行ペースがどんどん早くなるのは連続殺人犯の性なのでしょうか。恐ろしい。

ハワードの担当だという一女一男の家族・ダンケン家だとにらみ、行ってみると案の定でした。

 

地下室で赤ちゃんをあやしているカールが狂気的で怖かったです。

後程、末っ子から順に殺していくと供述していましたし、まさに殺そうとしていたところだったのでしょうか。

間に合って本当に良かったです...赤ちゃんを受け取るギデオンと、暴れる犯人を確保するモーガンがかっこよかった。信頼感を感じられて良かったです。

 

それにしても、自供の取り方が上手かったですよね~

あえて証拠写真をバラバラに貼っておくことで、完璧主義者の犯人自ら指摘させるというのはあっぱれでした。

興奮すると思わず言いたくなっちゃうであろう犯人の性格をうまく利用していますよね。でも、被害者の足だけを見て気づいちゃう犯人も怖い...

 

その後、「戦利品」である結婚指輪を見つけたホッチがBAUに見せましたが、なんとその数が予想以上に多くて驚愕しました。

3個くらいを予想していたのに、なんと8個...8家族も殺めていたなんて...つまりは32人の命を...嘘でしょ...

カールの狂気的な自供を聞いた後での結婚指輪8個だったので、もう後味が悪すぎて心が重たいです。

特に、前回がすっきり終わっただけにね...ずっしりきます。

少なくとも、これから奪われようとしていた命だけでも救えてよかったです。

 

格言

私無知なものですから、登場する格言は大抵初めて聞くものばかりなのですが、今回は知っているものがありました!!

...そうです、もちろんホームズのあの有名なセリフです。モーガンが「ホームズですね」と言う前にピーンときたので嬉しくなってしまいました。

でもやはり、訳し方はいろいろだなぁと改めて実感です。自分が英語できるようになればもっと楽しめるだろうから、勉強した方がいいかなと思い始めてはや数年...

 

キツネとはキツネのように戦え。(T・フラー)

Whith Foxes, we must play the fox. (Dr. Thomas Fuller)

 

絶対不可能でなければ信じがたいことでも真実だ。(ホームズ)

When you have eliminated the impossible, whatever remains, however impossible, must be the truth. (Sherlock Holmes)

 

最後に

いやー、狂気的な殺人でしたね。

副題に「FBI vs. 異常犯罪」とあるわけですし、それくらい予想しとけという話ではありますが💦

でも、そういった普通では考えられない思考回路を持つ犯人をプロファイルで特定していくというのがこのシリーズの醍醐味だと思いますので、今後も華麗な犯人逮捕を楽しみにしたいと思います。

 

あとは、ついに生まれたホッチの赤ちゃん!おめでとうございます👏

今後も登場してくれると思いますので楽しみですね。

 

では、お読みくださりありがとうございました!

 

 

クリミナル・マインド1-6「スナイパー」感想

海外ドラマ「クリミナル・マインド」のシーズン1第6話「スナイパー(L.D.S.K)」の感想です。

このお話、今までの中で一番好きかもしれません!

と言ってもまだ6話しか見ていないのですが。笑

ストーリー自体もハラハラして面白いし、感動するし、容疑者が二転三転するし、伏線回収が見事だし、キャラが立ってるし、もう最高でした...

 

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 犯人は下手くそなスナイパー?

被害者のお腹ばかりを狙う連続狙撃事件が発生。

犯人はあえてお腹を狙っているのか、それとも下手くそなのか。

 

ラグビーの練習をしていた親子の様子が微笑ましかっただけに、お父さんの異変に気が付いてからの息子の様子が悲痛でたまりませんでしたね。

あのお父さんだけが亡くなってしまったという事実が余計につらい。

 

狙撃犯が次々と標的を狙うのとあわせて、射撃が下手くそなリードにホッチが指導しているという演出が良かったですよね。

射撃のポイントは①的より標準器に集中する事、②引き金の操作、③射撃後的に心を戻す残心、の3つだと教えるホッチ。

リードがお腹に射撃した後、足から銃を取り出して見事頭を打ちぬくホッチがかっこよかったです。

そしてリードにホッチが教えたのは、ホッチがBAUに入ったときにギデオンが教えてくれたという「人を殺すのに銃はいらない」という言葉。

これらの一連がまさか伏線だったとは...!単純に犯行とリンクさせてるだけだと思っていたので、それこそ頭を撃ち抜かれたくらいの衝撃でしたね。

 

ちなみに、ギデオンが銃の持てないリードに言った「我々には犯人にはない武器がある。"感情移入"。犯人に人間性を与えることだ。プロファイルは最高の武器だ」というのも素敵な言葉である上に重要な伏線となっておりましたね。

プロファイルで戦うギデオンらBAU、とてもかっこいいです。銃社会であるアメリカだからこそよりそのかっこよさが際立ちます。

 

犯人はスナイパーではなく、LDSKという長距離連続殺人犯であるというホッチら。Long Distance Serial Killersの略だそうですが、初めて聞きました。

てか、スナイパーじゃないって言ってるのに日本語版の題名は「スナイパー」なのがなんだか笑えてきますよね。確かに長距離連続殺人犯よりもかっこいいけどさ。笑

 

犯人は警察官?それとも医者?

2:55~3:15の間に行われる犯行時刻と、凄腕の外科医ランドマンの手腕により取り出された弾から割り出した223口径M16系のM4という扱いの難しい銃を使用していたことから、犯人は高い射撃技術を持つ警察官または軍人であると断定。

 

では何のためにお腹を撃つのか?

それが分からないため、まずは犯人の意図をつかむため第一の犯行を再現してみることに。

そして分かったのは、念入りな場所選びに逃走経路の確保をしていたことから、即死できず苦しむ被害者を見るためにお腹を撃つサディストではないこと。

 

よりお腹を撃つ理由が分からなくなった時、見つけたのはBAUと地元警察しか知りえない情報を報道する記者の姿。

地元警察の中にリークした者がいることが明らかとなり、その人物が犯人ではないかと思われます。

「こちら魔術師」ガルシアによりその人物は今まさに犯行を再現している公園にいるマッカーティだと判明。

今回もガルシアに見せ場があって嬉しい限りです。ガルシアと言えば、モーガンに電話をかけた時のくだりが最高に面白かったですね。

 

話を戻しまして、マッカーティは、何と犯人役をやっているのだとか。

この時、犯人のスコープがBAUのメンバーを狙っているんですよね。この演出が本当に憎い。マッカーティが犯人だとまんまと騙されました。

 

SWATによりマッカーティを捕獲したものの、マッカーティは犯人にいいように使われていただけだと分かります。

見事に頭を撃ち抜かれたマッカーティはかわいそうでしたが、これで犯人は本当に凄腕の射撃技術の持ち主なのだと改めて分からされました。

 

その後ギデオンらは、ヒーロー願望型だからこそお腹を狙うのだと気づきます。

ヒーロー願望型で有名なのは看護師のアンジェロらしく、自分の手で命を救うため患者を毒物で呼吸困難に陥れたのだとか。

今回の犯人もそのタイプで、射撃により傷つけ、その後自分の手で救うことが目的なのではという考えに。

ここで私もピンときました!これは絶対に凄腕の外科医ランドマンしかいない!

そしたらギデオンもランドマンだと言ったので、やったー!と喜んだのですよ。

そしたらまさかのアリバイありでランドマンはシロでした~😂

 

真犯人発見、そして立て籠もりを解決

そもそも、医者は尊敬される仕事だし、3人も同時に救えないという事実に気づくホッチ。そして、犯行時間はシフト交代を狙ったのではなく、たまたま犯人も第2シフトで動いていたのだとリードも気づきます。その犯人とはER

第2シフトで被害者が以前運ばれたアーリントン病院にも勤務していて、ヒーロー願望型の性格に当てはまる人物とはフィリップ・ダウトだとすぐに判明。

焦る看護師とリードをなだめつつ、ダウトを探そうとしたところに、警察が自分を探していることを悟ったダウトが登場。

ホッチとリードが捕まってしまいます。

 

リードにも銃を出せとダウトが指示するも、リードは試験で落ちたため銃を所持していません。

ここでつながるのか!と一人興奮しました。

そしてホッチもリードが銃を持っていないことを上手く利用し、そのプロファイルでうまくダウトを乗せます。

「話せよ、天才君。だが覚悟しろ。間違えれば殺される」と言うことで犯人にリードを嫌っていると思わせつつ、リードではなく自分に喋らせるよう仕向けて守るところがものすごくかっこよかったです。

あの一瞬でその作戦でいこうと考えたホッチ、やっぱりリーダーなだけあって素晴らしい手腕でした。

いつかのエピソードで個性がないとか活躍してないとか言ったことがあった記憶がありますが、これは撤回するべきですね。ホッチ、素晴らしくかっこいいです!

 

その後自分もFBIに不満を持っているからとダウトに協力するよう見せかけ、親近感を沸かせることに成功。

最後に頼みがあると言い、できない部下・リードを蹴り飛ばす許可をもらうホッチ。

私、これは何を狙っての行動なのか全然分からなかったんです。そんなことをしなくてもダウトの心は掴んでいるし、どうしてリードを痛めつける必要が...?と疑問に思っていました。

しかし殴り終えたホッチの足元を見た犯人が、銃の所持を疑ったその瞬間、リードがホッチの影からダウトの額を見事撃ち抜きます

なんという華麗な連携プレイ!!!

ホッチがリードの射撃を信じていたからこそ、リードなら作戦の意図を掴んでくれると信じていたからこそ、そしてそれに見事リードが応えてみせたからこその成功。

いえ、もっと言うと、ホッチなら何とかすると信じSWATの突入を遅らせたギデオンがいたからこその成功。

本当に素晴らしかったですね~

ギデオンの言葉が伏線になるだけでなく、リードの銃不所持、そしてホッチが足元に銃を持っていることまでもが伏線になるとは思いもよらなかったので、すべてがきれいに回収されてスカッとしましたね。

 

そしてまたもやギデオンの名言

作戦を伝えたくて蹴り続けたのだと謝るホッチに、人質を移動させたときに気づいたと答えるリード。

しかも、12歳で高校に入ったためイジメには慣れてるから平気だと言うリードが良かったですね。

彼も天才ゆえにいろいろな苦労を負ってきた人生なのだろうと思うと、このチームでその能力を存分に生かしつつ、素の自分で純粋に楽しめるようになったらいいなと思います。

 

丸腰のリードに助けを呼べと渡したホイッスルをモーガンに返すリードも良かったですよね。

試験に落ちたことをからかうモーガンも好きですし、その後何も言わず返すリードも好きです。モーガンのよくやったじゃん、というちょっと意外そうで、でも嬉しそうなあの表情が好きです。

うーん、やっぱりBAUはいいチームです。

 

最後、ギデオンに言葉の意味が分かったと伝え、人を殺したのに何も感じないと言うリード。

そんなリードにギデオンがかけた言葉が素敵で、さっきまでは興奮と妙な爽快感であふれていたのに、感動までしてしまいました。感情が忙しい。

何も感じていないわけではなく、気づいていないだけだと言うギデオンは、気づいたときに3つだけ思い出せと伝えます。

「お前は任務を遂行した。そして多くの命を救った。私の誇りだ」

嬉しそうなリードの表情が、たまらんのですわ...

本当に、良いエピソードでした。

 

格言

では今回の格言を。好きな言葉だったので今回はギデオンの言葉も一緒に載せちゃいます。

人を殺すのに銃はいらない。(ギデオン)

You don't have to carry a gun to kill someone. (Gideon)

 

我々には犯人にはない武器がある。"感情移入"。犯人に人間性を与えることだ。銃は関係ない。プロファイルは最高の武器だ。(ギデオン)

Well, the only truly effective weapon we have is our avility to do the one thing they can't. empathize. They dehumanize their victims. We humanize the killers. I don't care you carry a gun or not. Deadlist weapon we have is a thorough and accurate profile. (Gideon)

 

不合理とは存在への反証ではなく、状況への反証である。(ニーチェ

The irrationality of a thing is not an argument against it's existence, pather, a condition of it. (Nietzsche)

 

非凡を願うことは平凡である。(シェイクスピア)

Nothing is so common as the wish to be remarkable. (Shakespeare)

 

最後に

いやー、どんどん面白くなりますねクリミナル・マインド。

これはこの先が楽しみです。

でも、少なくともこのエピソードはお気に入りエピソードリストへの追加まったなしですね。

リードの射撃練習シーンと、ホッチの見事な犯人の操りシーンをもう一度見たいと思います。

 

では、お読みくださりありがとうございました!

「メンタリスト」感想まとめ

海外ドラマ「メンタリスト」の感想をシーズン一覧としてまとめておきたいと思います。

各リンクにとぶと、そのシーズンの感想が一覧になっています。

感想はすべてネタバレありですので、閲覧にはご注意ください。

 

感想はシーズン5~7のみあります。(2021.4時点)

 

メンタリストシーズン5感想一覧 - たーこいずの宝箱

 

メンタリストシーズン6感想一覧 - たーこいずの宝箱

 

メンタリストファイナルシーズン感想一覧 - たーこいずの宝箱

名探偵コナン(サンデー28号)FILE1075「風の確保」感想

2021/6/9発売のサンデー28号に掲載されている名探偵コナンFILE1075「風の確保」の感想です。シリーズ第3話にして解決編。

前話で犯人の発言の真意を悟ったコナンは、千速とどう追跡を続けるのか?

博士は無事なのか?

表紙ではコナンと千速のツーショット!これは確実に先生のお気に入りキャラですね☺️

 

 

では、以下ネタバレあり感想です。



前話の感想はこちら↓

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犯人の逃走トリック

熱いお茶のペットボトル20本と紺色の傘をコンビニで購入していた犯人たち。

コナンは30度くらい上がると色が変わるサーモペイントを車体に施していたのだと気づきます。

つまり、大量のお湯を車のボディー全体にかけ、車体の色を変えることで検問を突破したのです。

 

紺色の傘で色を変えるところを隠していたのだから、紺色に変えたのだと指摘。

そして今は、車体が冷えてきているため白と紺のまだらになっているはずだと推察します。

 

あのー、ちょっとこれ無理がありません?笑

傘1本で色が変わる瞬間を隠せられるとは思えませんし、検問突破後にはまだら模様になってしまうんですよね?

まだら模様の車なんて追跡しやすくてしょうがない気が。

そもそも最初からお湯と傘くらい用意しておけばいいのに...コンビニになかったらどうしていたんだろう。

偽社長を誘拐してしまいますし、そもそも金庫破りの方法が分からないのに金庫だけ盗んできちゃうし、結構ズボラというか、詰めが甘い犯人でしたね。

ま、でもだからこそコナンたちは追跡しやすかったのでよかったです。

 

そこまで分かれば後は警察に任せろ、と一旦話が落ち着きかけるのですが、その時コナンに蘭からのメールが。

なんと、本物の社長がレストランの裏口からパトカーに乗せられる写真がネットで拡散されているというのです。

 

もし犯人がこのことに気がついたら、偽物の社長=博士を殺し、そのまま遺体を車中に放置して逃げかねません。

一刻の猶予もなくなった今、千速はコナンにもう一度ヘルメットを被せ、後ろに乗せて追跡を続行することに決めるのでした。

 

重悟から明かされる千速の秘密

一方、なぜコナンと千速が一緒にいると危険なのかが気になる蘭たち。

重悟によると、なんと、千速はコナンのことを知っているというのです。

 

東都タワー爆破事件を解決した少年としてTVのインタビューに答えていたコナンを見て、千速はコナンを知ったのだとか。

そしてその事件では、7年前に千速の弟・研ニが、その3年後に弟の親友・松田が爆弾犯によって命を落としていたのです。

 

コナンが解決したと知った千速はいつも

あの少年に会って弟の無念を晴らしてくた恩返しができるなら...この命を懸ける価値は十分にある

と言っていたそう。

 

やっぱり、揺れる警視庁でしたねー!

そして伏線めいているのが、蘭たちはこの事実を知っているけどコナンは知らないということですよね。

RUMの正体といい最近コナンは知らないことが多いので、これが今後どう影響してくるのか楽しみです。でも怖い。けど楽しみ。

 

しかも「命を懸ける価値がある」は、来年の映画の伏線だったり...?

だとしたらあのバイクテクニックを劇場で拝めることになるので、とても嬉しいです。

ただ気になるのは、アニメ化される前に映画初登場になってしまう点ですかね。

でも、やっぱり千速はぜひスクリーンで見たい!!

 

あと、今更ながら黒ずくめの組織にコナンが目をつけられやしないか心配です。

コナン=新一には辿り着かないにしろ、頭の切れる妙なガキがいつも邪魔してくるという認識にそろそろ至ってもおかしくないですよね。

例の板倉のファイルでも、コインロッカーに隠れられるのは子どもくらいのものですし。

 

今回のように連続爆破事件を解決した少年としてTVニュースに報じられてしまっていますし、キッドキラーとしても有名ですからねえ彼。

特に小五郎に目をつけているジンなら、いつも小五郎と一緒にいるコナンの存在にそろそろ気づくのでは?怖...

 

クロバットな追跡法

では話を本誌に戻しまして、コナンを連れて追跡をする千速は、弟と松田のことを回想

松田がスマホを分解してしまったためと友達とのライブに行けず、困っていた千速を萩原が助ける、というものでした。

怒った千速にボコられてる松田が可愛かったです。笑

 

警察学校編のQ&Aだったかと思いますが、かつて先生が言っていた松田の分解癖がここで登場しましたね。

私はてっきりもっと幼いころにいろんなものを分解していたのかと思っていましたが、割と大人だった...

千速が遊びに行っちゃうのが寂しかったのでしょうか?笑

そんな松田を助けるためにも、萩原は大声を出して千速の友人を探してあげたのかな...素敵な友情です。

 

あきらめる必要は全然ねぇってな!

と言う萩原を思い出しながら追跡を続けるとT字路に差し掛かります。

コナンに道を選ばせようとしますが、コナンはストッピーを要求。

前タイヤのみでバランスをとり、バイクのリアボックスに乗ったコナンが左右を確認。左に紺と白のまだらを発見し、左へと進みます。

それにしても、それを要求するコナンもすごいですし、平然とやってのける千速もすごいです。そもそもそんな技があることすら知りませんでした。

 

スピードが速くコナンの身体が浮きかけたため、腰に回したコナンの両手に手錠をかけて固定

さらに加速し爆走します。

 

犯人が偽物を誘拐してしまったことに気づいたその時、コナンらは追い付きます。

まず威嚇の一発を撃ったのち、サンルーフを開け大哉が拳銃を構え「死ねや!!」と言いますが、千速は

お前がな!!!

とカッコいいセリフを放ち、バイクを回転させて前タイヤで顔面に激突

そのまま大哉はのびてしまい、妻の禄江も観念。

無事逮捕することができたのでした。

 

ストッピーといい、爆走といい、確保の仕方といい、セリフといい、すべてがカッコよすぎる千速。最高です。

しかも、千速がすごいだけではなく、頭脳でコナンが活躍しているというところが最高ですよね。

いいコンビネーションです。

これは今後が楽しみだ...!

 

新CP爆誕

前回の呼び捨てでその関係が気になっていた重悟と千速

その関係性が(少しだけ)明らかになりました!

 

部下の忘れたヘルメットを背中にぶら下げていたのだと嘘をつこうとする重悟に、恩を売ってどうするつもりだと聞く千速。そして、

もしかしてこの前断った食事に私と行きたいのか?だったら考えてやっても構わんぞ!

との発言!!!

なんと!!重悟は!!デートに誘っていた!!!

 

それに対する重悟の回答も

何で上から目線なんだよ!?俺の方が4歳も年上だぞ!!

と顔を赤らめております。いや可愛すぎるでしょ!!!

しかも、照れている重悟に千速はにっこにこの笑顔で

オウ!愛してるぜ重悟♡

ですってよ!最高じゃんこの二人。

この軽口がまさに萩原の姉という感じですよね。やはり血は繋がっている。

 

それにしても、やはり青山先生の「殺人ラブコメ」具合が最高です。

やっぱり原作最高!!このミステリーとラブコメのバランス感覚。流石すぎます。

偉大なる青山先生に感謝です。

この二人も、出会いとか好きになったきっかけとか深堀りされたらいいですね。

 

最後に

いやー、今回も面白かったです!

青山先生が温めに温めた萩原の姉が満を持しての登場で、しかもラブコメまで引っ提げての登場でしたし。

今後が楽しみです!

 

しかし、最後の最後で被害者の博士が1コマも登場しなかったのが残念です...

命に別状はないとのことでしたが、だとしても少しくらい描いてほしかった~寂しい。

次のエピソードはどんな感じになるか分かりませんが、ちらっとでも博士の入院話に触れてくれたらいいですね。

 

では、お読みくださりありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

クリミナル・マインド1-5「双子令嬢の誘拐」感想

海外ドラマ「クリミナル・マインド」シーズン1第5話「双子令嬢の誘拐(Broken MIirror)」の感想です。

パーティーを楽しんだ帰り道、不審な車を発見したカップルは...

被害者の双子の妹を電話口に要求する犯人とBAUとの攻防が見どころです!

それにしても、双子ちゃんが可愛すぎた。

 

では、以下ネタバレあり感想です。

 

 

事件の始まり

道路の真ん中で駐車している車なんて、銃社会じゃない日本でもなんだか怖いですよね...

酔っている雰囲気によそ見運転で事故るフラグだな~と思っていましたが、まさか誘拐事件になるとは。

しかも彼氏は顔面を撃たれたようで、隣にいたパトリシアのショックは相当だったと思います。

 

その後「お前」が主語の異様な脅迫文が届いたり、パトリシアの父・ダヴェンポートはNYの法務次官であり、暗殺予告を受けていることが分かったり、パトリシアには双子の妹・シェリがいたりと、犯行の不思議なにおいが漂ってきますが...

 

鋭いBAU

指示を出す電話には父ではなく妹のシェリルを要求し、むしろその会話を楽しんでいる様子の犯人。

しかも身代金の要求では連番の新札にしないことを要求しなかったり、そもそも警察の介入を許容していたりと不思議な点も多々。

そこに疑問を感じたモーガンは、犯人はお金が目的なのではなくシェリルを誘拐することが真の目的なのだと寸でのところで気づき、何とかシェリルを保護します。

 

リードは、クレランボー症候群という相手の仕草や目線が自分への愛情表現だと信じる恋愛妄想に犯人は侵されていると指摘。

その後BAUは犯人の人物像を自尊心が高く現在の地位も苦労して手に入れたナルシストだと特定し、ある方法で犯人を罠にかけます。

 

その方法とは、なんと犯人からの電話に出ないというじらし作戦。

案の定怒った犯人はたくさんの有益な情報を流してくれたわけですが、もうハラハラして仕方ありませんでした。

被害者家族も怒りちらし、泣いていましたが、いやそりゃそうなるよな...と思いました。あの状況は家族に見られないようにしてやった方がよかったのでは...

しかし、その手腕は本当に見事で、電話を全然取らない、とってもすぐに切る、間違い電話だと嘘をつく、などすることで犯人を見事自分たちのペースに巻き込みました。

 

じらし作戦にまんまとハマり激怒した犯人はBAUの悪口をわめきちらします。

その内容を簡単にまとめると...

ギデオン:本と同じくらい傲慢のエセ学者

ホッチナー:FBI長官になるためならギデオンを売る野心家、奥さんよりも仕事優先

リード:自閉的傾向あり、カード賭博すればいい

エル:「可愛い」のでBAUに入る器ではない

モーガン:有能ぶっているがただの筋肉の塊

いやー、笑っちゃいけないですけど面白いですね😂

言いえて妙というか、うまく各メンバーの特徴をとらえております。

それにしても、BAUにこんなに詳しいことを言ってしまうなんて、犯人もおバカですよね~

自分が警察関係者だと言いふらしているようなものなのに。

 

少し脱線しますが、その電話でわざわざホッチが奥さんよりも仕事を優先していると言ったことが気になりました。

野心家だという話だけでも十分なのに、と思うと今後の伏線なのかなと...

入院中の奥さんと電話する様子も描写されていましたし、近々ホッチとその奥さんのエピソードがくるのでしょうか?

しかもあまりよくない展開になりそうな感じですよね...そうならないといいな。

 

では話を戻しまして、案の定、BAUはニューヘイブン支局でこの家族や捜査状況を把握している人物が犯人だと特定。

盗聴の可能性を考え、シェリルを別の安全な場所へ避難させることにします。

 

犯人は...

しかし、その避難先でシェリルに忍び寄る影が。

その人物はシャイアー捜査官。NY支局の出向者で旧友の息子なのだとか。

シェリルとシャイアーが対面する一方でダヴェンポート宅にいたギデオンらもシャイアーが犯人だと気づき、モーガンに連絡を取ろうとしますが、なんとモーガンはスタンガンにより気絶していました。

 

危機一髪、と思われた矢先、ナイフを構える後ろから登場したのはエル!!

投降すると見せかけてエルに襲いかかろうとしたところを捕らえ、男性の急所をぐりぐりしながら銃を構えてパトリシアの居所を吐かせます。

 

無事パトリシアも見つかり解決しましたが、リードはどうやってパトリシアの居所を聞き出したのかが気になる様子。

しかしギデオンははぐらかしていましたので、エルの手法を知ってそうですね。

確かにあれは男性に、しかもリードには言いづらいかも。笑

 

モーガンもエルを甘く見た犯人にしてやったな、とエルを褒めます。

褒められたエルも嬉しそう。

いい人間関係が築けているようでなんだかほっこり☺️

それにしても、スタンガンで気絶させられたのにそのまま残業とは、大変なお仕事だ💦

 

格言

では今回登場した格言を。珍しく同一人物の格言でしたね。

 

1人の善人が傷つくなら善人は皆ともに苦しむ。(エウリピデス)ギデオン

When a good man is hurt, all who would be called good must suffer with him. (Euripides)

 

愛情が過ぎると人は名誉も価値も失う。(エウリピデス)ギデオン

When love is in excess, it brings a man no honor nor worthiness. (Euripides)

 

最後に

今回も手に汗握る展開の連続で終始落ち着けませんでしたね〜

電話の攻防でのみんなの表情がとっても真剣でハラハラしっぱなしでした。ギデオンのしてやったり顔が最高でした。

 

序盤から身内の犯行ではないかなと疑っておりましたが、身内というよりは組織内部の犯行でしたね。

彼氏が亡くなってしまったのは残念でしたが、パトリシアが無事で良かったです😢

 

そして気になるリードとJJのデートは、そんなに触れられずに流されてしまいました...

モーガンはデートしたという事実を知っているだけはわかったのですが。今後に期待ですかね!

リードが企業秘密と答えていたのが可愛かったです☺️

そんなリードが速読を何事もないように披露していたのがカッコよかったですね!

 

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ではお読みくださり、ありがとうございました!

 

名探偵コナン(サンデー27号)FILE1074「風の追跡」感想

2021/6/2発売のサンデー27号に掲載されている名探偵コナンFILE1074「風の追跡」の感想です。シリーズ第2話。

風の女神に助けられたコナンは、どう犯人を追跡するのか?

そして博士は無事なのか?

お久しぶりなあの人も登場です。

 

では、以下ネタバレあり感想です。



 

前話についての感想はこちら↓

turquoise2134.hatenablog.com

 

気になること2つ

コナンから事情を聞いた萩原の姉ちゃんこと千速は

君がそう言うのなら...そういう事なんだろう...

とコナンの言葉を信じ、犯人を追跡する術を持つコナンを白バイの後ろに乗せて追跡することをあっさりと決意。

この言葉、やっぱり千速はコナンのことを知っていたっぽいですよね?

その後の追跡でもコナンに全幅の信頼を置いているようですし、やはり揺れる警視庁の件でコナンを知っていたということでしょうか。

それにしても、呼び寄せた隊員のヘルメットを貰い、手で押して帰らせるだなんて、千速もなかなか気の強い性格をしております。笑

こういう強い女の子キャラ大好物。それになんだか男の子の、萩原の姉という感じがしていいですね。

 

探偵バッジで博士がコナンに伝えた犯人の気になる2つの発言とは、

①死んでも5時間以内なら大丈夫

このことから、犯人は虹彩認証システムのことを言っており、やはり目的は金庫破りなのだと推理。

死んでいても5時間以内なら眼球の虹彩を読み取れるなんて知らなかったです。今後のスパイ映画とかにも出てきそうな情報ですね。笑

 

②いざとなったらかえればOK

はじめ、コナンは車を乗り換えるつもりなのかと予想しましたが、その後偽装されたナンバープレートが道端に捨てられていたことから、ナンバープレートのことを言っていたのだと推理。

しかし、その後検問を突破したトリックのことを言っていたのだとコナンは気づきます。

ちなみに、捨てられていた偽装ナンバーは「川崎320 し 56-48」。"殺し屋"って、犯人も愉快ですね😂

 

お久しぶりの横溝・弟登場

一方、レストランの駐車場では小五郎・蘭と園子が合流。

小五郎は首筋にスタンガンと思われる火傷の跡がある二人組を発見し、犯人は駐車場で適当な客を待ち伏せし名前を奪って入店したのだと推理。

社長はSNSで食事することを自慢していたのだとか...本当に自衛意識が皆無です💦

 

そこに現れたのは横溝重悟!いやぁ本当に久しぶりです。もはや生存確認ですよ。

私調べによると81巻収録の「蘭も倒れたバスルーム」以来です。懐かしい。

この調子で兄も近々登場してくれたらいいですね。

 

では話を戻しまして、重悟は強盗殺人で指名手配中の知苑大哉(ちえん・だいや)と禄江(ろくえ)の夫婦が犯人だと言います。

そして小五郎らを「死神一家」と呼びます。言い得て妙。笑

しかし眼鏡のボウズがいないことに気づき、蘭が「ちはや」という女神様みたいな綺麗な人と追跡中だと言うと、

まさか千速が...あのボウズと一緒にいるっていうのかよ!?

と驚きます。

 

いや、私も驚きましたよ!!え、重悟は千速を呼び捨てする仲なのですか!?

最初に思ったのはもしかして彼女...!?ということでしたが、もしかしたら警察学校時代の同期とか、昔同じチームだったとかかもしれないですね。

ちょっと警察関係者の年齢を把握できていないので何とも言えないのですが、どうなんでしょう。

もし彼女だったりしたら、とても萌えますね...夫婦以外で最初から結ばれた段階で登場するのは珍しいのでは?羽由美は一応別れていましたしね。

 

呼び方に加え、コナンと千速が一緒に追跡していることに驚いていたことも少し気になりました。

単純にボウズを連れていくなよな、という呆れとはとりにくかったような。

考えられるのは、白バイの二人乗りをしている隊員がいるという情報を小耳にはさんでいて、それが千速だったのかよという驚き。

もしくは、千速の暴走ぶりを知っているからこそ、ボウズを後ろに乗せているのかよ、という驚きというか心配。

さらに深読みするならば、有能な千速と頭の切れるボウズの相性の良さを勘づいていたからこそ出会ったことに驚いた、もしくはボウズのことを千速が知っていることを知っていたので出会ったことに驚いた。

と、こんな感じでしょうか?どれか当てはまっていたりするといいな。

 

音による追跡

探偵バッジを取り上げられた博士をこのまま追跡することは難しいかと思われましたが、博士の眼鏡のツルは外すと盗聴器になるため、音を頼りに追跡を続行することに。

いや、まだだ!まだ手は残ってる!!あきらめる必要は全然ないよ!!

と力強く言うコナンに子どもの頃の萩原をダブらせる千速。これは、やっぱり揺れる警視庁でコナンの存在を認識したみたいですね。

 

まず聞こえた音は消防車の鐘の音

消防車は2か所に出動していましたが、鐘の音だけでサイレンの音はしないこと、またカンカン、カンカン、と2回ずつ鳴らしていたことから鎮火報だとコナンは気づき、鎮火した湘東ビルから最寄りの消防署に戻っていると推測。

今ちょうど走っていた浜街道の先に犯人がいるとにらみ、追跡を続けます。

 

次に聞こえてきたのは、パッポー、パッポーという歩行者信号機のカッコーの鳴き声。ウインカーの音もしていることから、どこかで信号待ちをしていると推測。

浜街道で異種鳴き交わし方式の信号機があるのは3丁目の交差点のみ。

 

信号機の音がピヨピヨというヒヨコの鳴き声にかわり、その音がずっとしていることから犯人は右折しようとしていると推測。

つまり、犯人は検問を張っている館須賀3号線を北上しようとしていると断定。

 

そして検問までたどり着きますが、同じ車種の色違いは何台か通過したものの、犯人の乗っている白のカムリは引っ掛かっておらず。

そこでコナンは、コンビニのドアが開く時に鳴るピロロンピロロンという音がしばらく聞こえていたことから、誘拐犯はコンビニの近くにしばらく駐車していたはずだと指摘。

 

コンビニと言えば、と検問していた警察は熱いお茶のペットボトルを20本と紺色の傘を買っていく客がいたとの情報を得たことを話します。

コナンはその言葉で、

そうか隠しながら変えたんだ!そのままだと目立つから!!

と検問を突破した犯人のトリックを見抜きます。

 

検問突破のトリックとは

上記の通り、熱いお茶のペットボトル20本と紺色の傘で検問を突破したようですが、このトリックこそ犯人の言っていた「いざとなったらかえればOK」というセリフ。

「かえれば」が平仮名になっているのが気になりますよね。

「変える」ではなく「帰る」??

だとしても何も思いつきません...家に帰ってどうするんだ。

 

同じ車種の色違いは通ったとのことなので、きっと同じ車のまま色を変えたのだとおもうのですが、その方法ですよね。

最初は熱いお茶ということで、湯気で窓ガラスを曇らせるのかなと思ったのですが、それでは中が見にくくなるだけで無意味ですし。

傘の骨で塗装を削るのかなとか、お湯で塗装を溶かす(?)のかなとか思いましたが、それでは時間がかかり過ぎますし不自然ですよね。

うーん、全然思いつきません。

一週間のんびり考えながら、解決編を待ちたいと思います。

 

最後に

博士がなかなかにピンチなので、早いところ見つけて介抱してあげてほしいですよね...気絶までさせられて、心配です。

 

あとはここまでRUMについての情報が多く出されてきたので、千速が出た今回もRUMについての新しい動きがあるのかどうか。

恐らくRUMの話につながるというよりは、過去の話、つまり揺れる警視庁の話や安室さんとの話につながるのでは、と思っています。

あ、でも安室さんに話がつながるのならば、そのままRUMともつながりそうですね。

 

続きが楽しみです!

では、お読みくださりありがとうございました!